SwitchBotから発売された、“SwitchBot ハブ2”。
「究極のスマートリモコン体験を」というキャッチコピーが付けられた本製品は、販売実績No1のSwitchBotスマートリモコンが一新された次世代モデル。
SwitchBotの4つの役割がギュッと詰まったハブ2
- スマートリモコン
- スマートホームハブ
- スマート温湿度計
- スマートボタン
従来の”SwitchBot ハブミニ”でもスマートホームの司令塔として十分な役割を持っていましたが、”SwitchBot ハブ2”では温湿度計やスマートボタンの機能まで搭載し、Matterにも対応してしまいました。
我が家でもSwitchBot製品はたくさん使ってきましたが、より快適に、便利に使いこなすために欠かせなかったSwitchBotハブ。
ハブミニからさらに「スマート」に強力なパワーアップを果たしています。
ホワイトを基調としたデザインでミニマルさがありつつ、表示内容もシンプルで分かりやすいデザイン。
主張しすぎるものでもないのでどこに置いてもいいと思います。
スマートボタンが特徴なので、ソファ近くにあると便利かなと思い、壁に貼り付けて使ってみることにしました。
というわけで、進化した”SwitchBot ハブ2”について詳しくレビューしていきます!よかったらご参考ください。
”SwitchBot ハブ2”レビュー
”SwitchBot ハブ2”の主な製品仕様
製品 | SwitchBotハブ2 |
価格 | 8,980円 |
サイズ | 80×70×23mm |
重量 | 63g |
材質 | ABS |
対応OS | Andoroid 5.0以上 iOS 11.0以上 |
動作環境 | -20℃~40℃ RH0%~90% |
Bluetooth範囲 | 最大120m |
Wi-Fi | 2.4GHz |
赤外線送信距離 | 最大30m |
赤外線受信距離 | 最大15m |
コントロール | Alexa Google Assistant Siri Shortcuts IFTTT |
温湿度センサー | 最小表示:0.1℃、1%RH 温度測定範囲:-20℃~80℃ 湿度測定範囲:0%~99%RH 温度精度 -20℃~0.0℃(±0.4℃) 0.0℃~65.0℃(±0.2℃) 65.0℃~80.0℃(±0.3℃) 湿度精度 0~10%RH(±3%RH) 10%~90%RH(±2%RH) 90%~99%RH(±3%RH) |
待機、その他 | 待機電力:88mA(表示ランプが全点灯、最大輝度) 赤外線リモコン:5000種以上のブランドに対応 学習モード:スマートラーニング、手動選択、カスタマイズモード |
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パッケージ内容
- SwitchBotハブ2本体
- 電源アダプター
- 温湿度センサー搭載ケーブル
- 両面テープ
- 取扱説明書
”SwitchBot ハブ2”の外観・デザイン
特徴的なデザインは特にないですが、ホワイト基調のシンプルなデザインがとてもミニマルに感じます。
底面にはおそらく滑り止めを目的としたゴムパッドが付けられていました。
また、背面部分はスタンドになっています。
無段階に調整可能
USB-Cポートはスタンドで隠れるような配置になっていました。
使用シーンを考慮したうえでケーブルが目立たずに背面側へ抜ける方法、下方向へ抜ける方法があるなど、工夫が感じられる構造です。
スタンドさせたときにケーブルが通るすき間をちゃんと作ってるんです。
電源に接続するとこのようにディスプレイが表示されます。
温湿度計プラスを所持していましたので並べてみました。
機能的には特に変わり無いのですが、バックライトがあるのと無いのでは見やすさが格段に違います。
サイズ・重量
”SwitchBot ハブ2”を使ってみて
初回セットアップ方法
使用するためにはアプリへの登録が必須です。
アプリとの接続を行うためにタッチボタン部分を2か所同時に2秒押します。左上の表示ランプが高速で点灯したら接続待機状態となります。
アプリに認識されたら手順通り進めていきますが、Wi-Fiに接続するだけ。
ホーム画面では、温湿度センサーが計測した数値や、照度レベル、タッチボタンや赤外線リモコンの登録が行えます。
ちなみにですが、ハブミニもこれまで使用していましたので、接続を解除せずにそのまま使用していますが、特に問題はないようです。
赤外線リモコンを登録してみる
ハブ2のリモコン機能の特徴
