スマホもタブレットもなんですが、スタンドなしではイライラさえしてしまう筆者です、どうも。
最近では、勉強ツールとしてサイトを調べて確認しながら作業をしたり、タブレットなどで料理のレシピを見ながら調理したりと、とにかくスタンド機能なしでは不憫ささえ感じるようになりました。
手に持って作業することが圧倒的に多いのはもちろんなんですが、スマホスタンドはスマホを持った時の安定感が向上する効果もあると思うんです。
とにかくスマホスタンド必須よな!
これまで筆者は「MOFT」製品の愛用者だったのですが、今回、”Human Natures”様よりスマホグリップスタンド「beak」をご提供いただきましたので試していきます。
デザイン・機能・使い勝手に優れたスマホスタンドを探している方、ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。
「beak」はこんな特徴のスマホグリップスタンド
立たせる”Stand”
スマホグリップスタンドとあるように、本製品にはスタンド機能が搭載されていてスマホを自立させることができます。
スタンド機能があることで、調べ物をしながら作業したり、料理中にレシピを確認したりなど、QOLが上がること間違いなし。
動画鑑賞や、Web会議にも大活躍!
縦置き、横置きのどちらにも対応しています。
それぞれ画面の角度が若干異なりますがいずれも見やすい角度に調整されていると思いました。ちなみに、角度調整は行えません。
何度も貼り付けできる粘着シートだから、少しは微調整できるので不満に思うほどでもありません。
フィット感抜群”Grip”
「beak」を開いて指を通して持つことで非常に安定した持ち心地を得られます。いわゆるスマホリングのように気軽に扱えることができる上、リング状の穴に中指を通して薬指は下を支えるようにして持てばこれまでに無いようなフィット感を感じることができるのが特徴です。
指を通したまま、激しい動きをしてもちゃんとホールドできるから滑り落ちたりする心配も少なくて済みます。
マグネットで好きな場所に貼り付け”Attach”
「beak」にはマグネットが内蔵されているから好きなところに直貼りすることもできちゃいます。
アタッチメントを使えばマグネットが付かない壁だって貼り付け可能です
繰り返し使用可能な「beak」はアタッチメントを使用して好きな場所、必要な時にアタッチできます。
- 新品の状態で最大連続使用時間は30分〜1時間程度を目安に
- ジェルシートは小さめ。重量220gまでを推奨されています。
- アタッチメントは縦向きに貼り付けてください。(スマホは横向き)
※つまり写真のように縦貼り付けはあまり推奨されていないようです。
アタッチメントの使用方法について、詳しくはこちらをご覧ください。
「beak」のデザインをチェック
”開封レビュー”
「beak」
パッケージ内容
- beak本体×1
- アタッチメント×1
- 取扱説明書
今回ご提供いただいたのは、「クジャク・ホワイト」と「ホウオウ・ゴールド」の2色。使用しているiPhoneがホワイトなので、色味の合う2色をお送りいただきました。
パリッとした質感ではなく何となく柔らかい手触りがクセになります。
「クジャク・ホワイト」はiPhoneSEのホワイトの色味に近い
「ホウオウ・ゴールド」はベージュのような色味
ホワイト寄りのベージュだと思いますが、落ち着いた印象を受けます。基本的にどんな色ともマッチさせやすいですが、同系色のホワイト〜オレンジや反対色にあたるネイビーなんかと相性が良さそうです。
全部で4色のカラー展開
- ヤタガラス・ブラック
- クジャク・ホワイト
- フクロウ・グレイ
- ホウオウ・ゴールド
何かの戦隊モノですか…?
”くちばし”のような特徴的な形
スタンドを開くとこんな感じに
公式サイトに「beakができるまで」のコラムも掲載されているのでぜひ一読してもらいたい。ものづくりの裏側が面白く書かれていて、開発者の「beak」愛を感じ取れます。
名前の由来は特徴的な形は”くちばし”に見えるよね、ってことで英語でくちばし【beak [bíːk]】にしたみたい。「ビーク」っていう音の響きや短くて象徴的であるってことで即決だったとか。
サイズ・重量
本体サイズ : 横60mm×縦73mm
サイズ的にはほとんどのスマホに装着が可能だと思われます。
厚み : 5mm
グリップスタンド : 約23g
アタッチメント : 約3g
”使用感レビュー”
粘着ジェルシートで貼り付けして使用
「beak」の裏面は粘着テープになっているので、使用するスマホに貼り付けて使います。
iPhone 14Pro
iPhone SE
5mmの厚み
粘着ジェルシートは強力なもので、その強度は1.5kgの重さを吊り下げてもスマホから外れないとのこと。注意書きに、背面がガラス製のスマホとは相性が悪いとありますので心配であればケースの上から「beak」を使った方が良いでしょうね。
iPhone SEなんかは背面ガラスですから直接の使用は避けた方が良いです。(本記事での写真は直接貼り付けて撮影しました。)
使用できないわけじゃないけど、それ以外に貼り付けた時よりは明確に強度が落ちますので万が一を避けるためにケースに貼り付けた方が良いと感じました。
簡単組み立て
この形状から、開くときは両サイドをつまみたくなりますが、下から持ち上げるのが正解なようです。片手でサッと、とまではいきませんが、両手を使えば1秒もかからず組み立てられます。
繰り返し使用可能
粘着ジェルシートは何度も貼り直すことができて、もしスマホを新しくしても、再び使えるようになっています。(ありがたい…!)
