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GrowSpica レビュー|ここまで機能と価格の整合性が取れない商品は初めてだ!気になるところも正直に語ります。

オフィスチェアって選ぶの難しいですよね。長く座ってみないと気づかないことが多いくせに高額なもんだからタチが悪い。

高いんだからそっちの方がいいでしょ、と思って高級チェアを買っても「あれ?なんか違う…

そんなことを心の中では思ってても高額な買い物だから気持ちに蓋をしがち。あるあるですよね。

ソファ含め、座る系ってなんでここまで買い物が難しいんでしょうか。

でもね。試座できたとしてもその場限りで判断なんてできません。最終的にはレビューを漁るしかないのです。(ただ、ありがたいことに最近では家具のサブスクがあるので後悔しない選択肢が取れるようになりました)

というわけでね、ダメだと思ったところもちゃんとレビューしますのでまずは参考にしてみてください。今回はRasical Japan様よりご提供いただいたオフィスチェアのGrowSpicaをレビューしていきます。

  • GrowSpicaの特徴
  • GrowSpicaの座り心地や使い勝手について
  • GrowSpicaの気になるところを知りたい

そんな方はぜひこの記事を参考にしてみてください。

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Growspica
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GrowSpicaのデザイン

デスクチェアを選ぶ上で、デザインを気にしない人はいませんよね。GrowSpicaは機能性ワークチェアの中では求めやすい価格帯ですが、それでも大きな出費になることは間違いありません。

個人的にはデザインには妥協したくないところですが、GrowSpicaはどうでしょうか。

Rasical Japanが手がける「Grow Spica」

全面メッシュ。素肌だと痛いです。

それでは細かくみていきましょう。

前から見たデザイン

GrowSpica 前から

デザインは重厚感があるいかにもワークチェアらしいもの。背もたれは2パーツに分かれており、ランバーサポート機能があるのが特徴的です。

体全体を包み込んでくれそうなデザインですよね。

後ろから見たデザイン

GrowSpica 後ろから

次は後ろからのデザインをチェックしていきましょう。デスクに椅子をセットしているとき、一番目に入りやすいのがチェア背面。できればここには納得して購入しておきたいところ。

GrowSpicaはブラックで統一されたフレームでお部屋の系統によっては探し求めていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。カラーバリエーションが1色しかないことが残念なところですが、販売が伸びてきたらカラーも増えてくるんじゃ。。。(願望)

というわけでブラック1色で統一感のあるGrowSpicaの背面ですが、一つだけお伝えしておきたいことがあります。

この背もたれのちょうど裏に当たる部分のフレームですが、どこかゲーミング感のあるデザインだと筆者は感じてしまいます。好みの話をしてしまって申し訳ないのですが、一般的なデスク環境には合わないデザインだなと気になってしまいました。

座面のデザイン

座面を側面からチェックしてみます。前方にかけて下がっていくカーブ構造が、太ももを圧迫しにくいようになっています。

本製品は全面メッシュ張りされていて長時間座っていても全然蒸れ感を感じません。操作系のレバーは手を伸ばさずに届く位置にあるし、1箇所に集約されているのがまたすごい!

ヘッドレストのデザイン

ヘッドレストはこのようなデザインになっています。ふと力を抜くときに頭を預けることができるヘッドレストは長時間座って作業する方には必須レベルと言っても良いくらい。

このヘッドレストに関しては競合する製品と比較して一番しっくりくるサイズ、位置、形状でした

こちらのヘッドレストにはハンガーが付属しているので、上着をかけたりすることができます。

差し込むような構造で、ヘッドレストを使わない使用方法もできるようになっていました。

カバーでキャップすることで穴が目立たないようにできます

ヘッドレストがなくなるとスッキリしたデザインになりますね

取り外すと爪が割れてしまいました。さすがのプラスチッククオリティなので取扱いには注意が必要です…

フットレスト、キャスター周りのデザイン

GrowSpicaにはフットレスト機能が付属しています。引き出して使用するのでその手間はありますが、それと引き換えに極上の休息を得ることができます

作業に疲れて休憩するとき、動画や映画を見てゆっくりするとき、スマホやタブレットをいじり倒すとき、そんな時にめちゃくちゃ快適ですよ。

リクライニングの角度が135°と、かなり深く倒せるので仕事に戻りたくなくなります笑

キャスターはPU(ポリウレタン)製のもので、こちらもブラック1色でした。滑りもスムーズでしっかりしています。

ついでに言っておきますが、床の傷防止も兼ねてマットの上で使用するのをおすすめします。画像のように埃もベットリ付いちゃいますからね。

GrowSpicaのデザインについて”まとめ”

