SwitchBot のロボット掃除機がヤバい!|ロボット掃除機”K10+”をレビュー。

SwitchBot のロボット掃除機がヤバい!|ロボット掃除機”K10+”をレビュー。
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うん、タイトルのまま。SwitchBotの新型ロボット掃除機が色々とヤバい。

まずは見てほしいのよこれを。

”SwitchBot ロボット掃除機 K10+”

模型かなと思わせるような、小型ボディのロボット掃除機。日本人にとっての『使いやすさ』を追求した形なんだとか。

これまでにもいくつかのロボット掃除機を使用してきた筆者ですが、本当に『小さい』んですよね、これ。

そして小型でありながらスペックはフラッグシップモデル。

思わず『正解じゃん…』と呟いてしまう始末。

世界最小級のロボット掃除機

規定概念にとらわれない、革新的な発想でロボット掃除機の『デメリット』を克服した”K10+”。

ロボット掃除機の悩みTOP3

  • 家具に引っかかる
  • 部屋の隅や壁際の掃除が甘い
  • 使用後のダストボックスのゴミ捨て&掃除が意外とめんどくさい

これらを解決すべく開発された”K10+”は同社の”S1 Plus”と比較して約50%のサイズカットがされています。

普段なら通らないような家具の隙間も

テーブルの下や椅子の脚回り、部屋の隅や壁際などの従来のサイズであれば見落とされるスペースもしっかりお掃除してくれるようになりました。

小型になることで、『掃除ができる範囲が広がった』わけなんですが、小型ゆえにダストボックスの容量も小さくなります。

ワンルーム程であれば問題ないと思いますが、複数部屋の掃除をする場合はダストボックス内がパンパンになることも。

普通ならめんどくさいゴミ捨ても、SwitchBotのロボット掃除機”K10+”は自動ゴミ収集機能がありますので、付属の収集ベースで 70日間分のゴミを溜めることができます。←本当に楽!

小さくて、仕事もできて、メンテが楽。こんなわがままとも言える要望を叶えてくれるのがSwitchBotの新型ロボット掃除機”K10+”な訳です。

ごみ収集ステーションの容量は最大70日分

この大容量のごみ収集ステーションは、最大70日間分のゴミを収集してくれます。

満タンになれば、飛散防止の加工がされた紙パックを取り替えるだけの簡単な作業なのでゴミ捨てや使用後のダストボックス内の掃除といったユーザーへの負担をかなり軽減してくれます。

さらにさらに!

市販のお掃除シートを装着できる仕組みになっています。これが嬉しい仕様!

『水拭き』に対応したロボット掃除機はたくさんありますので、使用されている方も多いと思いますが、モップの取付、取替、使用後の清掃、乾燥といった作業が本当にめんどくさかったんです。

お掃除シートを挟むだけ

使い方はシンプルで、お掃除シートを挟むだけの簡単な仕様なのも嬉しい。掃除が終わったら外してゴミ箱に捨てるだけ。

常に新しくて清潔なシートで水拭きを行えますので本当に気に入った機能のひとつです。

その他の機能については、フラッグシップモデルには搭載されているような機能があらかた搭載されていますので、これまでと何ら遜色ない使用感を得られると思います。

それよりもコンパクトになって得られる恩恵の方がデカいんじゃないかな。

たついち
たついち

日本のように居住空間が狭い市場では間違いなく需要があるだろうな〜。

というわけで、SwitchBotの新型ロボット掃除機”K10+”は、現在Makuakeでクラウドファンディング中の新製品になるわけなんだけど、当ブログには先行レビューのお声がけを頂きましたので細かく見ていきましょう。

本記事はメーカー様より製品を貸与いただき作成しております

SwitchBot ロボット掃除機 ”K10+”レビュー

SwitchBot ”K10+”の主な製品仕様

それでは、”K10+”の製品仕様を書いておきます。ここでは、せっかくなので前モデルの”S1 Plus”と比較してみましょう。

たついち
たついち

”S1 Plus”との『サイズの違い』に注目だね!

製品
K10+

S1 Plus
カラーホワイトホワイト
材料ABSABS
本体寸法掃除機:248×248×92mm
ゴミ収集ベース:220×160×320mm
掃除機:334×334×95mm
ゴミ収集ベース:185×227×382mm
本体重量掃除機:約2.3kg
ゴミ収集ベース:3.5kg
掃除機:3.25kg
ゴミ収集ベース:3.06kg
バッテリー3200mAh5000mAh
リンク詳細を見る詳細を見る

パッケージ内容

付属品は以下の通りです。

ゴミ収集ベースの中にも付属品が入ってました

パッケージ内容

  • ロボット掃除機
  • ごみ収集ベース
  • サイドブラシ×2
  • 取扱説明書・クイックガイド
  • モップ取付パッド
  • 紙パック×2
  • フィルター×2
  • 専用お掃除シート(30枚)

