1日を主に過ごすデスクには沢山のこだわりを詰め込んでいる筆者。そんなデスク環境は毎年アップデートを繰り返しているわけでして。
見ていただけると分かりますよ。
『コイツ、どんだけ模様替えするんだよ・・・』って、笑
初めて自分の部屋を持った中学生の頃から、”自分だけの空間”をカスタマイズするのが本当に好きで、自分にとっての模様替えは、もはや”当たり前”のことなんですよね。そんなやつがどんな考えで、どんなアイテムを使って、実際どんなデスク環境にしてるんだ。って、もし気になるようだったら見てほしいですね。笑
そんなわけで、僕のデスク環境にアップデートが入りました(また)。
でーーん。
細かいアップデートはちょこちょこやってたんですが、久しぶりに大物です、はい。”ワークチェア”です。
以前、レビューをお受けしたPalmworkさんから今回もご依頼をいただきまして、『置く場所ないぞ。。。』なんて思いながら製品画像を見た瞬間に2つ返事でご回答させていただいたものです。
3色展開の製品なのですが、外観が素晴らしく可愛い。まずはこれに尽きます。
でもこれはある意味デメリットだと思ってて。
『カラバリが良すぎて選べない。。。』
どのカラーでも我が家に似合いそうで悩みに悩みました。。。
結局、Palmworkが一番推してそうなベージュを選択することにした筆者。
というわけでですね、本記事ではPalmworkの”サニーチェア”という新製品をレビューしていきます。
良かったら最後までお付き合いください。
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Palmwork ”サニーチェア”レビュー
Palmworkは国内のブランドです。
我々、日本人の視点からデスクワークの課題を解決するべく生まれた”パームワークチェア”はワークチェアのようなゴツゴツした印象を抑えたインテリアに馴染むワークチェアとして大ヒットを記録しています。
今回はそんなPalmworkから第2弾のワークチェアが登場。
ポップで可愛らしいフォルムのデザインと扱いやすいカラーバリエーションは、自宅のデスク環境を強く意識したものと思わせられるものです。
商品情報や、機能面など、詳しく説明すると長くなるので、ぜひ公式HPをチェックしてください。
本記事では、HPでは分からない、気になるところなど詳しく見て、語っておきますので、買おうかどうか、”パームワークチェア”とどっちがいいのか、など少しでも購入のヒントになるようなところをチェックしてみてください。
いろんな角度から外観チェック
まずは本製品の特徴である、『デザイン性』を確認していきましょう。
ちなみに、”サニーチェア”は組み立てが必要です。ねじ止めに関しても6箇所の作業が発生しますので購入時はご注意ください。
よほど苦手な方でなければ10分〜15分程度で組み立てられる難易度だと思います。
組み立て動画も用意されていました。
梱包はそれなりに大きいですが、これまでに使用してきたワークチェアの梱包と比較すると、かなりコンパクトに感じましたし、重さについてもなかなか軽量な方だと思います。
こちらが”サニーチェア”正面。
ワークチェアのようなゴツゴツした印象は一才感じさせず、丸みのある可愛らしいフォルムに目が行きます。
今回、カラーはベージュを選択しましたが、正統派ベージュらしく若干のカーキ味を感じるカラーリングでした。
生活空間に馴染みやすい3色のカラー展開は本当に購入を迷うと思います。。。笑
HPに『German Design Award』のロゴもありますが、受賞したんでしょうか?なんにせよ、他のワークチェアと一線を画したデザインは目を止める方も多いはず。
”サニーチェア”の見た目は布張りなのですが、メッシュと布の良いところを活かすメッシュファブリックを採用しています。メッシュほどハリが強くはないけど、通気性が確保され、肌触りが抜群に良いです。
メッシュファブリックの生地に厚みがたっぷりあるモールドウレタンクッションが使用された座面は、ハリのある生地ながらフワッとした座り心地を感じるものでした。
これまでは、布張りのチェアは熱が籠りそうで避けていたのですが、メッシュファブリックは不快に思うほど蒸れを感じることはありません。さらに、個人的には一番良かったところなんですが、普通のメッシュ地と比較して滑りにくいので姿勢のキープもしやすく、結果として体への負担が少なくなる気がします。
座面にはブランドロゴがワンポイントアクセントに。
背面から見るとこのような感じ。
着物を羽織ったかのようなデザインのバックレストは、右に左に、と背中にくっ付いてスイングできる機能が付いています。
フレームが最小限なので、こちらもゴツゴツ感とは程遠い見た目となっています。
側面から見るとこのような感じ。
