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Quntis スクリーンライトレビュー|価格の割に高性能なモニターライト。BenQ買えなくてもこれならOK

デスク上に置くライトはどんなものを想像するだろうか。

一般的には、アームタイプのデスクライトを想像するかもしれない。


優れたデザインの物も多く、安価なものから高級なものまで幅広いのだが、モニター掛け式ライトというディスプレイの上に設置するライトが存在する。

ディスプレイの上に配置できることで、本来デスクライトを置く場所にしていた部分が有効活用できたり、デスクがスッキリとなるメリット抜群のアイテムだ。

カテゴリとしては、BenQのスクリーンバーが最も有名で優れていると目にするが、なんにせよ高すぎる。


今回の記事では、BenQのスクリーンバーの半分の価格帯ながらそれに準ずる見栄え・機能性を持つ「Quntis スクリーンライト」を紹介しよう。

もし、BenQのモニターライトも気になるかたは「ScreenBar Halo」というBenQの中でも一番高価なモニターライトを購入したので参考にしてほしい。

>>レビューはこちらから

Quntis スクリーンライトはこんな特徴

実際に使ってみて感じた本機の特徴について良い点・悪い点を含めて挙げてみた。
各項目へはクリックしてジャンプできるようにしているので、気になる部分まで読み飛ばしてもらって構わない。

「Quntis」についてだが、外装箱記載の会社住所を調べてみるとドイツの住所が記載されている。

製造工場は中国のようで、どうやらアメリカ・中国・ドイツに拠点を構えているようだ。https://www.quntis.com/

以下では単純に、この製品の特徴についてだけ書いていこうと思う。

現在はBenQの「ScreenBar Halo」に乗り換えました。

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ディスプレイの上に置くだけの簡単仕様

QuntisのスクリーンライトはBenQのスクリーンバー同様にディスプレイの上に設置する簡易的なライト。

デスクライトのように、デスク上にライトを置くスペースについて考える必要がないのでスペースの有効活用をすることができるのが特徴だ。照射範囲が広いくせにデスクスペースを最大限に活用できてしまう。

デスク上をスッキリさせながら必要な明るさを確保できる点で、非常に効率的なアイテムとなっている。

電源はUSBから供給できる

QuntisのスクリーンライトはUSB電源から電力を確保する仕組み。

お使いのモニターにUSBポートがあれば配線整理について考える必要なく、スッキリと使用できる

もし、筆者の使用しているモニターのようにUSBポートがタイプCのみであれば変換器を使用して接続するのもありだと思う。

ただし、付属のケーブルは2mの長さがあるためその場合は別に短めのケーブルを用意するとスッキリさせられるぞ。

操作方法が簡単

Quntisのスクリーンバーはタッチ式のスイッチとなっており、軽く触れることで操作ができる

もちろん電源のON/OFFも可能で、最後に電源をOFFにした時の輝度や色温度を記憶してしてあるので、電源ON時に都度設定する必要がない点は非常に優秀。

操作イメージ

操作した様子を動画にしている。

色温度と輝度はタッチでそれぞれ4段階切り替えることができ、長押しすることで色温度(3000K〜6500K)、輝度(5%〜100%)の無段階調光までもできてしまうのだ。

操作感はもっさりすることはなく、シンプルで軽快な動作。

感度の良いタッチセンサーでサッと切り替えられるのが特徴だ。

BenQと遜色ないデザイン

ブランドロゴが見えるデザインとなってしまっている為、BenQのスクリーンバーとすぐに見分けがついてしまうが、ほとんど遜色のないデザイン。

形状といい、各ボタンのアイコン・配置、ほとんどコピーを疑うレベルなので、BenQ側は嫌だろうな。

マスキングテープでロゴを隠すのもいいかも。

この方法を試しているBOWSさんも同アイテムの40cmバージョン(L205)をレビューしているのでリンクを掲載しておく。

OKINAlog

この記事では、Quntisというブランドのモニター掛け式バーライト「L205」についてレビューしていく。夜のデスク作業時…

ズレやすくてモニターに被る欠点も

別にめちゃくちゃ気になるわけじゃないんだけど、電源ボタンを無造作に押してしまうとズレてしまうとゆうか、傾いてしまう

筆者が使用しているモニターの背面が少し傾斜気味なのが問題かもしれないが、構造上そこまでガッチリ固定できるようなものではないことは理解しておいてもいいと思えた。

ズレないように親指と中指でスクリーンライトを挟み人差し指で電源ボタンを押すなど、工夫して使用している。

あと、ベゼルレスモニターだと若干干渉してしまうのも気になるところ
ギリギリ表示領域に被ってしまっており、気になると言えば気になるし、こんなものと言われれば別にいいかな程度だが。

