デスクライトといえば、ガジェット好きな人ならモニターライトを思う浮かべるでしょう。
デスクにクランプしたり直接置いたりするスタンドタイプのライトもかっこいいけど、モニターに「引っ掛けて」使うモニターライトは均等に手元を明るくしてくれてライトを置くスペースも必要がない。
筆者も使ってますが、デスク環境におすすめしたいアイテムの一つ。
筆者は現在、モニターライトの中でも一番高価と言ってもよいBenQの「ScreenBar Halo」をメインデスクのモニターライトに使ってます。
調光や輝度調整などが手元のリモコンでワイヤレスに操作できたり、手元だけでなくモニター背面も照らしてくれる「間接照明」としての機能が備わったかなりかっこいいアイテムなのでこだわりたい方にはマジでオススメ。
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一方で、モニターライトをすぐにでも検討したいけど「高いのはちょっと手が出せない」とか「安いのだと使えるか分からない」って方も割と多いはず。
そんな方の参考になればってのが今回の記事ですが、「ATITI」様からモニターライトのレビュー記事作成依頼を頂きましたのでちょっと使ってみようと思います。
正直、全然知らないメーカーですし、加えて言えば特に特筆するような機能はありません。価格にも驚きましたが違和感なく使えたので、安価なモニターライトを探しているのであれば候補のひとつとして検討してみてもいいかもしれません。
ATITIモニターライト「USB Screen Hanging Light」開封レビュー
シンプルな梱包。
多分、中国製品なんだけど外装は少なからずデザイン性を感じる白い梱包となっていた。
外装から取り出してみるとこんな感じ。
安っぽさはあるものの、最小限保護できているじゃなかろうか。
梱包内容は本体、USBケーブル、取扱説明書の3点のみ。
ケーブルは1.5m長となっており、基本的には長さに不都合はないだろうが、モニターアームなどで配線を隠したい方は長さが足りないので延長ケーブルか、もっと長いケーブルが必要になる。
必要W数は「5W」なのでモニターから電力供給できるようであれば配線に戸惑うことはないだろう。
マウント部分はプラスチックでした。
引っ掛けて挟み込むような感じで装着するみたいです。
BenQのScreenBarのようにフェルト製の保護がないので気になる人もいるかもしれない。
そんなに傷つくようなものじゃないと思うけど一応。
ちなみに登録すると12ヶ月延長保証しますよ〜ってやつは剥がせます。
本体への接続端子はUSB-Cとなっています。
こちらが操作パネル。
タッチ式となっており、電源ボタンと調光/調色ボタンのみ。
調光と調色はタップor長押しで分かれている仕様だ。
ATITI モニターライト「USB Screen Hanging Light」の主な仕様
モデル | D011 |
照度 | 600ルクス |
演色評価数 | 85 |
色温度 | 2900K/4000K/6000Kの3段階 |
角度調整 | 15度 |
本体長さ | 42cm |
ケーブル長さ | 1.5m |
対応モニター | 平面/曲面 |
対応モニター厚み | 1cm〜3cm |
リンク | 詳細を見る |
ATITI モニターライト「USB Screen Hanging Light」を使ってみた
レビューということで実際に使っていきましょう。
1週間程使ってみましたが、特に違和感なく使えました。
装着方法
モニターに引っ掛けます。
引っかかる部分は約5mmでBenQと変わらないですし、モニターへの干渉はなかったです。
あとは挟み込むように固定して装着完了。
割と安定性はあります。
結構幅のあるマウントなので、Webカメラも置けるんじゃないでしょうか。
操作パネルは2つのみなので非常にシンプル。
ただひとつ、AUTO機能がないことがデメリットでしょうか。
ライトの照射角度を調整できる
モニターライトって画面に反射しないんです。って謳っている商品がほとんどなんですが、物によっては画面に反射してしまうことって意外とあるんですよね。
ATITIのモニターライトは照射角度の調整ができるのがいいところ。
安いモニターライトは照射角度の調整すらできないものもあるので、調整できるものを選んだ方が絶対に後悔しません。
角度調整をしてもズレないので安定性はしっかりしてます。