SwitchBot ”K10+”の外観・デザイン

SwitchBotのロボット掃除機”K10+”はホワイトを基調としたとてもシンプルなデザインです。

全体のサイズ感が抑えめに作られていることで空間を圧迫せず、インテリアに馴染ませやすい点がとても優秀なプロダクトです。

メインユニット

こちらは掃除機のメインユニット。コロンとしたサイズ感が可愛らしいロボット掃除機です。

形状は従来のロボット掃除機を踏襲したものですから特に目新しさはありませんが真ん中の突起がレーザーセンサーだそうです。

側面から見るとこの突起が邪魔に感じるかもしれませんが、高さはわずか9.2cm。ソファ下などはスイスイと入っていけます。

本体高さ:9.2cm

底面から見た”K10+”

メインユニットの底面です。この小さなユニットにうまく嵌め込んだなと感心します。

メインブラシ部分

柔らかいヘラが床に接着することで細かいゴミも見逃さず、しっかり吸引してくれそうな構造です。

サイドブラシ

サイドブラシは交換可能なもので、お部屋や家具の隅に溜まったゴミを掻き出すものとなっています。

天面は実はカバー仕様

”K10+”は天面がカバー構造となっているのが特徴的です。

マグネットでハマる天面のカバーですが、中を見ると本体の電源スイッチや、ダストボックスの取り外しができるようになっていました。

掃除機の電源スイッチ

ダストボックスの取り外し

たついち
たついち

想像以上に小さなダストボックスでした。

ダストボックス

よく工夫された構造だと素人目でもわかります

フィルターもこの”K10+”に合わせて小型なもの。本製品専用のフィルターが必要になります。

”K10+”のサイズ感

何度も言うように、SwitchBotの新型ロボット掃除機”K10+”はコンパクトさが大きな特徴です。

違和感すら覚えるこのコンパクトさは日本の家庭にピッタリ。

従来のロボット掃除機との比較

従来のロボット掃除機と比べて『明らか』に小さくなっている本製品。

画像は今使用しているNeabotのロボット掃除機と並べてますが、圧倒的に『小さい』ですよね。

サイズ:248×248×92mm

このサイズ感によって、今までは掃除機が届かなかった狭い場所にも入り込んで掃除してくれます。

部屋の隅

家具周り

これまでは家具を移動させてたけど、SwitchBotのロボット掃除機”K10+”なら家具を動かさなくて済む。そんな場面も多数感じさせてくれました。

自動ゴミ収集ベース

こちらが自動ゴミ収集ベース。メインユニットと同様に白を基調としたデザインです。

控えめなロゴ

ゴミ収集ベースには、画期的な特徴があって、収納・保管に困りがちなモップ取付パッドや、メンテナンスツールが収納できるようになっています。

もう収納に困ることはありません

また、最大70日分のゴミを収集することができるゴミパックを取り付けられるようになっていて、手軽に交換可能です。

掃除につきまとう「手間」を軽減してくれるゴミパックを経験してしまうと掃除のたびにメンテナンスする面倒くささから逃げたくなりますね笑

ゴミ収集ベースの底面部

底面には滑り止め用のゴムが付けられていました。

ゴミ収集ベース自体はしっかりした重さがありますので転倒などの心配は必要なさそうです。

背面にはコードがまとめられるようになっていました。ユーザー視点からとても便利な本機能は地味にありがたいところですよね。

SwitchBot ロボット掃除機 ”K10+”の主な特徴をご紹介

『日本人向け』だから生まれた”K10+”