少し作りが甘いところも

Quntisの製品については、製品保証が1年間となっておりカスタマーサポートも用意されている


まぁ、とりあえず最低限のサポート体制は整っている模様。


LEDライト部分に貼ってある保護フィルムが挟み込んでしまっていて綺麗に剥がすのがめちゃくちゃ大変だったり、作り込みが甘い部分も感じたのは事実なので当記事ではちゃんと伝えておこうと思う。

(他の方のレビューを見ていると同じような現象の方を見かけたので、製造工程の問題かも。)

モニターへの反射はほぼ無い

Quntisのスクリーンライトは、ライトをつけた状態でも画面への映り込みはほとんどない。

映り込みゼロと言ってもいいと感じるほどで、画面に光が反射して見づらいと言ったことも一切ない。

モニターの前に座っている人の目にも光が入ってくることもない絶妙な角度で照らされるので作業の邪魔になることもなく快適にデスク作業に集中できる。

筆者が購入したのは、L206(52cmタイプ)で29インチのウルトラワイドモニターサイズで問題なく使用できる。

このサイズのモニターライトの選択肢は限られるので、ウルトラワイドモニターを使用している方にはおすすめしたいアイテムのひとつだ。

使いやすく機能的

光の照射角度がわかりやすいように横から撮影してみた。

スクリーンライトの直下からちょうど手元くらいまで広く照射してくれる。

しかもモニターを見る時の顔の位置に光が来ないのがポイント。
電源ON/OFF機能だけでなく、最後に使った輝度・色温度をそのまま記憶してくれる点もこの価格帯でできるのは魅力的ではないだろうか。

Quntis スクリーンライトの主な製品仕様

それでは、製品仕様をBenQ製品と比較しながら確認していこう。

BenQスクリーンバーと比較

製品画像
メーカーQuntisBenQBenQ
製品名スクリーンライトスクリーンバースクリーンバープラス
色温度3000K 〜6500K:無段階(長押し)
4種類:ボタンタッチ
8種類:2700K〜6500K8種類:2700K〜6500K
輝度5%〜100%:無段階(長押し)
4段階:ボタンタッチ
14段階14段階
操作タッチ式タッチ式コントローラー
対応ディスプレイ厚1cm〜3cm1cm〜3cm1cm〜3cm
サイズ幅40cm/52cm51cm45cm
電源USBUSBUSB
W数5W5W5W
自動調光機能
価格(税込)4,680円/5,380円11,900円15,900円
タイトル詳細を見る詳細を見る詳細を見る

スペックについてもBenQ製品と見劣りすることなく、かなり優秀なのではないかと感じてしまう。

確かに、実際に使用してみて怖いくらい性能としては問題ない。

Quntis スクリーンライトの外観・サイズ

外観

外装は割とシックなデザイン。
全て英語で表記されており、他には特筆するところは無い。

こちらが、パッケージ内容。

BenQのスクリーンバーと、ここも変わりはなさそうだ。

ケーブルは2m長のものが付属するので、モニターから電源供給できない場合、必要十分な長さが確保できるよう配慮されているのもGood。

電源供給部分はUSB-Cポート。

マットなブラック本体は、多くのモニターとの相性が良いだろう。

ブランドロゴが前面に見えるように配置されている。

ディスプレイに挟みこむ重し付きのマウントを接続するだけで使用可能。

1cm〜3cmまでのディスプレイに対応しており、両手で伸ばしながらディスプレイに設置するだけ。

あとは、電源ケーブルを差し込むことで使用可能な状態になる。

各種ボタンについては右側から、「電源ボタン」、「自動調光ボタン」となっている。

左側のボタン配列は、左から「輝度調整ボタン」「色温度調整ボタン」「自動調光用センサー」といった配置。

マジでBenQのスクリーンバーと同じ配置だ。

Quntis スクリーンライトがおすすめな人

しばらく使用してみて、筆者としては不満に感じるところはほとんど無かったのだが、おすすめできる人について考えてみた。

  • 長時間モニターを見るようなデスクワーク中心の方
  • デスク上の光量が少なく暗いと感じている方
  • デスクライトを置くスペースに困っている方
  • BenQスクリーンバーは高すぎると感じている方

