
1年半くらい使用したデスク天板を買い替えました。
元々はホームセンターで購入した杉材をカットしてもらい、ワトコオイルで仕上げたプチDIYの天板を使用していたのですが、配線整理をするためにデスクを引きずろうと引っ張った時に「パキッ」と嫌な音が。
確認してみると残念ながら天板にパックリとヒビが…

一直線のヒビが天板の中央に向かって…
軽く体重を乗っけてみましたが、ヒビが進行する感じでもなさそうでしたので使い続けても問題ないとは思ったものの、一度『買い替えか』と頭で思い始めると買うまでその考えが頭をチラつきます。
分かります?
筆者の中では『どうしようかな=買う』ですからね。笑
まぁ、せっかく買うならガラッと模様替えができるアイテムを購入したいという思いから選んだアイテムは、KANADEMONOのリノリウム天板”THE BOARD / リノリウム”にすることに。
北欧家具にも使用されることの多いリノリウムですが、あの上品な佇まいは良いですよね。
今回購入したものは天板のみで、脚は元々使用していた”FlexiSpot E7”を使用しました。先に結論を言っておきますが、KANADEMONOのリノリウム天板を使用した製品の完成度は非常に高いと思います。
良い雰囲気でめっちゃ満足!
というわけで、今回は”KANADEMONOのリノリウム天板”についてレビューしていきますので、良かったら参考にしてみてください。
KANADEMONO”リノリウム天板”レビュー
KANADEMONOについて
企業名:ルームクリップ株式会社 KANADEMONOカンパニー
KANADEMONOブランド設立:2018年2月
事業内容: ・インテリアの企画・製造・販売
・インテリアの仕入・販売
・その他EC・D2Cに関する事業
オンラインストア:https://kanademono.design/
KANADEMONOは「空間」を事業ドメインとして、人々の豊かなライフスタイルにつながっていく、D2Cブランドや独自のサービスを、デザインやマッチングの価値にフォーカスして提供していくブランドです。
単なるデザイン性の高い「ものづくり」で終わらせずに、「空間から豊かな人生を創り出す」ことを目的として、世の中に問いかけ解決に導けるように「社会実装」するDesign Service Firmでありたいと考えているとのこと。

単なる『物の良さ』だけじゃないところがKANADEMONOの魅力。
生活する空間に寄り添った製品が取り扱われており、「触れたい」「感じたい」と思える製品が多いブランドです。
今回はデスクに使用する天板を購入したのですが、インテリア家具も多く取り扱っていますので機会があれば他にも購入を検討しようと思っています。
”THE BOARD/リノリウム”の主なスペック・価格
そもそもリノリウムってなに?

KANADEMO公式ページより
北欧家具でもよく使用されている「ヒトと環境にやさしい」が魅力のファニチャーリノリウム(funiture linoleum)。
リノリウムについて
1860年代にイギリスのフレデリック・ウォルトンにより発明された素材。日本には1919年にアメリカより持ち込んだと記録されているようです。
リノリウムは、ラテン語であるlinum(亜麻)とoleum(油)を合わせた造語。
塩ビ(塩化ビニール)の普及によりリノリウムは下火になりましたが、ダイオキシン発生や、可塑剤に対する不安などが社会問題になったことを背景に、欧州では再びリノリウムの普及率が向上し始めるようになったそうです。
ファニチャーリノリウムはアマニ油などの天然の原材料から作られた自然素材で、素材としては以下のような特徴を持っています。
- 抗菌
- 抗ウイルス
- 脱臭
- 抗アレルギー
家具材として、近年注目されている素材だそう。
KANADEMONOでは、スイスのリノリウムメーカーである、フォルボ(Forbo)社製のファニチャーリノリウムを使用しています。
全てが天然素材からできているため、無垢材と同じような温かみと柔らかさを感じられることも大きな特徴で、あるデンマークの家具職人は、ファニチャーリノリウムのことを「木のような自然の温もりを感じられる素材」と表現されるほど。
ファニチャーリノリウムの主な特徴
- 全て天然の原材料から作られた自然素材
- 自然素材ならではの温かみ、柔らかさがある
- 抗菌・抗ウイルス・脱臭・抗アレルギー性に優れた特徴がある
- 洗練されたマットな質感
- 汚れや指紋がつきにくい
- 帯電防止効果があり、埃が溜まりにくい
- 適度な弾性があり、高い筆圧感を得られる
- 燃えにくく、有害物質が出ない
- サスティナブル(持続可能)な素材
- 北欧で家具材としてよく使われる
スペック・価格など
天板の厚み | 30mm |
素材 | 天 板:パーティクルボード(芯材として 27mm) ファニチャーリノリウム(表材 2mm) パッカー(裏材 1mm) エッジ:オーク突板 もしくは ウォルナット突板 |
耐荷重 | 50kg ※KANADEMONO規定の使用範囲内におけるもの |
耐荷重・強度に対する注意 | 荷重に対する強度は、脚の取付ピッチによって決まります。 天板の厚さが25〜30mm程度の場合、脚の取付ピッチは1500mmを超えない範囲でのご利用をおすすめします。 天板にたわみが発生する場合は、脚の取付ピッチを狭めることを検討ください。 |
天板サイズ | 幅 : 60〜160cm 奥行: 24〜80cm ※サイズオーダー無料 |
カラー | 全21色 |
木口カラー | オーク もしくは ウォルナット |
本体価格 | 66,000円(税込) |
オプション | 『配線孔穴』 丸キャップ(白・黒):¥3,000 四角キャップ(白・黒):¥3,000 |
送料 | 無料 |
サンプルの注文が可能

