お掃除ロボットって便利そう。結婚してから今の家に引っ越してきた時に以前から使っていた掃除機があったので特に「買う理由」もなく、優先順位が低かった家電のひとつなんですが先日のプライムデーセールで安くなっていたことがきっかけでとうとう我が家にもロボット掃除機がやってきました。
eufy「Robo Vac G30」
「eufy」はガジェットでお馴染みな「Anker」の姉妹ブランドです。eufyのロボット掃除機はバリエーションが豊富で何を購入したら良いのか悩みましたが、ロボット掃除機初心者である筆者は背伸びせずに買ってもいいかなと思える2万円前後のモデルを選択しました。
本記事では購入したRobo Vacシリーズの「G30」モデルをレビューします。ロボット掃除機ってピンキリなので、安価なモデルでもどれくらい満足できるものなのか不安な方の参考になれば幸いです。
eufy 「Robo Vac G30」レビュー
Robo Vac G30の外観やサイズ
思ってたよりコンパクトな梱包
外装はグリーンとホワイトで清潔感のあるものでした。自分が想像していたよりもコンパクトな包装だったと思います。
パッケージ内容
・「G30」本体
・充電ステーション
・ACコンセント
・交換用フィルター
・サイドブラシ×2個
・清掃ツール
・取扱説明書
「G30」は表面が光沢のある仕様になっておりちょっとエレガンスな感じです。しかし、埃がめっちゃ目立ちますので、次に購入する機会があれば白を選ぶことになりそうです。
上から
側面から
充電ステーション
- サイズ(実測値)
- 直径約32cm、高さ約7cm 結構薄型だと思います。
充電ステーション:横16.5cm×奥行15cm×高8.3cm
充電ステーションは左右に1m、前方2m以内の範囲に障害物がない場所に置く必要があるそうですが、左右1mも必要ありませんでした。左右15cmくらいあれば十分です。ちゃんと戻ってきてくれます。
見せておく家電ではないので、普段は家具の下が定位置です。
裏面から
回転ブラシやホイールも取り外せます。髪の毛などの絡まりを除去できちゃうのでこの辺は気にした方がいいですよね。
Robo Vac G30の製品仕様
入力 | 19V=0.6A |
バッテリー電圧 | DC14.4V |
消費電力 | 40W |
バッテリータイプ | DC14.4V リチウムイオン2600mAh |
掃除時間 | 最大100分 |
充電時間 | 約300〜360分 |
「Robo Vac G30」の特徴や使ってみて気づいたこと
ここでは本機の特徴を交えながら、実際に我が家で使ってみて感じたことについて書いていきたいと思います。
読者が気になるのは、安価なモデルでどこまで満足できるか?ってところかなと思います。評点については人それぞれではありますので以下を参考に検討してみてはいかがでしょうか。
ただ、ロボット掃除機を導入して考え方が変わったのですが「掃除機が通るスペースを作る」ようになったこと。床にブランケットや、上着などが放置されていたこれまでと違い、明らかに部屋が綺麗に保てるようになったことには個人的に驚きます。
「Robo Vac G30」はスマホ連携、スマートスピーカーに対応したモデル
eufyのロボット掃除機には様々な種類がありますが、「RoboVac G30」はスマホ連携やスマートスピーカーに対応したモデルです。eufyのRoboVacシリーズの中では「11S」ってモデル以外はスマホ連携できるんですが、現在販売されているモデルの全てはスマホ連携に対応するようになっていそうです。
eufyに限らず、ロボット掃除機の購入を検討されているのであればスマホ連携ができるモデルを選択しておくと何かと便利。
ウィジェットやスマートスピーカーから操作することが多いです
スマホ連携ができるからといって、アプリを開くことはほとんどありません。ただ、Ankerのアプリが優秀なのかウィジェットに対応していますのでアプリを開く必要もなくワンタップで掃除を開始できちゃいます。
また、家にいる時はスマートスピーカーに話しかけるだけなので、他の家事をしながら掃除をスタートできるのはかなり効率的に感じることができています。
どこを掃除しているかも常に確認可能
ロボット掃除機の中には”マッピング機能”という部屋の構造を認識する機能を持つタイプがあり、効率的な掃除を可能にしてくれるものがあります。この辺の機能が備わっているモデルはもちろん高額なものになってしまいますが…
「G30」にはマッピング機能は備わっていませんが、今部屋のどの部分を掃除しているってことがわかるようになっていますので、外出先でも「ちゃんと掃除してくれてる」ってのが実感できるからかなり分かりやすい気がします。(といってもアプリを開いて確認していたのは最初だけ…)