上記に該当するような人におすすめできるのではないかと考える。

デスクライトだけでは暗い
デスク全域が明るくなる

デスク上に光量が足りないと、キーボード作業以外に何か書き物だったり、読み物をするときに集中できない。

スクリーンライトを導入することで、デスク全域が明るくなり作業がしやすくなる。

あと、BenQのスクリーンバーが欲しいけど高すぎて買うのを躊躇している方にもおすすめ。

ほぼ半額で同様の機能を使えるので全然これで良いと思う。

Quntis スクリーンライトをおすすめしない人

それではおすすめしない人はどうだろうか。

  • 信頼できるメーカーが良い
  • WEB会議などで、顔を照らしてくれるライトが必要
  • 電源ON/OFFに手を伸ばしたくない

単純に筆者がQuntisというメーカーに馴染みがないだけか、このようなスクリーンライトはBenQのような大手のものが良いという方にはおすすめできない。

また、手元を照らすためのものである為、顔を照らす仕様でもなく、角度調整が可能でもないのでWEB会議などで照明として使用を目的には使えない。

電源ON/OFF時に手を伸ばしたくないという方は、スマート家電モノやBenQスクリーンバーplusなど、手元で調整できるリモコン付きがおすすめ。

Quntis スクリーンライト購入者の口コミ・評価

筆者以外のQuntis スクリーンライトの購入者口コミや評価を確認してみよう。

(引用元:Amazon .co.jp)

総合評価:()星5つ中4.3

口コミ

取り付けするディスプレイと接触に注意

BenQ EX2780Qに取付、使用したレビューになります。
後ろの出っ張り部分があり、ちゃんとは挟めません。ベゼルレスなデザインですが、縁まで表示はしていないのである程度画面に掛かっても問題なく使用出来ています。
ただ、安定感はないので操作するたびにグラつきます。
性能は、画面に映り込みは全くありません。
あかるさも色合いも問題ないです。
取付はある程度後ろもたれフラットで、ベゼルレスでないディスプレイなら使用に問題ないと思います。
後、本体とUSB-typeCとの接触が悪くて最初点灯しなくて、返品かと思いました。点灯しない場合は接触を触ると点灯します。
取付と、接触わるいのてわマイナス1ですが、BenQのスタンド買うよりコスパいいし、基本性能は問題ないと思います。


明るい、安い、使いやすい、おすすめです

みなさんが比較しているBenQは使ったことがありませんが、これで十分に思います。
ZOOM会議のとき、すこしまぶしいですが顔も照らした方が写りが良いので手前に向けようとすると、USB-Cのコネクタが邪魔で向けることができません。そのため、電源部をオフセットして使うと、じゃっかん水平がとれなくなりますが、気になるほどではないのでその形でつかっています。ただ、USB-Cコネクタがディスプレイに干渉するので手持ちのL型のものに交換しました。
これで普段は手もとが明るくてとても作業がしやすくなったし、ZOOMのときには「健康的な表情」で参加することができるようになりました♪
もっと安価な製品を買って比較したわけではありません、この商品の外観の品質はとても高く、価格相応またはそれ以上だと感じます。
取り付け安定性はそれほど高くありませんが、ひんぱんに動かすものでもないので通常使用には問題ないと感じています。ただ、手もとを照らすという本来の使用範囲外ですが、可動域が小さいのが私の用途には不満足に思えた点になります。


正面からの光、良いですね

今まで照明をサイドに置いてデスク作業をしていたのですが
勉強机と同じ正面からの光、いいですね!集中力が変わります
ゼベルレスのモニターにのせたため、そのまま乗せただけでは少しだけ表示領域に干渉しますが
ちょっと斜めに引っ掻ければOk、使えます。ぐらぐらはしますがそこは自分がソフトタッチで触ればいいだけ
感想としては買ってよかったです
明るさ:バー長めの割に最大が明るいかというとそれほどでも?そんなに明るくしませんが
ちらつき:が、時々あるような気もします。もしかしたらUSBから給電だからかしら
設置の高さ:目線より高めの位置に設置するのはおすすめしません。モニター見るときに光が目に飛び込む故
組み立て:アーム部分に本体を嵌めるのがなかなか思いきりやらねばならずちょっとひやひや
レビューでお見かけしたライト部分の保護シートはパッと見一気にビッと外して欲しそうなのがいけない
恐る恐るチマチマ片側から剥がしていくような感じにすればキレイにはげます
くれぐれも、一気にやらない


