自分の作業環境って「自分だけ」のものだからおしゃれにしたい欲求高くなるよね。
筆者は海外デスクの画像をよく見て妄想したりするんだけど、目を引かれるのが「壁面」。
もちろんデスクのオシャレさがあるのが前提なんだけど、筆者が「好きだな」と感じる写真の皆さんは壁面を何かしら弄ってらっしゃる。
特に壁面にあるどデカい棚(ウォールシェルフ)が「お洒落だな〜、取り入れたいな〜」って思いつつ賃貸だから取り付け難しいなと挫折してました。
穴を開けるにはいかないので、「押しピンで止めるようなタイプ」で何かないかなと探してみたら良いの見つけたぜ。
DIYアイテムを多く取り扱っているLABRICO(平安伸銅工業)のシェルフフレーム。
ワンバイ材(1×6材)や150幅材がピッタリ入るような設計で、好きな板材・サイズを使って組み立てられるフレームだ。
同社が取り扱っている板材もAmazon内で購入できるが、「好きなサイズ」で作りたいならホームセンター等で板を買った方が良い。1×6材は大体600円くらいで買えるお手軽さ。
ホームセンターが近くになかったり、車が無い方も通販で入手可能だし、既製品として下記のような商品の取り扱いもある。
平安伸銅工業といえば、TENTとのコラボで誕生した、「DRAW A LINE」も有名だよね。
組み立てが苦手だったりDIY自体に抵抗感があるなら下記のような出来上がり品を数個交差させるように並べて設置するのもいいかも。
▼実際に買おうと思ってたウォールシェルフ
LABRICO シェルフフレームの外観レビュー
今回筆者は「ショートフレーム×2個」を購入。
Amazon販売サイトでは、「1つずつ」の販売をしているので、1個買っても棚の取り付けは無理だ。
購入時は注意する必要がある。
アイアンはブラックにしっかりと塗装されており、安っぽさは感じない。
カラーは「ブラック」「ホワイト」の2種類が用意されているので、インテリアに合わせたコーディネートができそうだ。
- パッケージ内容
- ・フレーム本体×1
- ・取り付け用ネジ×7
- ・石膏ボード用ピン×11(内予備2本)
- ・ピンキャップ×3
- ・ピンキャップカバー×3
- ・棚受け×4
賃貸でもピンを挿して大丈夫?
石膏ボード用ピンは約3cm。結構長いので、取り付け時に曲がらないようにする必要がありそうだ。
ネジ止めは流石に賃貸ではNGだが、ピンの傷は法律上請求されることはないので安心して使用できる。
国交省の定めたガイドライン
賃貸契約におけるトラブルを防ぐため、国交省が定めた「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」なるものが存在します。
「通常使用における消耗や摩耗・汚れ・傷」については入居者の責任ではない。とされ、壁面においても画びょうやピンでのポスター止めなどでできた傷は「通常使用」と位置づけられ、原状回復義務の範囲外とされています。
ポスターなどの遮蔽物で発生した日焼けや、電化製品による黒シミなど、大家さんが負担してクロスの張替えを行いましょうということ。
とは言っても1998年に施行されたガイドラインですが、トラブルは相変わらずみたいです。
トラブルを未然に防ぐ意味でも入居時の確認や、入居済の方は不動産や大家、賃貸契約書などに記載がないか確認をしてみるといいでしょう。
ピンの傷であっても大きめな傷になることもある為、使用後の傷跡が気になる場合は石膏ボード用のパテで傷を修復するのもひとつの手だ。
簡単に修復できるし、安い。
ショートフレームの場合は3箇所をピン、もしくはネジで止めることで固定する。
1個あたりのフレームで約3kgの耐荷重性能。板を含めるとあまり重たいものは乗せられないだろう。
LABRICO シェルフフレーム一覧比較
LABRICOのシェルフフレームシリーズには結構豊富なサイズや形状があったので、以下にまとめておこう。
各フレームは、「1×6材」(150mm幅)、「1×4材」(100mm幅)の品揃えがあります。
フレーム形状 | ||||||
品名 | ショートシェルフ | シェルフ | ショートL型シェルフ | L型シェルフ | スクエア | トライアングルフレーム |
適正段数 | 2段 | 2〜3段 | 2段 | 2〜3段 | 1段 | 1段 |
耐荷重(1個当たり) | 3.0kg | 4.5kg | 3.0kg | 4.5kg | 2.5kg | 3.0kg |
ピン留め箇所 | 3箇所 | 4箇所 | 3箇所 | 4箇所 | 2箇所 | 3箇所 |