たまに障害物を避けられず「動けなくなりました」という通知が来ることがありますので、どこで引っ掛かっているのかを把握するためには使えそうだなと思いました。家具などの配置を見直すきっかけにもなります。
スマートカメラでかわいそうな姿を確認したり…笑
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動けなくなった場合は、自動的にロボット掃除機は停止してくれるので途中で力尽きるなんてことは起こってないですね。
基本的には使うたびにダストボックスを清掃する必要がある
ロボット掃除機に関わらず、かもしれませんが、基本的には使用のたびにダストボックスは清掃する必要があります。
ちなみに我が家の間取りは2LDKですが、体感的に2回分の容量がありそうな気がします。
ダストボックスの容量がいっぱいになると吸引力に影響が出ますのでできるだけ使用後のダストボックス清掃は行うようにしています…平日は溜まったゴミを捨てるだけ、休日に水洗いみたいなルーティンを組んでます。
水洗いでサッと流してます
あと、こんなに埃溜まってた!?ってびっくりするくらいしっかり吸引してくれます。ダストボックス内の清掃も結構簡単に済みますので大きな不満はありません。
今では充電ステーションに別のダストボックスが搭載され、自動吸引してくれるタイプもあります。使ったことはありませんが、人の手で清掃する並に綺麗にできるとは考えにくいので結局使用のたびに清掃が必要な気がします。便利なことは間違いないんですがね。
あと、自動ごみ収集ステーションが備わっているタイプだと、普段の設置場所が限られます。家具の下に隠しておいたりなんてことが難しいですね。
▼こんなタイプ
ブラックフライデーなどのビッグセール時に購入するのがオススメです!
おかしな動きをするのか?
本機には障害物や段差を検知するセンサーも本体底に備わっていますので、定期的に綺麗にしてあげないとおバカな動きをし始めます。
「うちのお掃除ロボットは馬鹿なんですよ」なんてことを聞いたりしますがそういうことかと感じたことがつい最近ありました。
うちの場合、段差があるのは玄関くらいなんですが最近めっちゃ落下してます。その後、靴に突っ込んで動けなくなることが数回ありましたが、センサー部分を綺麗に拭ってあげると落下することはなくなってます。月イチくらいは綺麗に拭いてあげた方が良いんでしょうね。
お掃除ロボットを使用する場合、コード類には気をつけた方が良いと思います。扇風機や、ヒーターなど、掃除をするときには届かない場所に移動されることです。別に絡まってしまうことはないと思いますが万が一のことも考えて、です。
これくらいの厚みのラグは問題ありませんでした
ラグは問題なさそうでしたが、薄くて軽いラグだと引っかかることがありますので、使用されているラグによっては見直す必要があるかもしれません。
「Boost IQ」という機能で吸引の力を自動的に調整してくれる機能も地味に便利だと感じてるところ。
細かい隅までは行き届かない
ロボット掃除機の多くは丸型のものが多いです。「G30」も例に漏れず丸型なんですが、やはり部屋の隅や、家具同士の隙間には弱いです。
ローラーが付いてて埃を掻き出してくれそうなんですが、ローラーの勢いが結構強く掃除した場所にゴミを飛ばしちゃったりすることも。
もちろん狭い場所は苦手(…というか無理)ですから、そういった場所は人の手で掃除する必要があることは覚悟しておいた方が良いです。
コンパクトなハンディクリーナーでロボット掃除機が行き届かない場所はササっと掃除しています。
この記事のまとめ
こちらのロボット掃除機を購入してから多分2ヶ月ちょっと使用していることになりますが、予想以上にゴミを集めてくれる性能にお値段以上の価値を感じています。10万円近くするモデルを購入すると、できて当たり前だろって思うようなところも2万前後でそれなりにできてしまうもんだから愛着すら湧くレベルですよ。
ロボット掃除機を導入することで、床にものを置かないことを意識し出したせいか、以前よりも部屋がすっきり綺麗に保てるようになった気がしています。息子や嫁もロボット掃除機の面倒を見る始末…笑
使用者によってお家の状況は異なるでしょうし、一概にこのモデルが良いとは言いませんが「掃除(ゴミ集め)を目的」としているのであれば安価なモデルで十分かもしれません。
少なくとも筆者は値段とできる性能を相対的に比べたときにこの「G30」モデルは優秀だと感じる結論に至りました。この記事を見てロボット掃除機に何を求めるか、改めて考えるきっかけになってくれると嬉しいです。
ではでは。