- 赤外線の送信範囲がハブミニの2倍:見晴らしのよい場所で30m
- Wi-Fi接続が切れてもエアコンを操作可能
- エアコンの状態を常に同期
- 1ステップで赤外線家電を登録
赤外線リモコンの登録は、”SwitchBot ハブ2”のホーム画面から行います。画面上の「+リモコンを追加」をタップします。
登録する赤外線リモコンの種類を選択して、自動学習をするか手動登録をするか選択していきます。
基本的には、「自動学習」を選択してもらって大丈夫です。
「開始」をタップして登録するリモコンを”SwitchBot ハブ2”に向けてボタンを押します。この時のボタンはなんでも大丈夫です。
エアコンのリモコンが登録できました
エアコンの赤外線リモコンの登録は「自動学習」で一発だったのですが、テレビのリモコンは古かったのか、「自動学習」で提供されるリモコンでは操作ができませんでした。
そのため、「手動学習」をやってみます。
登録したいボタンをひとつずつ登録していきます
1ボタンずつ確認しながら登録していきますので時間がかかります
時間はかかりましたが、確実に登録ができたのでまぁいいでしょう。
購入して10年くらい経つテレビなのでしょうがないかもしれませんね。古い家電がスマートリモコンに登録できるだけありがたいと思うことにします。
照度センサーの活用
こちらは照度センサーのデータ内容です。
設置した場所の明るさの推移的なところがわかるようになっていて、これまでのSwitchBotデバイスでは難しかった細かいレベルでの照度を判定してくれるようになったので、「明るい・暗い」という単純なものではなく細かい照度レベルをトリガーにして条件に合致した際に何かのアクションを起こす。ようにちょっとマニアックな設定も可能になります。
”SwitchBot ハブミニ”と比較してみた
”SwitchBot ハブミニ”と”SwitchBot ハブ2”
サイズ感の違い
重量の違い
もちろん、ハード面の違いこそありますが、「できること」が違うのが大きな違いだと思います。
製品 | SwitchBotハブ2 | SwitchBot ハブミニ |
価格 | 8,980円 | 5,480円 |
温湿度センサー | ○ | – |
照度センサー | ○ | – |
スマートボタン | ○ | – |
スマートアラート | ○ | – |
スマートリモコン | ○ | ○ |
ハブ機能 | ○ | ○ |
エアコン状態同期機能 | ○ | – |
Wi-Fi切断時操作 | ○ | – |
シーン機能 | ○ | ○ |
Matter対応 | ○ | – |
GPS連動機能 | ○ | ○ |
コントロール | アプリ操作 音声操作 Apple Watch操作 | アプリ操作 音声操作 Apple Watch操作 |
オートメーション | スケジュール ジオフェンシン(GPS) 温度 湿度 照度 | スケジュール ジオフェンシン(GPS) |
サードパーティサービス | Alexa Google Assistant Siri Shortcuts IFTTT | Alexa Google Assistant Siri Shortcuts IFTTT |
リンク | 詳細を見る | 詳細を見る |
その他、「赤外線通信の送信範囲がハブミニの2倍」など性能面でも向上が見られたりしますが、Matterに対応したことでAppleのホームアプリなどからも操作ができる点はAppleユーザーからすると嬉しいポイントですね。
もちろんですが、Matterに対応したってだけで、他社品をハブ2で操作できるわけではないですけどね。
アプリを統一できるってだけで便利さが違います。
より便利に、よりおしゃれに、より高額に!正当進化を遂げたと言っていいでしょう。
”SwitchBot ハブ2”レビューまとめ
というわけで”SwitchBot ハブ2”をレビューしました。
ハブミニを持っているから、温湿度計プラスを持っているからというかたに絶対こちらの方が良いと強要はできませんが、(価格も高くなりますし。)Matter機能や照度センサーなど、ハブミニには無い機能が将来的に化けそうな気がして”SwitchBot ハブ2”の方が今では圧倒的にオススメしたいです。
赤外線の送信距離が2倍になったのも単純に性能が上がっただけですが、ハブミニだと障害物を考えながら設置していましたが、ハブ2になってから気にせず設置しても問題なく使えるようになりました。
SwitchBot製品をこれから揃えようとされるのであれば、ぜひ購入して頂きたいアイテムNo1です。
今回の記事はここまでです。それではまた!