TRUEFREE ”Clip C10” レビュー| 爆コスパなイヤーカフ型イヤホン

以前レビューさせていただきましたTRUEFREEさんから新しいイヤホンをまたまたご提供いただきましたー!ありがとうございます!
というわけで、本記事ではTRUEFREEの新作”Clip C10″をご紹介。こちらのイヤホンはタイトルの通り、今ではすっかりと定番化した新ジャンル『イヤーカフ型』のイヤホンになっています。
オープン型イヤホンの中でも耳に掛けるタイプとは異なり、クリップのように耳に挟み込んで使うタイプだから眼鏡との干渉がなくイヤリングスタイルで使うことが出来るスタイリッシュ感があるのが特徴です。

もちろん今回の製品も例に漏れず安く、5,000円以下で購入できる仕上がりになっていますので、イヤーカフ型イヤホンのエントリーモデルとしてオススメができるのかどうか、しっかり使ってみた感想をお伝えしていこうと思います。
良かったら参考にしてみてください。

対象商品:TRUEFREE Clip C10
Amazonクーポンコード:TFC100307
割引率:5%
有効期限:3/11 00:01から 3/31 23:59 まで
※期間中に販売ページ掲載のクーポンと併用することができます。
TRUEFREE “Clip C10” の主な製品仕様

パッケージ内容
- ”Clip C10"本体
- 充電ケーブル(USB-A to USB-C)
- 取扱説明書(日本語対応 ※図解部分は英語表記)
メーカー | TRUEFREE |
製品名 | Clip C10 |
価格(税込) | 4,680円 |
Bluetooth | 5.4 |
再生時間 | イヤホン単体:最大8時間 ケース込:最大28時間 |
機能 | マルチポイント IPX5防水 アプリ対応 左右自動識別 |
外観・デザイン
それでは外観・デザインをチェックしていきましょう。



ケースですが、かなりコンパクトさを感じます。
手のひらにすっぽりと収まるサイズ感はポーチや小型のバッグなどに忍ばせておくにはもってこいだと思いました。ただし、厚みがそこそこありますので、そこを欠点と取られる方も一定数いるだろうなという感想です。
流石にズボンのポケットに入れると嵩張りが気になりました。

ご覧の通り、ケースの厚みはかなりある(約3cm)。ケースを開くとこのような感じです。


プラスチック製の本製品。さらっとした質感とマットな塗装がされているのですが、チープさをどうしても感じてしまいますので所有欲は満たされません。ケースを開くとイヤーカフ型のイヤホンがアーチ状に格納されていました。
この製品には、これまで使ってきたイヤホンにはなかった面白い機能が備わっていました。
”イヤホンの収納時に、左右問わず収納できる”という点。
ケースにはLRの表記があるのにどうゆうこと?と思いましたが、イヤホンを使った後にケースにしまうとその時に格納したイヤホンにそれぞれ左右が振り分けられる仕組みのようです。耳に挟み込むように装着するため、左右を分ける必要がないイヤーカフ型ならでは仕組みですね。
ちなみに、使用中に左右のイヤホンを入れ替えても変わりませんのでご注意ください。

ケースの蓋部分はかなり安っぽい印象を受けますが、指の引っ掛かりがあるので開きやすさがあり、マグネットで閉じますので勝手に開いてイヤホンがどこかにいっちゃった、みたいなことはないかなと思います。開閉部にはインジケーターが搭載されており、バッテリー残量を確認することが可能です。(専用アプリでもバッテリー残量確認可能)

背面にはUSB-Cポートが搭載されており、USB-Cケーブルで充電することができます。
また、急速充電にも対応している本機は、10分の充電で約1.5時間の使用ができる嬉しい仕様。忙しい時や、いざ使おうと思った時に充電がなかった時などに10分だけ充電できれば十分使用できますよね。
ケース込で最大28時間バッテリー駆動の本機。室内用のイヤホンとして運用していますが、室内にいるときはずっとイヤホンを装着していますので、ケースに充電することを意外と忘れがち。いざ使用したい時に充電がない、なんてこともありましたが急速充電のおかげで間に合ったりとしたことがありますので、急速充電機能があるとめちゃくちゃありがたいと思います。
USBポート横には物理ボタンが備わっており、ペアリング時やリセット時に使用します。
- ペアリングモード:充電ケースボタンを3秒間長押し(インジケータが白に点滅)
- リセット:充電ケースを10秒間長押し(インジケータが赤白交互に2回点滅)
ちなみに、上記操作をする際はイヤホンをケースに戻した状態で行ってください。ペアリングができなかったり調子が悪いなどの症状が見られた時も一旦リセットを試してみるといいかもしれません。



イヤホン本体はこんな感じ。丸い方がスピーカーです。挟み込むようなスタイルで使用することができます。
イヤホン自体もケースと同様に質感があるわけではないですね。

対象商品:TRUEFREE Clip C10
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TRUEFREE “Clip C10” レビュー
装着感