何度も貼ったり剥がしたりを繰り返すと粘着力が弱まりますが、洗えば再び使用できますので長く使用できますね。
MagSafe機能が使いにくい…
MagSafe機能が使えません
「beak」はクラウドファンディングに登場した時から知っていましたが、「ある懸念点」から購入を控えていました。
理由は”MagSafeとの相性の悪さ”。
粘着シートは繰り返し使用可能といえど、スマホの背面に貼り付けて使用する仕様上、とても相性が悪いです。もちろんiPhoneユーザー(12以降)に限った話かもしれません。ですから、該当する方でMagSafe充電などを多用される場合はおすすめはできません。
また、ワイヤレス充電も同様で、装着したまま使用することは推奨されておらず、使用ユーザーの充電環境によっては本製品では満足できないことも考えられます。
スタンドやグリップの便利さ、ワイヤレス充電の便利さ。どちらの便利さを取るか…、どっちも取らせてくれって話。
MOFTのようにMagSafeに対応した製品を期待したいですね。
MagSafe不要?じゃあ「beak」でしょ
筆者はiPhoneユーザー(14Pro)だから、やっぱりMagSafe機能を捨てることはできません。
しかし、MagSafeが不要な機種だったら?
iPhone SEや、Andoroidにはいいかも。MOFTはiPhone専用設計みたいなもんで、一部のAndoroid端末とはサイズ的に相性が悪いですし。
iPhone SEで使用することにしました
タブレット(iPad mini)にも最適
実はiPad miniにもピッタリだったり。
グリップしやすくなりますので、片手で持って作業したりもちろんスタンドさせることも可能。
スタンドについては、動画鑑賞などに限るって感じで、スタンドさせたままの作業やタップは向きません、というかバランスが悪くてガタガタしますのでおすすめしません。でもあるのとないのでは大違いで、便利だと感じます。
MOFTとの比較
本記事で紹介している「beak」ですが、購入を悩まれている方の多くはMOFTの「Snap Onシリーズ」と迷っているのでは無いでしょうか。
製品 | beak | MOFT |
価格(税込) | 3,600円 | 4,280円 |
※価格は公式サイトから(執筆時点のもの)
価格面は大きな開きはないものの、個人的には「beak」の方が値ごろ感を感じます。
取り付け方法の違い
beak | MOFT |
粘着シート | マグネット吸着 |
MOFTの方はマグネット吸着になっているので、好きな時に取り外しができるメリットがあります。前述しましたが、MagSafe充電など、頻繁に取り外すシーンが多い人にはおすすめです(特にiPhone12以降のユーザー)。
機能面の違い
「beak」「MOFT Snap On」のいずれも①スタンド機能、②グリップ機能、③アタッチ機能が備わっています。
ただ、MOFTには④カード収納機能が備わっているのが大きく異なる点。筆者はMOFTの製品を長く使用していますが、スマホだけで完結する場面が多くなってきましたので、あまりカード収納の必要性を感じなくなってきました。
カード収納があったらいいなと思う場合はもちろんMOFTが良いですが、「beak」はMOFTよりも軽量にできる上、グリップ時の満足度は「beak」の方が高いと感じます。
製品 | beak | MOFT |
重量 | 23g | 39g |
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「beak」はこんな人におすすめ
「beak」は特定のスマホユーザーには向きませんが、その他のユーザーには多いにハマる製品ではないでしょうか。
手に持って作業するスマホも今では形が変わっていろんなツールとしての役割を持つようになりました。スタンドさせる場面が多かったり、性能向上とともに重く、大きくなってくるスマホ。
そんなスマホをスタンドさせたり、グリップしやすくすることで日常生活がグッと過ごしやすくなることは間違いありません。
「beak」はシンプルなデザインながら、しっかりとしたグリップ力と、気軽に使えるスタンド機能やアタッチ機能が備わっています。
おしゃれにシンプルに、スマホやタブレットを快適に使いたい人向けのプロダクトではないでしょうか。
やみつきになるグリップ力と使い心地の「beak」
というわけで「beak」についてレビューしてきました。
改めてAppleのMagSafe機能って偉大だなと思いましたし(なんの話?)、スマホグリップスタンドって便利なアイテムだなと感じました。
筆者のメインスマホがiPhoneなので、偏った意見にはなりましたが実用性はかなり高いプロダクトです。価格も適正さを感じますし、何より商品として非常に面白い。
軽量で薄型、しかも貼り付けるだけだから誰でも簡単に使えます。iPhone SEや、Andoroidユーザー、そしてiPad mini用のスタンドやグリップを探している方、良かったらチェックしてみてください。
それではまた。