深く腰掛けると、腰回りをいい感じに支えてくれる形状になっています。特に調整できる機能はありませんが、2週間程使用してみても特に違和感を感じませんでした。
それでは、このままアームレストを見ていきましょう。
アームレストは樹脂パーツでできています。カラーによって異なっており、ベージュ、イエローが白フレーム、ブラックは黒フレームになっています。
肘置きもそのまま樹脂製なので人によっては痛いと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、僕は使用にあたって特に問題と感じることはありませんでした。
高さ調整のレバーは肘置きの下に付いていますのでアクセスがしやすく。肘置きの角度調整も可能。
肘置きの角度は、内側だけでなく外側にも調整できますので、キーボードを多用する方にはありがたい機能でした。
こちらは脚周り。
床を傷つけにくい静音PUキャスターが採用されていますので、ご自宅でも安心して使用することが可能です。
脚周りは”パームワークチェア”と同規格のようです。
”サニーチェア”のここが良い
①インテリアを邪魔しないデザイン
サニーチェアは家に置かれることを前提にしたデザインで作られたチェア。ワークチェア独特の圧迫感や、場違い感がサニーチェアには少なく、主張の少ないデザインがとても優秀に感じます。
高級ワークチェアに使用される素材として多い、アルミフレームも”サニーチェア”には使用されず樹脂パーツのみ。アルミフレームが使用されていると高級感を感じることができ、チェア自体がスタイリッシュさを主張するようになっています。
”パームワークチェア”だってそうです。
デザイン自体は、インテリアに馴染みやすく意識されたものになっていますが、アルミフレームが使用されていますのでどこか主張を感じるんですよね。
それでも”サニーチェア”が気になっている方って、高級感とかそんなところどうでもよくって。
安心してください。樹脂パーツのみですが、これで十分です。デザインに優れていますので、安っぽさもありません。
②機能面のチョイスが良い
”サニーチェア”の販売価格は”パームワークチェア”と比較すると15,000円安く販売されています。
当然その分のコストはカットされており、パーツや機能面で差があります。
それでも”サニーチェア”が推せるのは、限られた機能のチョイスが抜群に良いんですよ。
- アームレストの高さ調整
- 肘置きの角度調整
- バックレストスイング機能
- リクライニング
座面の奥行き調整や、ヘッドレスト、フットレスト、ランバーサポートなど、ワークチェアの定番機能は搭載されていないものの、『肘置きの角度調整』と『バックレストスイング機能』をチョイスするのはGood!
特に肘置きの角度調整は前作の”パームワークチェア”に欲しかった機能だったので、個人的にはありがたい限りでした。
肘置きの角度調整は、キーボード操作の頻度が高い筆者にとってはかなり重要です。キーボード操作をするときは腕はハの字になりますので個人的には”パームワークチェア”の絞り機能よりも”サニーチェア”の角度調整機能の方がありがたい。
ワークチェアのアームレスト幅って少し広めに作られていますので、角度調整ができることで肩こりにも多少は影響します。
また、バックレストスイング機能と言って、背もたれが右に左にと体に合わせてスイングしてくれる機能があります。
こちらも体を支えてくれる点で、とてもありがたい機能です。どうしても作業中に姿勢が変わってしまう筆者としては、それに合わせて動いてくれる背もたれは体に負担がかかりにくい気がしているんですよね(今のところ)。
あと、後ろに体重をかけながら背伸びして左右にゆらゆら〜と揺らすことができるので、リラックスしながら仕事に集中ができますので作業効率もUPしてる気がします!
③上記を踏まえてもコスパは高いはず
オフィスチェアの市場価格から、10万円以上の商品を仮に高級チェアと位置付けするのであれば、Palmworkのチェアはミドルクラスのチェアとなります。(20万、30万を超えるチェアは一旦置いておきます・・・)
パームワークチェア | 79,000円(税込) |
サニーチェア | 64,000円(税込) |
決して安いわけではないと思いますが、デザイン・機能を含めてこの価格は納得感が高いです。
Palmworkの取り組みに『適正プライシング』とありますが、正にそれ。
今回は、割引コードもいただいていますので、こちらを使っていただければさらに割引が適用されますのでよりお求めやすくなります。
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時期によってはセールも実施されますので、そちらで狙っていただくのもいいかもです!