照明としては合格だが、設置に難点

部屋の天井ライトを消してLEDスタンドでデスクトップを照らしていたが、いまいち使い勝手も悪いし見た目も悪いので、こちらのタイプを購入。

画面への映り込みがまったくないのがすごいと思った。

明るさ、色合い、自動調光など必要な機能はそろっていて、切り替えもワンタッチで可能。そしてコンセントではなくUSB Type-Cで電源供給というモダンなところも良い感じ。質感も安物ぽさがあまりなく、中華にしてはよくやったという感じ。

ただ難点は、他のレビューにもあるけど、おそらく一般的なディスプレイにはピッタリ取り付けられないんじゃないんかな?という部分。形状がテキトーすぎるでしょ。いわゆる思慮の浅い中華製品から脱却できてない。

クリップ部分を引っ張って広げたあと、バネで挟み込むタイプなんだけど、多くのディスプレイは背面が曲面になっているので、はさもうとしても徐々に上に持ち上がってしまい、ピッタリ挟めないと思う。おもりがついているのでそちらに頼ることになるんだけど、引っ掛けの立方体が邪魔で、いまいち安定しない。これ取り外せるのかな。

ディスプレイを真横から見て、背面がどれだけ曲面になっているのかちゃんと確認してからのほうが良い。四角になってるディスプレイなんか今売ってないと思うが。

というわけで、条件として上位にくるであろう設置条件がダメダメ。挟むというより乗せるという感じで考えているなら問題ないが、頑張って固定させる気持ちが無ければ買わないほうが良い。


ものは良いが、保護フィルムのせいでダメ

ものは良いです。
光量は十分。
クリップ部分は短く、狭額ベゼルでも問題なし。
自動調光は便利。
スイッチ部分は、若干へこんでいて、指の触覚でスイッチを探り当てることでできて便利。

しかし、保護フィルムのせいで、台無しです。

保護フィルムを剥がそうとしました。
よく見てみると、保護フィルムの端が、透明アクリル板(?)と黒いフレームに挟まっていました。
おそらく、透明アクリル板を保護フィルムを貼った状態で、黒いフレームの内側に組み込んでいると思われます。

この状態で、保護フィルムを剥がそうとしました。
保護フィルムが破れて、黒いフレームに挟まった部分が残ってしまいました。


スッキリデザインでコスパ良し

PC周りやデスク上にもう少し明るさが欲しくスタンドを探して見つけました。
BENQ買うなら普通のスタンドの方が明るいとは思いましたが、こちらの商品を見つけ結果満足でした。
同価格帯の別商品よりデザインもよく、スイッチが一体化になっているのが特に良いです。
ただし完全固定されていないので、軽めのタッチでないとすぐズレます。これは慣れですね。

色温度の連続変化は合わせが多少難しく感じますが、ある程度決めたらほぼ固定なので良しとします。
この手のこの長さのバーライトとしては明るさもほぼ満足です。

後ろ側もすっきりで後ろが見える場所でも格好悪くなく良いデザインです。

総じておすすめです!

Quntis スクリーンライトのレビューまとめ

この記事ではQuntisのスクリーンライトをレビューした。

良かった点

・コスパ良い

・デスクスペースを有効活用できる

・BenQスクリーンバーのような見た目

・操作性が簡単で機能的

気になった点

・ズレやすい

・LED保護フィルムが剥がしづらい・残る

コスパ 4.5
デザイン 4.0
操作性 4.0
機能性 4.5
総合 4.3

BenQのスクリーンバーに憧れはあるけども高くて手が出せない。

そんな方には、マジでぴったりのアイテムになると思う。


筆者が購入した経緯としては、海外のデスクセットアップで使用している方がいたことがキッカケ。

実際に使用してみて不都合はないし、手元が明るく照らされることで、室内を暗くしても作業スペースはしっかりと照らしてくれるしあって良かったと思っている。

機能性・操作性についても問題なく使えているので、予算が限りある方にはぜひ検討してもらいたいアイテムだ。


特に変える予定もないので、このまま使い続けてみようと思っている。
何か、気づいた点があれば随時更新していきたい。

今回は以上だ。それではまた!