公式サイトより(サンプル木材)
KANADEMONOのリノリウム天板は全21色のカラーラインナップが用意されています。
21色はユーザー側としてはとてもありがたいですが、画面で見た色合いと現物が異なるというのはよくあること。KANADEMONOではファニチャーリノリウムのサンプル木材(有料)を発注することができますので現物で確認することをオススメします。

届いたサンプル
リノリウムの手触りとか風合いは以前、家具屋さんで体験したことがあったので想像はついたのですが、実際の色味については現物を見ない限りは100%納得したお買い物は難しいですよね。
ましてや結構な金額しますから尚更…サンプルにも料金がかかりますが、損した気分の買い物をするよりはマシです。
今回は、ベージュ系orグレー系にしたいこともあり3つの木材サンプルを注文しました。
注文した木材サンプル(画像左から)
- Pebble
- Mashroom
- Vaper
1個600円なので合計1800円(送料込み)。在庫状況によっても違うのでしょうが、発送されるまでに1週間ちょっとかかりました。


裏面の処理はされていたりなかったり
木口やエッジの加工はされていませんので、『あくまでも、天板表面の素材感や色味の確認用』という認識で購入しましょう。
芯材は製品仕様通り、パーティクルボードで作られていますので、脚の取付には木ネジよりも鬼目ナットで取付した方が良さそうです。
リノリウム天板の外観・デザイン

佐川急便で届きました



緩衝材も安心できます
Mashroomカラーをチョイス

こちらがTHE BOARD / リノリウム
家族の意見も踏まえて、選んだのは「Mashroom」というカラーにしました。カメラの補正もあり白く見えますが、ベージュと表現した方が個人的にはしっくりとくる色合いです。
落ち着いた風合いは、インテリアにとても馴染みます。
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木口はオークを選択

木口
ホワイト系に相性が良いだろうと思い、木口は「オーク」仕様を選択しました。
やさしい風合いと柔らかさがグッと上がりますよね。

しっかりとR加工もされており、作業中に角が痛くないです。
厚みはしっかり30mm

天板の厚みは30mmです。2022年7月以前は厚み25mmだったようですが、仕様が変更となり厚みが30mmになっています。
天板には厚みがあった方が高級感が上がりますからこの仕様変更はナイスですね。
KANADEMONO”リノリウム天板”を使用してみて
ここでは、購入してから脚の取付、そして実際に使ってみて気づいた点について書いておきます。
脚の取り付けには穴あけ加工が必要

脚の取付には穴あけが必要
裏面はパッカー材仕様となっており、どのカラーも同様の仕様だと思われます。
ちなみに、天板のみ購入する”THE BOARD / リノリウム”では、ネジ穴の加工はできません。(脚付の商品を購入する場合除く)
その為、取り付けるには自分で加工する必要があります。

パーティクルボードが使用されている
パーティクルボードとは、木材の細片やチップを固めて作った板です。天然の木材よりも反りや割れなどが少なく、加工がしやすいというメリットがあります。
デメリットとしては釘やネジが留まりにくい点がデメリットとして挙げられます。
今回は、鬼目ナットで固定する方法を選択することにしました。
以下、ホームセンターで購入した物です。
- 六角軸ドリル(6mm未所持だった為)
- 鬼目ナットM4×10mm
- ボルトネジM4×12mm