SwitchBotが日本市場におけるロボット掃除機に対する悩みを調査したところ以下のような点が挙げられたとのことです。

ロボット掃除機の悩みTOP3

  • 家具に引っかかる
  • 部屋の隅や壁際の掃除が甘い
  • 使用後のダストボックスのゴミ捨て&掃除が意外とめんどくさい

結局のところ、日本よりもずっと大きな家に住んでおり、家同士の距離も遠い欧米向けに設計されているがゆえの悩み。

生活環境が特殊な日本では、細かい不満が見受けられるようですね。

だから生まれた”K10+”。

日本人にとっての「使いやすさ」を追求して、私たち日本人が納得する製品が完成したとのこと。

このサイズだから細かく掃除できる

これまでのロボット掃除機は便利ではあったものの、『完璧』ではありませんでした。

ゴミを掻き出すブラシが付属しているのが一般的ですが、「ゴミを飛散させているだけ」のような気がしてなりません。

”K10+”では、従来のロボット掃除機のサイズからさらにコンパクトになったおかげで隅まで入り込めるようになりました。

「小さい」からできる細かな清掃。100%ではないけれど、できることは増えたと思います。

これができるのはSwitchBotの”K10+”だから。

自動ゴミ収集ステーションで最大70日間のゴミを収集可能

水拭きがここまで「楽」に

水拭き機能が搭載されたロボット掃除機は今では珍しくありません。

従来であれば、付属のモップを取り付けてメインユニットに内蔵された水タンクから水を染み込ませながらロボット掃除機の起動に沿って床を水拭きしていくものが多いです。

私も水拭きができることが嬉しく、何度か使用したものの使用後のメンテナンスが本当にめんどくなって今ではほとんど水拭き機能は使用していません。

なんで使用ごとにモップの洗浄と乾燥までやらないといけないのか…

そんな筆者の意見に共感してくれる人には朗報です。”K10+”の水拭きは市販のお掃除シートを挟むだけで水拭きができるようになりました。

ゴミ収集ベースの蓋内側に収納されているモップ取り付けパッドを使用してお掃除シートを巻き付けるように装着したらロボット掃除機の吸い込み部分に取り付けるだけ。

勘のいい方ならお気づきかもしれませんが、水拭きと吸引は併用できませんのでこれだけはご注意を。

専用シートで簡単取り付け

市販のお掃除シートも取り付け可能です

小さくても賢い

”K10+”はこの小さな筐体ながら、段差検知センサー、位置センサー、動きを感知するジャイロセンサー、カーペットを検知して自動で吸引力を上げる機能、360°全方位の間取りと自己位置を素早く正確に認識する空間認識技術『レーザーSLAM』といった、多彩なセンサーが搭載されています。

SwitchBotのSLAMチームは、”K10+”が完璧なルート計画を行い、より効率的な清掃を実現するために、2年間に亘り研究開発に取り組んできたそうです。

SLAMラボは、ロボット掃除機のルート計画や無人自動運転技術の精度をテストをするために立ち上げられました。ラボの天井に設置された赤外線カメラを使用し、”K10+”の動きを24時間観測。数十パターンのアルゴリズムをテストし、SLAMの精度をテストしています。

SwitchBot公式サイトより

SwitchBot ”K10+”を使用してみた

しっかり掃除をかけてくれました

初回起動時にはまずマッピングを行った後に掃除が開始されます。

自動的に部屋の区切りを認識してマッピングしてくれますので、禁止区域の設定などの細かい設定がやりやすく感じました。

我が家はものが多めなので障害物だらけなのですが、これだけ「小さい」から届く範囲が今までより増えた気がします。

我が家はラグなど使用していますが、吸引力も問題なく、毎掃除ごとに「こんなに埃が溜まってたの!?」と驚くほど。

水拭きと吸引が同時に行えないところだけ残念だったかもしれません。

アプリの使用感も気になるようなところはありませんでしたし、誰でも使用しやすいのではないかなと思います。

掃除機のモードを変更

詳細設定から各項目を設定できます

清掃レポートも見れます

清掃レポートを確認すれば掃除ができていない箇所を把握することができますし、ロボット掃除機が届くように家具の配置を見直すなどもできそうですよね。

消耗品の取り替え目処も確認できます

その他、おやすみモードや音声アシスタントの使用、NFCタグとの連携などIoT製品ならではの仕組みも見られ、とても使い勝手が良いと思います。

100%ではないけれど、これまでよりも綺麗に

部屋の隅など、”K10+”でさえ届かない場所がありますのでどうしても100%満足のいく清掃結果ではないですが、小さくなって入り込める場所が増えた分、これまでよりは確実に満足のいく清掃結果となりました。

毎日の掃除は”K10+”に任せて、休みの日に隅々まで掃除。なんて暮らしでも筆者はいいなと考えるようになりましたね。

SwitchBot ロボット掃除機 ”K10+”レビューまとめ

というわけで、SwitchBotの新型ロボット掃除機”K10+”のレビューを行いました。

我々、日本人向けに設計されていることからこれまで以上に使い勝手の良さを感じました。

使い勝手に問題のないスペック、なんならハイエンドモデルに搭載されているくらいのスペックで自動ごみ収集機能も付いている本機。

『小型』だからできることも多く、大ヒットの予感しかしないプロダクトです。

Makuakeにてクラウドファンディング中で、価格は約5万円。これだけのスペックながらとてもリーズナブルだと思います。

初めてのロボット掃除機にもおすすめですので、ロボット掃除機を新たにお探しの方はぜひチェックしてみてはどうでしょうか。

今回は以上です。それではまた。

この記事を書いた人 Wrote this article

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たついち

ミニメモ!を運営しているたついちです。 圧倒的インドア派。 得意:マキシマリストなのにシンプルでごちゃつかない見せ方 デスク環境構築 好き:ガジェットやインテリア