なんだか地味にキーボードにハマっています。”これ”といったこだわりは正直ないんだけど、一つずつ違いがあって打鍵感も全然違う。しかも実際に触ってなければ届いて開封するまでわからないわけでそのドキドキ感と”悪くない”ってなった時の充実感はたまらんものです。
これがキーボード沼たるものなのか…?
こないだKeychronの「K3」を買ったばかりなんだけど、あれから3つ買い足してますw
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▲「AKKO 3084B Plus」もそのひとつ
そして今回記事にするのはEPOMAKERの「TH68」。
スリムなキーボードでモノクロな外観に目が止まり購入してみたんだけど、そこそこ気に入りました。(何目線…)
Mac配列のキーボードではないですが、筆者的にはそこは特にどうでも良いこと。
それではレビューしていきますので気になった方はぜひ参考にしてみてください。
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EPOMAKER 「TH68」はどんなキーボード?
EPOMAKERのTheoryシリーズ「TH68」は68キーのコンパクトなキーボード。ホワイト×ネイビーのモノクロライクなデザインだ。
主な特徴
- 68キー65%のコンパクトなレイアウトデザイン
- Bluetooth/2.4GHz/有線に対応
- ホットスワップ対応
- オリジナルのキースイッチが選択可能
- 1600万色のRGBバックライト機能
EPOMAKERについて
EPOMAKERは前回レビューしたAKKOブランドや、静電容量無接点方式のキーボードを作っているNizなどの商品を扱っている販売代理店だと思ってたのですが、EPOMAKER自体も自身のブランドキーボードを販売してるんですね。
総合的に質の高いキーボードを取り扱っているように感じます。
スタイリッシュな製品の取り扱いも多く、HPを見て貰えばわかりますが楽しいです。
良デザインのものが多い…!
EPOMAKER 「TH68」のデザイン・外観をチェック
Theory 「TH68」
こちらがEPOMAKERの「TH68」。テンキーレスキーボードで、カーソルキーが独立してるから誤打が少なくなりそうな配置。
ノブ付きの65%レイアウトだからスッキリした見た目が特徴的に感じますが、実際にはかなりズッシリとした細マッチョなキーボードなんです。
側面から
側面から見てみると、キーボード本体は元から傾斜がかかっています。筆者自身はパームレストがなくても問題ないと感じましたが、手が大きくない方には微妙に手首が痛くなりそうな高さです。
なんとノブ付き…!
このモデルにはノブがついてます。同じくTheoryシリーズの「TH80」にもノブがついていますが、そちらとはまた違ったデザイン。
デフォルトでは音量調整が割り当てられていて、ソフトウェアでカスタマイズすることも可能だ。
…けど今の所Windows向けのソフトウェアしか出てないです。
コリコリっと回した感覚がありますのでクオリティは高いと思います。
ノブ周りは光るようになっていますが、接続確認のためのライトで、ライティングを変更したりカスタムしたりすることはできないようです。
デフォルトでは以下のように設定されていました。
ノブを回す・・・音量調整
ノブを押し込む・・・一時停止 / 再生
背面から
背面がまたちょっとかっこいい感じです。チルト機能がついてないのが残念ポイントでしょうか。
リア側から見てみるとこんな感じ。
接続端子はUSB-Cで、接続方法の切り替えスイッチが備わっています。
また、背面にもLEDが透過するようになっていました。
有線が真ん中って微妙に使いづらい…
Bluetoothは最大3台まで接続が可能で、USB子機は付属してきますが本体に装着することができませんので失くしそう…
頻繁に切り替えることはありませんが、有線が真ん中ってのが微妙に使いづらいと感じました。
キーキャップ
PBT素材ですが、質感はそこまで。普通と言ったところでしょうか。
ホワイトとネイビーのツートーンカラーはインテリアとしても合わせやすいと感じます。
ダブルショットのキーキャップ
このCherryプロファイルのキーキャップは一般的で可もなく不可もなく。
US配列の商品しかありませんが、JIS配列と比べてキーキャップを変更しやすいのが良いとこだと思ってます。飽きたり、合わないなと感じたらキーキャップを変えれば良いと思いますよ。
「TH68」は68キーのレンキーレスサイズだけど少し幅広
「TH68」は68キーのテンキーレスで、フルサイズキーボードの65%サイズになっています。