ホームセンターで購入した方が、安いしおすすめですが、一応リンクを掲載しておきますのでご参考ください。
下穴加工

M4の鬼目ナットを埋め込みますので6mmのドリルで穴を開けます。深さは鬼目ナットの長さと同じくらいに印をつけて作業しました。
鬼目ナットの埋め込み

鬼目ナットを埋め込む前に側面に木工用ボンドを付着し、取付強度を確保します。
ボンドは気持ち薄めで問題ありません。とにかく側面にだけ塗布する点に注意してください。

滲み出てきたボンドはティッシュや柔らかい布で拭きあげてください。
なお、できれば鬼目ナットの内側にボンドが入り込まないように注意してください。
脚を取り付けて完成

埋め込んだ鬼目ナットにボルトネジを使用してテーブル脚を固定できたら完成です。
パーティクルボードなので、木ネジでは留まりにくいのですが、鬼目ナットを埋め込むことでしっかりとテーブル脚を固定することができるようになりました。
引越しの際などには取り外して、再度同じ場所に取付けることができますから、基本的には鬼目ナットで加工した方が扱いやすいのでおすすめですよ。
サイズは150×70cmで十分でした

サイズ:150×70cm
今回、KANADEMONOで購入した天板サイズは150×70cmです。
元々使用していたデスク天板のサイズは170×75cmなので、一回り以上小さくなりましたが、特に違和感はありませんでした。むしろ140cmでもいいくらい。
KANADEMONOでは、天板のサイズ変更は無料なので、購入当初は140cmにしようかと思いましたが、なんとなく損した気分になってしまいますので150cmでオーダーしました笑
※オーダー後のサイズ変更はできないとのことです。
余談ですが、これまでは125×55cmのデスクと、先ほど挙げた170×75cmの2種類のデスクを使用した経験があります。横幅125cmは作業していて少し狭さを感じましたし、逆に大きいデスクの方は、「ど〜ん」と写真映えは良いと思いますが、やはり部屋を圧迫してしまいます。
広々したデスクのスペースも余っており、使ってない場所が多かったのであまり欲張る必要はないんだろうなと思うようになりました。個人的には140〜150cmくらいのデスク幅が理想的なサイズなんだろうなという感じ。
写真の背景としても

物撮り用の背景としても
リノリウムは素材感もよく物撮り用の撮影背景として本当に使いやすいです。
さらさらとしたマットな素材感も撮影にピッタリ。
想像以上に重たかった…
佐川急便さんから荷物を受け取った瞬間、『重たい』と感じました。
想像以上の重さがあり、ずっしりとした商品を運んでいて、体がバキバキになる覚悟を決めましょう笑…
FlexiSpot E7の脚にキャスターを取り付けました


そうそう、せっかく天板を交換するためにデスク上のアイテムを一旦取り除くのですからと、FlexiSpotの脚にキャスターを取付けることにしました。
レビューのために、デバイスの入れ替えなどを行う筆者は配線整理などで度々デスクを動かしていました。引きずってデスクを動かしていたのですが、そのせいで天板にヒビが入ったのではないか、と考えたんですよね。
キャスターを取付けることで、動かす時のストレスを最小限にできるだろうという考えでキャスターを導入しました。
取り付けたのは、FlexiSpot純正のキャスターではなく、TRUSCOのキャスターをAmazonで購入して使用しました。
純正よりも直径が小さく、先人たちの評価が良いものということでそれ以上言う事はありません。
キャスターを取り付けてみたらマジでメンテナンスがしやすくて感動ものでした。もし、別記事でまとめる時間があれば記事を作ってみたいと思います。
まとめ:高価な買い物だったけど買って良かった一品
というわけで、デスク天板にヒビが入ってしまったので、KANADEMONOのリノリウム天板”THE BOARD / リノリウム”を購入したお話でした。
とにかく、『高い』。
…とは思いましたが、品質はさすがのもので価格相応で価格に対する不満点は全くありません。

むしろ、新しいデスク環境の顔になってもらい、筆者自身もデスクに向かうモチベを上げることができました。ダイニングテーブルへの流用もできそうだし、長く付き合えるアイテムを購入できたと思っています。
デメリットらしいデメリットには今時点で出会っていませんが、間違いなく買ってよかった一品だと思いたいです。(高い金払ったしw)
良いものにお金を使うと心に余裕が出ます笑
それでは今回はこの辺で。ではまた。
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