本記事ではBIGBIG WONのゲームコントローラー”GALE HALL”をレビューします。
無印GALEの特徴にもあったボーリングレート1,000Hzなどは引継ぎながら、アナログスティックがホールセンサーにアップグレードされた商品です。
また”RAINBOW 2 Pro”でもそうだったように、スティック交換もできるようになっています。
GALE HALL レビュー
無印GALEとの比較
今回の”GALE HALL”は旧型のGALEからのアップグレード版、まぁ併売されている状況なので『上位版』と言ったところでしょうか。
基本的なスペックは同じようですので、従来の”GALE”と比較しながらスペックをチェックしましょう。
製品画像 | ||
商品名 | GALE HALL | GALE |
対応プラットフォーム | Switch・Xbox・Windows10,11・Android・iOS | Switch・Xbox・Windows10,11・Android・iOS |
ジャイロ | 6軸 | 6軸 |
接続方式 | 有線 2.4GHz Bluetooth | 有線 2.4GHz Bluetooth |
バッテリー容量 | 1,000mAh | 1,000mAh |
ボーリングレート | 有線:1,000Hz 無線:125Hz ※有線のみカスタム可能 | 有線:1,000Hz 無線:125Hz ※有線のみカスタム可能 |
ジョイスティック | ホールセンサー | カーボンフィルム |
スティック交換 | 可能 | × |
振動モーター | 大型ローターモーター | 小型ローターモーター |
充電スタンド | ○ | ○ |
モーションエイム | ○ | ○ |
カラー | ブラック グレー | ブラック ホワイト |
価格 | 8,999円(税込) | 8,999円(税込) |
リンク | 詳細を見る | 詳細を見る |
このように基本的なスペックは前作”GALE”と同様ですが、ジョイスティックにはホールセンサーが搭載され、振動モーターも大きなものに変更されています。
価格も同一ですから素直に”GALE HALL”を購入した方が良いと思いますね。
”GALE HALL”には高さの異なる交換用スティックが付属してきますので、自分の好みに合ったものへカスタムが可能なのも面白いところです。
パッケージ内容
パッケージ内容
- GALE HALL本体
- 充電スタンド
- 交換用スティック
- USBドングル
- USB-Cケーブル
- 取扱説明書
”GALE HALL”の外観・デザイン
GALE HALLのデザインについてですが、前作の無印GALEは未所持の為、写真比較はできませんが同一筐体を使用しているようでした。
こちらはコントローラー本体。
ボタン配置は”RAINBOW2 Pro”と同様のXbox配列のABXYボタンです。
ボタンはポクポクとタクタイル感のあるメンブレン方式。個人的にはもう少し軽い方が好きではあります。
背面にはM1〜M4の4つのバックボタンが搭載されています。割り当てたボタンを使用することが可能です。
中央のボタンはペアリングボタンとなっていますので、接続デバイスを変更する際に使用します。
上部にはUSB-Cポートが備わっており、別売りのスマホホルダーをセットすることができるようになっていました。また、”RAINBOW2 Pro”に実装されていたイヤホンジャックは非搭載です。
残念ならが、トリガーストップは備わっていませんでした。
左右のグリップ部分には無印”GALE”よりも大型のローターモーターが内蔵されており、しっかりとしたバイブレーションで正確なフィードバックを提供します。
グリップ部分は滑り止め加工がされておりました。
大きさ・重さ
サイズ感は上画像の通り、105×155×64mmとなっていました。
これは、”RAINBOW2 Pro”と同様のサイズ。重量感については、231gと軽量なので扱いやすさがあります。
充電スタンド
充電スタンドはこのような形になっていて収納しやすい・取り出しやすい構造をしています。
コントローラーをディスプレイしてるような感じになる、良いデザインです。
無印の”GALE”と同じ充電スタンドになっており、背面にはUSBレシーバーを接続することができます。
充電スタンドからコントローラーを取ると接続モードに自動で切り替わるので地味に使いやすいんですよね。
”GALE HALL”の操作性
同じくBIGBIG WON”RAINBOW2 Pro”を使用している筆者からは違和感なく移行できました。
そもそも、BIGBIG WONのコントローラー自体がXboxのコントローラーを模した一般的なデザインなので万人受けするでしょうね。
バッテリー内蔵ながらも230gほどと軽量な本体、そして入力遅延や精度も優れていると評価できます。
無印”GALE”から、スティック交換に対応したことで摩耗によるドリフト問題も解決しました。
交換用スティックでは高さをそれぞれ選ぶことができますので、ゲームによってカスタムすることもできますね。
この記事のまとめ
というわけで、進化した”GALE HALL”をレビューしました。
本格的なゲームにも対応したコントローラーとして評価の高いBIGBIG WONのコントローラー。高いポーリングレートに対応した本機は”RAINBOW2 Pro”に引けを取らない性能を持っているゲーミングコントローラーでしょう。
気になった方はぜひチェックしてみてください。
今回は以上です。それではまた。