というわけで、まずはGrowSpicaの外観についてレビューしてきました。価格の話は出してませんでしたが、こちらは税込69,800円(執筆時点)機能性ワークチェアの中ではとても安価な部類に入ると思います。

正直言うと、ランバーサポート部分のデザインは既存のものに近いところを感じるんですがそこは一旦置いておきましょう。

ただ、為替の影響や、原料高・製造費高という状況下でこれだけのクオリティをこの価格で実現させてるのは単純にすごいことだと思います。

これ以上細かいところを言うと、流石に「好みの問題」になってしまいますが、結局のところ背面のデザインが受け入れられるかどうかだと思います。樹脂パーツが占める割合が多いGrowSpicaはブラックで統一されていますが、なんか気になるデザインです。

もちろん椅子は”座ること”が大事なんですが、デスクの印象を決める要素の一つでもあるデスクチェアはデザインにも拘りたい。そうゆう目線でGrowSpicaを見ると樹脂パーツが多いなぁ、と。

オカムラのシルフィー

LOWYAのオフィスチェア

樹脂パーツだから安っぽいというわけではないと思うんです。例として挙げますが、オカムラのシルフィー(約11万円)は主に樹脂パーツで形成されてますし、一方でLOWYAのオフィスチェア(約1万5千円)も同じく樹脂パーツで形成されています。

と言うわけで、樹脂パーツが原因じゃないですね。GrowSpicaにはもうちょっと背面デザインにこだわって欲しかったなと言うのが筆者の意見です。

チェアは見た目じゃない!機能なんだって方は続きをご覧ください。次は機能面のレビューを行います。

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GrowSpicaはこんな特徴

GrowSpicaの主な製品仕様

製品画像
製品名GrowSpica Pro
ランバーサポート調整上下・角度・奥行
アームレスト調整角度・左右・前後・高さ
背面高さ調整
座面奥行き調整
リクライニング
フットレスト
ハンガー
静音キャスター
外寸幅51.8×奥行67×高108〜132.8cm
座面高46.5〜58cm
アームレスト高64〜84.3cm
座面幅51.8×奥行67〜70cm
ヘッドレスト幅34×奥行14.5〜21cm
半径34cm
キャスター直径6.5cm
ランバーサポート奥行2.5cm
4段階
ヘッドレスト高さ6.5cm
回転角度38度
バック高さ7cm 14段階
リクライニング90〜135度 4段階
アームレスト高さ 8.5cm 17段階
前後 5.5cm
左右 2.5cm
角度 内20度 外18度
座面奥行 60mm 5段階
張地WINTEX製 フルメッシュ
フレームポリマーナイロン
ガラス繊維
ポリプロピレン
アームレストポリマーナイロン
20%ガラス繊維
PU(ポリウレタン)CFCsなし
シリンダーKGS製
重さ21.1kg
耐荷重135kg
梱包重量27.95kg
梱包寸法830×640×530mm
公式サイト詳細を見る

アームレスト

GrowSpicaのアームレストは4D構造になっていて理想の形に調整することができるのが魅力です。

アームレストの高さ調整

アームレストの角度の調整

アームレストの左右の調整

アームレストの前後の調整

調整方法

左右や奥行き、角度調整は任意の方向に力を入れて動かすことが可能です。

ただしアームレストの上下(高さ)方向へは、一度上げてしまうと1番上の高さまで上げ切らないと下げることができないタイプ。

ランバーサポート

ランバーサポートにより腰を支えてくれます。独立した構造で、程よい反発が姿勢を正してくれて長時間の座りっぱなしによる腰の負担を軽減してくれます。

高さの調整は座ったまま可能

ランバーサポートの位置調整は座ったまま行うことができます。合う位置を確認しながら調整できるのが良いですよね。

ランバーサポートの奥行きを調整できるのはGrowSpicaならでは。深く座る方、浅めに座る方どちらにも対応できるようにしたのでしょうか。

フットレスト

フットレストは手間がかかりますが、引き出して使うタイプです。

座りながらでも準備できますので特に気にならないでしょう。

見た目が華奢なのがちょっと心配でしたが、使っている限りでは危なそうに感じることはありませんでした。

ヘッドレスト

ヘッドレストは4段階の角度調整が可能です。安定性も高く、使いやすい位置に調整しやすいヘッドレスト。ハンガーも付属しているので、上着をかけたりリュックをかけたりできる点も使い勝手が良くて好き。