かなりスッキリしたサイズなんですが横幅が結構ありますのでゲーミング目的でコンパクトなサイズを探している方は注意してください。
AKKO「3084B Plus」と比較
84キーのテンキーレスサイズと比較してみると分かりますよね。マウスの可動域を確保するためにコンパクトサイズのキーボードを…と思って「68キー65%サイズ」という文字だけで購入すると「あれ?」ってなります。笑
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有線・無線に対応
有線・無線の切り替えはキーボード上部のスイッチで行います。
Bluetoothは3台までの登録が可能で、「FN」+「Q/W/E」を3秒長押しでペアリングモードとよくある一般的な仕様でした。
2.4GHz無線は子機をPCに挿して使用します。キーボード本体へは収納できませんので紛失しないように注意が必要がありますね。
ただ、技適マークは入ってませんので国内での使用は制限されてしまうのが残念。
(レビュー動画とか見てもこの辺が説明されてないのはマズイと思うんだけどな…)
付属するType-Cケーブルは質感の良いものですが、キーボード本体との親和性はゼロ。
色味がバラバラで使う気になれません…
コイルケーブルでおしゃれに使いましょう♪
RGBライティングに対応
ライティングにするとこんな感じ。
ソフトウェアでカスタマイズできるようですが、筆者はMacを使用してますので全てをお伝えすることができません。
透過するキーキャップじゃないんですけどかなり明るいライティングになります。
ホットスワップに対応
「TH68」はホットスワップに対応していますので、好みのキースイッチと入れ替えたり、部分的にキースイッチを交換したりと、自分好みにカスタマイズできるキーボードです。
キースイッチがダメになったら交換すればまた使えますので、長くキーボードを使えるという点でホットスワップ対応モデルは結構おすすめだったりします。
今回購入した際に選んだキースイッチは「シーソルト軸」というEPOMAKER独自のキースイッチを選択しました。
調べてみると、EPOMAKERからはいろんな珍しいキースイッチを販売されているようで、再販しないものがあったり中々レアなものらしい。
シーソルト軸の仕様
EPOMAKERの「シーソルト軸」。
海・塩?どういったイメージなのかよく分かりませんがかわいいキースイッチです。
素材 | POMステム PC&ナイロンハウジング |
タイプ | リニア |
Initial Force | 50±5gf |
Actuation Force | 60gf |
Total Travel | 4.0mm |
Pre Travel | 2.0mm |
静かめな軸ですが、押下荷重は45gのものを使っていましたので結構重く感じました。
筆者はちょっと馴染めない軸でしたが、しっかり押した感覚とタイピング音を抑えたい方にはピッタリなキースイッチではないでしょうか。
EPOMAKER「TH68」の打鍵音チェック
全体的に悪くない打鍵感だと感じましたが、唯一スペースキーの反響音が気になりました。
結構響きますので参考にしてみてください。
EPOMAKER「TH68」の主な製品仕様
パッケージ内容
・TH68
・Type-Cケーブル(編み込みタイプ)
・キーキャッププーラー
・取り扱い説明書(日本語表記あり)
ブランド | EPOMAKER |
レイアウト | 68キー 65%レイアウト |
RGB | 対応 |
ホットスワップ | 対応 |
キーキャップ | PBT |
接続性 | Bluetooth/2.4GHz/USB-C |
バッテリー容量 | 2400mAh |
プログラム | 対応(Windows) |
重量 | 約980g |
サイズ | 約33.0×12.0×3.5cm |
まとめ:使いやすい配列とスッキリしたデザインが良いキーボード
今回は、EPOMAKERの「TH68」をレビューしました。
「良かった点」、「気になった点」をまとめるとこんな感じ。
良かった点
・ホットスワップ対応
・ノブ付きコンパクトデザイン
・レア軸を選択可能
気になった点
・チルト機能がない
・Mac用ソフトウェア待ち…
全体的にクオリティの高いキーボードでした。ノブ付きでシンプルな外観とかっこいい筐体。
デザインと実用性を兼ね備えたEPOMAKERのキーボードはもっと色々触ってみたくなるものばかり。
Mac用のソフトウェアはありませんが、TH80にはMac用のソフトウェアが出ているのでそのうち出るかもしれません。
これまた良いものを手に入れてしまった。
今回は以上。それではまた。
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