
持ち運びたい充電器って人によって「これ!」ってのは違いますよね。筆者としてはノートPC用の充電器として個人的に大ヒットだったのが、Ankerの「PowerPort Atom Ⅲ Slim」。

こんな薄型の充電器。単ポート仕様なのが残念なところ…
嵩張らない点がめっちゃ優秀で持ち運びたい充電器だったのですが、残念ながら単ポートのみということで使用頻度が減ってしまいました…
実は今回、それを解決してくれるありがたい充電器が登場したんですよってのが本題。

それがこちら。前回レビューさせていただいたMATECHから登場した「Sonicharge Flat 65W」。
ご覧の通り、薄型(1.55cm)の充電器ながら製品名にある通り65Wの高出力に対応した充電器になっています。しかもUSB-A、USB-Cを各1ポートずつ搭載しています。
使いやすそうでしょ?
というわけで本記事では、MATECH様よりレビュー用のサンプル品をご提供いただきましたのでしっかりレビューしていきます。
持ち運びに薄型充電器はぶっちゃけめっちゃ快適なので、もし探している方がいらっしゃれば、ぜひ参考にしていただけたら幸いです。
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MATECH「Sonicharge Flat 65W」はこんな特徴
2016年に京都で創業したベンチャー企業であるMATECH。充電器分野では中国企業など、海外ブランドの強さが国内でも感じられますが、今後、日本企業が海外に挑戦していけるよう応援したいですよね。
Sonicharge Flat 65Wの特徴
・薄型充電器としては最高出力かつ最薄クラス
・使い回ししやすい65W、複数ポート仕様
・Quick Charge3.0、PPSにも対応しているので汎用性が高い
薄型充電器としては最高出力&最薄クラス

PD充電器って小型なのはいいんだけど厚みが3cm前後あるので「ちょっと嵩張るな」とか感じたことはありませんか?
「Sonicharge Flat 65W」は薄型充電器で厚みは脅威の1.55cm!とてもスリムな本製品はポーチやカバンに入れても嵩張ることなく手軽に持ち運びが可能です。
なんならポケットに入れても膨らみが気にならない程度の厚みなって単純にすごい。
使い回しやすい65W出力で複数ポートを搭載

左:「Sonicharge Flat 65W」 右:「PowerPort Atom Ⅲ Slim」
同様のスリム設計な充電器ってAnkerに「PowerPort Atom Ⅲ Slim」ってのがあるんだけど出力が30W/45Wのバリエーションのみなんです。しかも単ポート仕様。
なんだかんだ複数デバイスの充電をしたい状況が多い筆者としては使用環境に合わず徐々に使用頻度が減るようになっていました。

「Sonicharge Flat 65W」は単ポートでは最大65W出力ながら、USB-AとUSB-Cの複数ポートを搭載していますので非常に使い勝手が良くなっています。
「持ち運びやすい」、「使いやすい」ってことで最高じゃん。
QuickCharge3.0、PPSにも対応しており汎用性が高い充電器

PD(Power Delivery)が普及している中、いまだにUSB-Aポートのデバイスは多くあるわけでUSB-Cポートのみだとちょっと困るって状況もありますよね。
前述した通り、「Sonicharge Flat 65W」はUSB-A、USB-Cを各1ポートずつ搭載していますので必要なデバイスを最適に充電することが可能。
USB-AはQuick Charge 3.0に対応しており、最大18W出力で充電することができます。
また、PPSにも対応しているのでGalaxy S21などのPPS対応のスマホへの急速充電にも対応しているところも嬉しいポイントですよね。
MATECH「Sonicharge Flat 65W」の主な製品仕様
「Sonicharge Flat 65W」の主な製品仕様は以下の通り。
製品名 | Sonicharge Flat 65W |
寸法(プラグ除く) | 縦90×横48×厚15.5mm |
重量 | 134g |
使用環境 | 0〜25℃ 20%〜90%RH |
保管環境 | −20〜25℃ 5〜95%RH |
定格入力 | AC 100-120V 50/60Hz 1.5A(最大) |
出力 Type-A(QC3.0) | 5V/3A,9V/2A,12V/3A (最大18W) |
出力 Type-C(PD) | 5V/3A,9V/3A,12V/3A,15V/3A,20V/3.25A (最大65W) |
同時使用時 | Type A+Type C:18W + 45W |
MATECH「Sonicharge Flat 65W」レビュー
それでは「Sonicharge Flat 65W」のレビューをやっていきましょう。


パッケージは前回レビューした「Sonicharge 100W Pro」と同様にブック型のものとなっていました。

パッケージ内容は以下の通り。
パッケージ内容
・Sonicharge Flat 65W
・USB-Cケーブル(2m)
・取扱説明書
PDで充電する際はケーブルが対応している必要があるので、「Sonicharge Flat 65W」のように付属してくると迷わずに良いですよね。しかもケーブルは品質が高く、充電器と同配色であるブラックとなっています。