GrowSpicaの特徴について”まとめ”

GrowSpicaはワークチェアにあって欲しい機能が全て詰め込まれていると思います。また価格の話をして申し訳ないですが、これだけ必要と言われる機能を備えていて69,800円と、どの競合品より安いんですよ。

この部分はコスト削減してるな〜ってところは随所に感じられますが、これ以上求める方が酷な話なんよ。

長時間座りっぱなしでも疲れにくい、むしろ座ったまま休憩まで取れちゃう。(なんなら寝れちゃう)そんな機能がてんこ盛りなら検討しないわけにはいきません。いやぁ、すごい!

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GrowSpicaを使ってみて気づいたこと

【メリット】前傾姿勢で作業がしやすい

座面の前方部分は、Ergohuman Proや、COFO Chair Premiumなどと比較するとしっかり落ち切っているので前傾姿勢での作業がしやすいのがこのGrowSpica

この構造は良いところもあれば嫌なところもあって、筆者の場合、座面であぐらをかいた状態で作業することもあるんですが、そんな時は少し後傾気味な姿勢になります。

するとお尻がどんどん前に滑っていくんですよね。メッシュの素材と、座面の形状のどちらも作用してると思うのですが、ズルズル〜っと。たとえ試座したとしてもこの姿勢はやらないだろうし、長期間使用してみて気づいた点ですね。解決策としてはリクライニングで少し座面を後傾気味にすることで解消できたかなって感じです。

【メリット】調整レバーが1箇所で完結できる

GrowSpicaは一つの調整レバーでいろんなところを動かすことができます。安いオフィスチェアにあるようなレバーに手を伸ばす行為も必要ない位置にありますので煩わしくありません。

【イマイチ】微調整がしづらい

この調整機能が本当にイマイチ。本当にこれでいいと思って商品化したのか謎です。

調整機能部分がプラスチックなもんだから、動きがスムーズじゃないんですよね…

だからアームレストを調整するときなんか、ちょっと力を入れすぎると行きすぎちゃったり。それに今何段階目の高さだ?みたいになるから左右の高さを合わせるのは至難の業です。

調整したいけど、調整するのにストレスがかかるのがもうなんとも…

【イマイチ】メッシュが痛い

GrowSpicaは全面がメッシュ貼りになっています。メッシュ素材の高い安いってのは筆者には分かりませんが、GrowSpicaのメッシュは凹凸がしっかりあって素肌で触れているところが痛くなることがありました。

筆者のように椅子の上であぐらをかく人は何かを敷くか靴下を履きましょうw

GrowSpicaはこんな人におすすめ

それではGrowSpicaがおすすめな人はどんな人でしょうか。

GrowSpicaがおすすめな人

・機能が詰まったワークチェアを探している人
・ランバーサポートが欲しい人
・前傾姿勢で作業することが多い人
・ブラックに統一したデスク周りを作っている
・似たような機能であれば安い方をチョイスしたい人

筆者が使ってみたところ上記のような方にはあってると感じました。これだけ機能が詰まっていながら実現できているのが不思議でならないほどの価格。とは言っても69,800円とすぐに手が出せない価格かもしれません。

長く座ることになるワークチェア。それなりに機能や座り心地の良い製品を選ぶ必要があります。GrowSpicaは高級ワークチェアに引けを取らない機能性を持っていますのでこれくらいの価格は最低でも覚悟した方が後悔しません。

もちろん、それらとの比較であれば見た目や細かなチープさはありますが、チェアとしては非常に優秀な商品でした。

”GrowSpica”レビューまとめ

座り心地についてはとてもしっくりくる感じがして良かったです。個人的にはあぐらをかきたい(何回言うねん)のでもうちょっと座面に広さが欲しかったでしょうか。

機能面はとりあえず欲しいものが全て詰まってます。動かしやすいかどうかは別として、それだけの機能が詰まったワークチェアをこの価格で購入できるのは正直でかいです。

この記事を見て、デザイン・機能面の気になるところは大方抑えられているかと思いますので、ここまでご覧になって問題ないと思うのであれば良い買い物になるはず。

少しでも参考になれば幸いです。

今回は以上。それではまた。

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