デスク環境界隈では今では電動昇降デスクがいわゆる”基本アイテム”のひとつとして認知されてきているかと思います。
そんな筆者もFlexiSpotさんからのご提供があり、電動昇降デスクをデビューさせてもらってからはや2年…マジで重宝させてもらっています。
仕事が変わってテレワークが中心になって改めて実感してます…!
これまで使用してきたのはFlexiSpotのエントリーモデル「EF1」と当時のハイエンドモデルの「E7」。
違いは、こちらの記事で紹介していますので参考にしていただければと思いますが、「昇降範囲の違い」と「モーター数の違い」が主なところ。
実は今回、FlexiSpotさんから「E7 Pro」をご提供いただきましたのでレビューしていきたいと思います。
いろんな種類があって悩む場合は公式サイトを見た方が分かりやすいですよ!
FlexiSpot ”E7 Pro”レビュー
相変わらずすごい重量…
ということでね、”E7 Pro”のレビューをやっていきます。
基本的には現在使用中の”E7”というモデルがベースになっていますので、一部は同じパーツが使用されていたりしていました。
やはり重たいですね。玄関から運ぶのだけでもひと苦労な訳です。
結論から言うと、”E7”で感じていた不満点が解消され、使いやすくなってます!ただ新たな課題点(筆者にとって)が見つかってきましたのでその辺を中心にお届けしていきます。
”E7 Pro”の主な製品仕様
画像 | E7 Pro |
価格 | 61,600円 |
昇降範囲 | 60〜125cm |
耐荷重 | 100kg |
脚 | ピラミッド式 |
脚幅調整範囲 | 110cm〜190cm |
メモリ機能 | 有:4つまで記憶可能 |
本体重量 | 33.6kg |
対応天板 | 幅120cm〜200cm 奥行60cm〜80cm |
カラー | ホワイト ブラック |
リンク | 公式サイト |
公式サイトにはベストセラーの上位4位が掲載されていました。
2023年上半期のベストセラーで堂々1位となった”E7 Pro”。”E7”と比較すると価格面で3000円程の差がありますが、どういった違いがあるのでしょうか?
使用感と一緒にお伝えしていきますのでよかったら参考にしてみてください。
”E7”と”E7 Pro”の違い
昇降デスク欲しいけど、”E7”と”E7 Pro”のどちらにしようか、悩みどころかと思います。
実際に使用してみた筆者が、ここが違ったなと「明確に」感じた部分のみピックアップしてみました。
耐荷重と脚形状の変更
まずは、耐荷重。
商品名 | E7 | E7 Pro |
耐荷重 | 125kg | 100kg |
”E7”と”E7 Pro”で耐荷重の差が25kgもあります。
その理由は、脚の形状。
”E7”は「エの字」形状
”E7 Pro”は「コの字」形状
”E7 Pro”は「コの字」形状になったことで耐荷重が若干犠牲になりました。
あ、ちなみに今回はホワイトにさせてもらいましたよ!
使用する天板によっても異なりますが、天板やデスク上の機材を含めて大体20kg〜30kgといったところでしょうか。
流石に『机の上に寝そべる』にはちょっと不安になるレベル。
デスクとしての使用であれば、まず問題のない耐荷重なので安心してくださいね。
市販のダイニングテーブルの耐荷重は大体40kg〜100kgということを考えれば十分だとわかると思います。
それよりもデスク下が広く感じるようになった効果がでかい!
コの字の脚形状になったことで、座った時の膝回りがスッキリしました。
”E7”では「ビーム」と呼ばれる両脚を繋ぐ部分が天板の中心を支えるようになっていたため、座って作業する時によく足を組むことの多い筆者は膝をぶつけてしまうことが地味にストレスだと思っていました。
”E7 Pro”になったことで、「ビーム」の位置がデスクの奥側になり、足を組む余裕ができたことが本当にありがたい。
昇降デスクとはいえ、基本的には座っての作業しかしませんので個人的にはありがたすぎる設計でした。
また、「ビーム」の位置が奥になったことで天板裏に後付けできるような引き出しなども取り付けられる製品の幅が広がったとも言えますよね。
リモコンにUSBポートが搭載
リモコンのインタフェースに変更はないものの、USBポートが搭載されたことでちょっとした充電ポートとして活躍できそうです。
筆者の場合、デスク横の壁面にケーブルを常駐させていて、さっと充電モードが取れるようにしています。
使用する配線トレーには注意が必要
筆者が使用しているサンワサプライのクランプ式配線トレー”CB-CT05”ですが、取り付けがギリギリでした。
脚の位置を少し前にズラせばいいだけなのですが、そのために鬼目ナットを追加していくわけにもいきませんのでとりあえずそのまま使用中です。
一応本製品にはケーブルトレー的なものが付属してますが、取り付けがボルトなので取り回ししづらく、頻繁に入れ替える可能性のある電源やケーブル周りを収納するには適していません。
と、いうことで最初の脚位置を決める際に配線トレーの配置まで含めて調整した方が良いですね。
私は、対策を考えます…笑
なぜ電動昇降デスクに満足しているのか?
チラッと話題に上げましたが、筆者は昇降デスクとして、立ち作業が便利だからと昇降デスクがおすすめとしているわけではないんですよね。
座り作業でも常に同じ体制で作業をしているわけではないですから、そんな時にデスクの高さを微調整できるとモニターと目線の高さを合わせやすくて疲れにくくなります。
前述した、配線整理や機材の入れ替えなどもデスクの高さが変えられることで体に負担をかけることなく楽に作業ができる点もマジで良いです。
また、昇降範囲が広いデスクでは撮影環境に向いています。筆者もデスク上で物撮りすることが多いのでめっちゃ使いやすいです。
キャスターの使用でより快適に
FlexiSpotの昇降デスクを導入しようか検討している方、もしくは導入しますって方に先にお伝えしておきたいこと。
『キャスターを先につけろ!』
はっきり言えますが、使い勝手が格段に上がります。
脚単体だけでもかなり重量のある本製品ですが、キャスターを取り付けることで移動させることがかなり容易になります。
掃除や模様替え、時には気分転換でデスクの向きを変えたり。
筆者の場合は、デスクがリビングにあるのですが、仕事が変わってWeb会議が増えたこともあって映り込みが気になるようになってしまいまして。
キャスターを取り付けたことで、デスクの向きを任意で変えられるようになったからそんなストレスも回避することができるようになりました。
本記事のまとめ
というわけで、FlexiSpotで人気の昇降デスク”E7 Pro”をレビューしました。
今回は脚のみということでレビューしましたが、もちろん天板も一緒に購入可能です。
相変わらず組み立ては大変でしたが、使用感としては最高。
”E7”と”E7 Pro”のどちらも使用したことがある筆者としては、強いて言えば”E7 Pro”の方が快適かな、といったところですがぶっちゃけ昇降機能面だけで言えばエントリーモデルの”EF1”でも全然問題ないレベルです。
コスパも性能面もおすすめできる昇降デスクとして、FlkexiSpotはまず検討してみても良いアイテムだと思いますよ。
今回はこんなところで。それではまた。