イヤホンの重量は片耳約5gとなっており、一般的なカナル型タイプのイヤホンと変わらない重量感です。
オープンイヤー型のイヤホンはスピーカーの大きさのせいで意外と重量があるのですが、それらと比較すると本製品はコンパクトだし軽いと思いますね。
挟み込むように装着しますので、安定感が非常に高いのが特徴的だなと感じていて、動かしてもズレたり外れそうと感じることが全くないのがいい感じ。
あと、眼鏡の方にはぜひイヤーカフ型のイヤホンを体験してもらいたいです!一才干渉しませんので!オープン型のイヤホンを使いたいけど眼鏡との干渉が気になっているって方は多いかなと思いますので検討してみる余地はあると思ってます。

オープンイヤー型は耳の穴に入れるカナル型やインナーイヤー型イヤホンと比べると負担が少なく、長時間装着するのに適しています。
耳掛けタイプと今回紹介している”Clip C10”のようにイヤーカフ型のイヤホンがオープンイヤー型にはありますが、個人的には耳掛けタイプの方が好みです。耳の形状で装着感や使用感は異なってくるところかもしれませんが、僕はスピーカー部分のプラスチックが耳の淵に当たり続けるのが長時間使っていると若干違和感を覚えました。
操作性

イヤホンの本体部分には物理ボタンが搭載されています。(スピーカー側じゃない方です)
物理ボタンがあることで誤操作が起きにくいと僕自身は思っていて、評価が高いです。ボタン操作では以下のような操作を行うことが可能です。
- 音量調整
- 再生/一時停止
- ゲームモード ON /OFF
- 曲送り・戻し
- 音声アシスタント
- 割り当てなし
アクションとしては1回/2回/3回タップ、1.5秒長押しの4種類をそれぞれ左右のイヤホンに割り当てが可能
また、こちらの操作内容についてはカスタマイズが可能。アプリを通して操作アクションを変更することができます。デフォルトでは少し使いづらい部分がありましたので僕はカスタマイズして使用しています。
上述した通り、本製品はアプリに対応していますので、アプリ通して様々な操作を行うことができますし、ファームウェアアップデートも出来るので、より快適にイヤホンを使用することができます。
簡単にアプリでできることをご紹介しておきます。



その他、イヤホンを探す機能(最終接続位置のGPS表示や、イヤホンから音を鳴らす)や排水機能(ビープ音がめっちゃ鳴る)、ムービーモード、聴覚テストなどが搭載されています。
難しい操作を必要とするものは一つもありませんのでアプリとしてはかなり使いやすいですし、この価格帯でしっかりとしたアプリが備わっていること自体がありがたすぎます。
ということで、物理ボタンによる操作性、アプリでの制御など、この価格帯でできることが素晴らしい仕上がりになっているのですが、接続性が僕の環境だとイマイチなところがありました。
デバイスとの接続時に音声がめちゃくちゃ乱れるのがありましたが(ファームウェアアップデートで解消)、室内で作業していても時々接続が途切れることがいまだに発生しましたし、隣の部屋に行くみたいに壁越しではほぼ使い物にならなくなります。
家事をしながら音楽を聞いたり、ラジオを聞いたりしている身としては、かなり残念に感じています。もちろん発売前の製品を先行して提供いただいていますので、発売後には解消されているかもしれません。
音質

オープンイヤー型イヤホンは、外出先で使うよりは屋内での使用機会が多いかなと思います。というより、その使い方の方が断然おすすめです。
耳を塞がないイヤホンは、誰かに話しかけられたとしても気づきやすいですし、周囲の状況を把握しながら作業ができる環境が作れるのがメリット。
ただし、カナル型イヤホンのように耳の穴に入れないイヤホンは密閉されない分低音域が弱まってしまいますので、音楽に没入したい場合はオープン型のイヤホンはおすすめしません。逆に言えばそれくらいの音質。
それでも”Clip C10”の音質は良いな、と感じる部分も多く、中高域がしっかり出ている印象。ボーカルもクリアに聞けるので静かな環境であればめっちゃ楽しめると思います。
アプリでEQ調整ができるので、自分好みにカスタマイズして楽しめる点も本機がおすすめできるポイントだと思います。プリセットも充実しているので、好みに合わせて設定してみるといいですね。
通話品質
イヤホンを通して録音してみました。いかがでしょうか。
通話する上で聞きにくさは感じませんでしたが、出力が結構控えめな印象です。お相手の環境によっては何を言ってるか聞き取れない、もしくはこちらが大きな声を出す必要がありそうだと感じました。
ただマイク性能自体は結構良さそうだという印象を持ちましたので、参考になれば幸いです。
この記事のまとめ
というわけで、TRUEFREEから登場したイヤーカフ型の新製品”Clip C10”。こちらをレビューしてきました。

コスパの良さはもちろんなのですが、この価格でここまでできるなら他がいらないよね、てくらい良い感じでした。オープンイヤーである以上、音質の良さというよりは装着感の快適さ、使いやすさ、バッテリーの持ち、などこの辺が重要視される部分かなと思ってます。
そう言った意味で言えば、使い勝手よくイヤホン単体で8時間の再生に加えケース込で28時間の連続再生が可能な本機は魅力的だと思います。加えて、急速充電に対応していて10分の充電で1時間半くらい持ちますからね。
こんな出来のものをポンポン出してくるからすごいよなぁ。。。
今回はこの辺で。それではまた。

対象商品:TRUEFREE Clip C10
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