上:寒色 左下:暖色 右下:混合色
筆者の使用環境ではモニターへの反射は確認できませんでした。
ちなみに、あまり手前側に照射してしまうと目に光が入ってきてしまうので角度の調整は慎重にやったほうがいいですね。
あと、Amazonのレビューを見ましたが、モニターによっては画面に光が反射してしまうこともあるようです…
ノングレアなモニターなら問題なさそうですね。特に気になりませんでした。
マウントが広いからズレにくい
上述しましたが、モニターライトによっては操作時にズレてしまうものがあります。
筆者が以前まで使用していたQuntisのモニターライトはボタンタップ時に気づかずにちょっとずつズレてしまっていたことがよくありました。
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ATITIのモニターライトはモニターに固定するマウント幅が広い分、安定性が非常に高いのが気に入ったポイントです。
装飾の少ないブラック統一のデザイン
流石に質感はBenQのScreenBarとは比較できないくらいですが、装飾もほとんどなくブラックで統一されたシンプルなデザインは刺さる人も多いのではないでしょうか。
ブラックで装飾の少ないモニターライトをお探しの方はぜひチェックしてみてください。
明るさは十分
ATITIのモニターライトの調色幅は2900K〜6000Kとなっています。
BenQの製品なんかと比較したら少し調色幅は狭いですが、通常使用では特に気になりませんでした。最大輝度での比較だとATITIのモニターライトの方が少し暗いかな程度です。
今までもBenQやQuntisのモニターライトを使用していましたが、最大輝度で使ってきたことはないので、特に問題ないでしょう。600ルクスの照度がありますので、基本的には不満を持たない明るさだと思います。
Memo
快適に作業ができる環境は500ルクス以上と言われています。
スマートスピーカーとの連携は推奨しません
ATITIのモニターライトは本体側で電源を落とせば最後に使った調色/調光状態を記憶してくれるのですが、スマート電源タップなどを使用して電源毎操作してしまうと起動時に寒色で調光もマックスの状態で点灯します。
それで問題ない人はいいのでしょうが、筆者は暖色状態でモニターライトを使用することが多く、現在使用中のBenQ「ScreenBar Halo」ではスマート電源タップに接続してAlexaで点灯させていますので、同じように使いこなせず残念だと感じました。
ATITI モニターライト「USB Screen Hanging Light」の口コミ・評判
筆者のレビュー以外に実際に購入された方の口コミも参考にしてみましょう。
総合評価:[star-list number=4.5]星4.4
引用元:Amazon
コスパはいい
[star-list number=3]星3.0
デスクトップにモニターを上下2枚で使用しており、
上モニターに設置するとどうしても光源が視野に入るので
下モニター上部に設置。上モニターのベゼルに重なり、視覚を阻害する事もなくいい感じ
調光・調色・ONOFFも問題なし。
暗いと結構書き込みがりましたが十分な光量
ただ、USBスイッチ付きハブでONOFFすると消灯前の設定を記憶せず、
白色MAXで点灯します。本体側で消燈してからハブをOFFにすると
次回ハブONで全開点灯(本体スイッチ触らず)私は色調だけしか
触らないので都度タッチすればいいだけですが。
手元ライトとしては十分です。
光量と安定性が弱いと感じました
[star-list number=3]星3.0
最新の多色展開のiMacではない、iMacに使ってみましたが、モニターの天辺が薄く、背面がカーブしている形のため、灯りが欲しい位置に安定してセッティング出来ませんでし、スイッチを押す際に動いてしまいiMacには向かない形だと思いました。
ボタンは2つあり、一つはON OFFボタン。もう一個は、短押しで色調変更、長押しで光量調節のボタン。
このボタンの位置が見にくいのと(慣れればなんとかなるのかも?)ボタンを押すと、iMacに乗せた本機が安定しないのが使いにくいと思いました。また光量調節が無段階なので、好きな明るさを安定して選びにくいと思いました。
また一番明るくしても、あまり明るく感じないので、また少しパワーがほしいと思いました。