商品リンク | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
セット販売では無いため、タイプ違いを何種類か組み合わせて使用することも可能だ。
長い板材と短い板材の組み合わせや、通常シェルフフレームとショートシェルフフレームのように長短のアクセントを付けて組み立てるとかなりお洒落。
上手くディスプレイして、お洒落なインテリアを目指したいところ・・・
(それが難しい…笑)
画像引用:Amazon .co.jpより
LABRICO シェルフフレームを組み立ててみる
それでは実際に組み立ててみよう。
石膏ボード用ピンを挿していくだけなので、作業自体は簡単だ。
ピンキャップにピンを3本ずつ押し込んでいく。
手でやるのはまず無理なので、コインを使って押し込むとやりやすい。
ピンを3本挿し込んだら、ピンキャップカバーを装着させよう。
アイアンのブラックと同色なので目立ちにくくなる。
とりあえずこの作業を繰り返し行うわけだが、フレームの高さや水平を確認しながら作業することをおすすめしたい。
できれば取り付け前に養生テープ等でフレームを壁に固定して作業しよう。
(筆者は面倒くさがりなのでそのままやっちゃいました。笑)
急拵えで、100均の水平器を買ってきました…
本来はもっとちゃんとしたやつがあった方が絶対に良い…らしい。
高さと水平かを確認しながら取り付けて大体15分くらいで取り付けはできたかな。
ピンの取り付けには力が必要なので女性は少し大変な作業かも。
高い位置に取り付ける場合は十分に注意して作業するように。
シェルフフレームに組み合わせる棚板を準備
棚板はコーナンで「1×6材」を購入。1本600円程度だったはず。
120cm長に1カットしてもらったので追加料金30円。
ワンバイ材少し値段上がってる気がするな・・・
コーナンの1×6材のサイズは、「約19×140×1830mm」。
※SPF材
布で拭いてヤスリ掛け。
240番と400番でザーっと。大雑把でも大丈夫だと思ってます。
着色は「ワトコオイル」のミディアムウォルナット。手袋は忘れずに。
デスクの色と合わせてます。
重ね塗りする人が多いけど「ナチュラル寄り」が良いので1回だけ。
刷毛でやった時にめちゃくちゃ塗りづらかったのでタオルで塗りました。
ムラになりにくくて、塗りすぎることもないからスムーズに塗れたのでおすすめかもしれん。
1回塗ったものとの比較をしているが、塗った方が「木」らしさがあって良いと個人的には感じている。
1回塗った程度であれば、数時間すれば乾いているので後は設置したフレームにはめ込んでいくだけだ。
板材同士の間は約10cmか、約16cmの間隔を確保できる。
棚板の横ずれ防止用金具も付属品でついてくる。
ズレとか気になる方は付けたほうがいいだろうけど、筆者は付けない。
棚板を移動させたり、変えたりしたいのでね。
実際に、付けなくても安定してるので、問題ないとは感じる。
こんな感じにコーディネートしてみたんだがどうだろうか。
キーボードなんかを飾ってもいいかもしれないな。
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まとめ:アイアンと入手しやすいワンバイ材でお手軽DIYシェルフにLABRICOはオススメ!
良かった点
・単品売りなので、好きなものと組み合わせが可能
・石膏ボード用ピンで賃貸物件でも使用可能
・コスパが良い
・アイアンがお洒落
気になった点
・石膏ボードにピン留めするのが少し硬く、ピンが曲がることも。
デザイン | [star-list number=4.5] 4.5 |
機能性 | [star-list number=4] 4.0 |
コスパ | [star-list number=4.5] 4.5 |
バリエーション | [star-list number=5] 5.0 |
総合 | [star-list number=4.5] 4.5 |
ピンを挿すのが少し大変な所だが、それ以外は一切難しいところはなかった。
非常に簡単と言えるDIYアイテムと言えるだろう。
自分で棚板を用意したので、好きなサイズで作成することができるDIYは楽しい。これはハマりそうだ。
見た目のアイアンも木との相性が良く、インテリアとしての完成度が高まる。
トータルのコストバランスも素晴らしく、「ちょうど良い」具合だ。
ウォールシェルフを検討されている方、自分の好きな板材で好きなカラーでDIYしてみたらいかがだろうか。
LABRICO、これ普通におすすめだと思うよ。
今回は以上だ。それではまた!
▼平安伸銅工業といえばコレ!!