逆にここが残念
ここからは”サニーチェア”を実際に使ってみて『気づいた』残念だと感じた点について書いていきます。
HPでは分からない部分なので参考にしてもらえれば幸いです。
①バリ取りにムラがある
先ほどご紹介した通り、”サニーチェア”は樹脂パーツでできています。
もちろん、肘掛けもです。
バリ取りが甘いところが複数箇所に渡ってあるのが気になりました。肘を置く部分では引っ掻くようになって痛いし、キャスター周りの脚組でかかとの皮が剥けました。脚周りについては”パームワークチェア”と同じ金型を使ってそうなんですがね。
”パームワークチェア”もそうだったかな、と思い触ってみましたが、どこも滑らかでそんなことはなく、やはり”サニーチェア”の方だけ。
少し改良することで改善すると思いますが、生産の安定化を願いたいですね。
ともあれ、通常の使用時にどうしても触れたりする部分だったりします。使用感のところに直結する部分なので残念です。
製品自体に不満を感じる点はありませんので、概ね満足できる商品であると言えます。
”パームワークチェア”との違い
”パームワークチェア”との価格差が15,000円ってのがまた絶妙で、『15,000円くらいの差ならパームワークチェアにした方が良いのではないか・・・・?』そんな悩めるチェア難民の方もいらっしゃるでしょう。
せっかくですので、両チェアで比較をしておくので自分に合ったチェアを探す参考にしてみてください。
まず、結論なんですが、使用感に関しては本当に大差ないです。
上記で述べたバリ取りのところは個体差の可能性がありますので省きますが、単純に機能面でサニーチェアになくてパームワークチェアにあるものといえば
- 座面の奥行き調整
- 背もたれの高さ調整
- 全面メッシュ生地
- 肘置きの絞り機能
- クッションタイプの肘置き
- 全面メッシュ張り
- アルミフレーム
となります。座面の奥行き調整、背もたれの高さ調整については1年程使用してきてあまり効果を感じられていない部分でもあったので個人的にはあってもなくてもいいかな、と。
逆に”サニーチェア”にしかない特徴を以下にまとめてみます。
- バックレストスイング機能
- メッシュファブリック使用
- 肘置きの角度調整
- 座面がメッシュファブリック
- 座面の高さが最小で40cmまで下げられる
バックレストスイング機能がやはり気持ち良いのと、座面の最低高40cmのワークチェアは、デザイン性も含めると選択肢が少ないので、女性や小柄な方にもめちゃくちゃ重宝されるのではないでしょうか。
(…高級ワークチェアの中でも最低高42cm以上がほとんどです。その中でもアーロンチェアは最低高37.5cm〜なので、さすがと言わざるを得ない。)
あと、個人的にはファブリックの座面があまり好みではなかったのですが、”サニーチェア”のメッシュファブリックはメッシュのような触り心地、通気性を感じながらふわっふわなクッション座面がしっかりとお尻を包んでくれるので、これはこれで良い。そう気づかせてくれました。
パームワークチェアの機能を絞ってただただ廉価版にするのではなく、価格帯としてはメリットを出しつつも、個性をしっかり持った”サニーチェア”はやはり推せます。
120日の返品・返金保証あり
Palmworkでは、購入後の座り心地に不満があった場合に、返品・返金保証を受けることが可能です。
120日間という縛りはありますが、通販のみという特性上、こういった制度があるのはユーザーとしては助かります。
この他に、以下のようなサービスもあります。
- 製品保証サービス(最大3年間)
- ワークチェア回収サービス(※有料)
┗不要になったワークチェアの回収。1脚あたり9,900円で購入したチェアの数まで。 - 配送料無料
- チェアの組み立て・設置サービス(※有料)
┗1脚あたり6,600円
この記事のまとめ
というわけで、Palmworkのワークチェア”サニーチェア”のレビューを行いました。
家に置くことを前提に作られたワークチェアということもあり、デザイン性はシンプルながらPOPなカラーもラインナップされた商品。
”パームワークチェア”と比較してみると価格も安く、樹脂パーツで作られているためデザイン重視のただのチェアかと思ったら大間違い。フワッと包み込んでくれるメッシュファブリックは品質が高く、バックレストスイング機能は在宅でガッツリ働く方でもすごくありがたい機能。
もちろんデザインは素晴らしく、他のワークチェアと一線を画したもので、柔らかい、ナチュラルテイストにすごく馴染みそうだと思ってます。
良かったらイメージの参考にしてみてください。
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気になるかた、ご購入を検討されている方がいらっしゃれば、ぜひ使ってください。
今回は以上です。それではまた。
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