iMac以外には使っていないので、他のモニターなら合うのかもしれませんが、接着タイプではないので少し安定性が弱いかなと思いました。
コスパ良し!PC以外にもマルチに使えそう
[star-list number=4]星4.0
USB給電でとてもスタイリッシュで取り付けも簡単、ひっかけて載せてるだけなのに安定している。
引っ掛け部分が質感の高いゴム製でできてるため、スイッチを押してもライトがズレることはない。
厚さのあるモニターにも十分対応、写真は27インチモニターに取り付け時
3色の調光ができ、画面への反射(映り込み)が無いので目に優しく感じる。
このライトに変えてから長時間の作業でも目の疲れが減った。
モニター用じゃなくても間接照明や水槽やテラリウム用のライトとしても活躍できそう。
★5じゃない理由
もう少し明るくても良かった。スタンドと比較してしまうと暗く感じるので注意。
webカメラとの干渉、ライトの上に付けるのは困難
この価格でこのクォリティなら買いと判断。
なんと言ってもここの会社のアフターサービスは素晴らしく、対応も恐ろしく早い、12か月保証も付いてくるし購入してもなんの不安も無いのが一番良い点だ。
手元が明るい
[star-list number=4]星4.0
手元が明るく照らしくれ便利です。
モニターの上に置いても安定性もあり使い勝手がいい方です。
明るさも3つに変えら、好みの明るさで使うことが可能かと
切り替えの反応が少し遅い気がしますが、コスパを考えればこんなものでしょう!!
ノートパソコンでもOK
[star-list number=4]星4.0
仕事用のノートパソコンに問題なく設置できました。
インカメにもぎりぎりかかっていませんでした。
暖色光、混合光、白色光とありますが、
白色光はどっちかというと青白く、
混合光でようやく白色光な色合いです。
明るさは最大値であればどの色でも十分明るいですが、
長押しでの調光は自分の求めている明るさに
一発で決めるのが難しいかもしれません。
写真にも添付しましたがLEDが点で並んでいますが、
これによる影のちらつきはありません。
装着ですが、角度が浅いとと光が直接目に当たってしまいつらいです。
かといって深くすると今度はキーボードの部分しか明るくならず、
持ち運びでしょっちゅう取り外しをするノートパソコンには
この匙加減がちょっと面倒くさいかもしれません。
あと、後ろの固定クリップの奥行がもう少し小さいことと、
USBのさす向きが横向きでの接続だったら
もっとコンパクトで良かったと思います。
一方でデスクトップのモニタであれば一度設定してしまえば
問題ないと思います。
意外によかった
[star-list number=4]星4.0
以前バッテリー内蔵型スタンド照明使っていたのですが、すぐバッテリー不足になり暗くなってしまい安定しないので、此方商品を購入。明るさ調整は若干操作難しいですが、パソコン画面は見やすくなりました。
購入して良かったです。
様々な使用環境があると思いますが、明るさに対する不満が多い印象ですが、価格相応じゃないかな。
まとめ:価格に納得感。想像以上に良くできてるモニターライト
今回の記事ではATITIのモニターライトのレビューを行った。
4,000円以下で購入できるモニターライトということを考えれば納得できる価格設定だし、機能面も特に問題なし。
- よかった点
- ・価格が安い
- ・シンプルな外観
- ・調光/調色機能が搭載
- ・価格相応のスペック
- 気になった点
- ・AUTO調光/調色機能が無い
筆者はすでに持っているものがあるのでメイン使用には至りませんが、モニターライトとしての機能を考えると価格相応の商品に感じます。
この価格で利便性まで求められるのはもうちょっと先の話だと思いますが、安くてもそれなりの品質でモニターライトをお探しの方には候補のひとつとして考えて良いと思います。
[sitecard subtitle=関連記事 url=https://minimemolog.com/benq-screenbar-halo/ target=3393]
[sitecard subtitle=関連記事 url=https://minimemolog.com/quntis-monitor-light/ target=1335]
デスク環境を快適にするのであれば、モニターライト導入を検討するのは本当にオススメなのでぜひチェックしてみてください。
今回は以上だ。それではまた!