「MATECH」のロゴや対応W数も表記されており分かりやすい。
「Sonicharge Flat 65W」の外観


こちらが「Sonicharge Flat 65W」です。”Flat”と名の通り非常に薄い作りになっています。


充電ポートは横並び

マットな表面でサラサラした質感の本製品はしばらく使用しても指紋が目立たず使えてます。ブラックのガジェットってかっこいいんだけど指紋が付くのが嫌いなんですよね。
その点この「Sonicharge Flat 65W」や「Sonicharge 100W Pro」はほとんど気にせず済みます。

プラグは開閉式
開閉式のプラグは指の引っかかりも十分で滑らかに開閉ができます。折りたためることでさらに薄く収納できますのでこれはマスト。
「Sonicharge Flat 65W」のサイズ
次はサイズの確認をしてみましょう。

「Sonicharge Flat 65W」は実測値で「90×50×15mm」。特筆すべき点はこの薄さで間違いないです。
プラグ部分が面する幅は一般的な充電器が30mm前後に対して50mmとなっています。
使用環境によってはコンセントに差さらない、干渉してしまうってことが考えられますのでサイズ感には注意しておきましょう。
DIGIFORCE 65W充電器との比較
それでは同じく最大65W出力の2ポート仕様であるDIGIFORCEの「65W USB Type-C GaN Fast Charger」と比較してみましょう。


左:DIGIFORCE「65W USB Type-C GaN Fast Charger」 右:MATECH「Sonicharge Flat 65W」

どちらが小さいという表現をするのは難しいです。厚みは圧倒的に「Sonicharge Flat 65W」なんだけど、コンパクトさっていう意味ではDIGIFORCE「65W USB Type-C GaN Fast Charger」。

さらにコンセント部分ではMATECH「Sonicharge Flat 65W」の方が幅が広いです。もしかしたら使用する電源タップによっては干渉してしまう場合があるかもしれませんのでその点は注意が必要な気がします。
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Anker「Power Port Ⅲ Slim」との比較
お次が同じコンセプトプロダクトであるAnkerの「Power Port Ⅲ Slim」との比較です。45W出力のものと比較してみます。


左:「Sonicharge Flat 65W」 右:「PowerPort Atom Ⅲ Slim」

大きさの点ではほんの少しMATECHの方が大きいかな程度ですが、薄さは確実に「Sonicharge Flat 65W」の方が薄くなっています。
「Power」と比べて出力が高いので大きくなることは仕方ないにしても薄くなるのはもう意味が分かりません。
「Sonicharge Flat 65W」の重さ



「Sonicharge Flat 65W」の重さは実測値で99g。
Ankerの「PowerPort Atom Ⅲ Slim 45W」は86g、DIGIFORCE「65W USB Type-C GaN Fast Charger」は112gとなっていますので結構軽量なことに驚きました。
MATECH「Sonicharge Flat 65W」を使ってみて
しばらく使用してみましたので感想を書きながら良かった点や気になった点についてまとめていきます。


ノートPCへの給電からNintendo Switchやワイヤレスイヤホンなどへの給電まで幅広く使用できました。充電速度についても十分な速度が確認できて使用にあたって特に問題は見られませんでした。
急速充電でフルパワーに稼働させると充電器本体に熱を持ってしまうことが分かりましたが、持てなくなるほど熱くはなりませんので問題ないと思います。
2ポート使用時は「45W+18W」となります。ノートPCやMacBook Airなどを急速充電するには十分な出力を保ったまま、USB-AポートからiPhoneなどのスマホやワイヤレスイヤホンなどのデバイスを同時充電するのに適していました。
「Sonicharge Flat 65W」の良かった点

必要十分すぎる出力・配分
「Sonicharge Flat 65W」は単ポートで最大65W出力の為、筆者が持ち運ぶノートPCの給電には十分な出力です。ノートPCとiPhoneを同時に充電しても「45W+18W」の出力に分配されるので速度的には全く問題なし。
複数のデバイスを持ち歩く筆者としては同時に充電したい場合が多いので複数ポートの仕様はありがたい限り。
小型ポーチに入れて持ち運びもストレスに感じない

そして「Sonicharge Flat 65W」の最大の特徴である薄さはポーチに入れるときに真価を発揮すると思います。普通の充電器では入らないポケット部分にもすっぽり入ってしまう「Sonicharge Flat 65W」はマジでありがたいですね。
小さめなポーチであっても嵩張らずに入ってくれるので持ち物がスッキリしますよ。
「Sonicharge Flat 65W」の気になった点

はっきり言ってありませんw
メインPCがMacBook Proのような高出力での充電に対応しているものをお使いの方には出力が足りないなどの不満点が出るかもしれませんが、「Sonicharge 100W Pro」のような高出力が可能な充電器を選択すれば良いかと思います。
45W〜60Wあたりでの出力で事足りる人にとってみれば全く問題ない性能ではないでしょうか。
強いて言えば、使用する電源タップによっては隣に干渉してしまう可能性が考えられる点です。一応サイズも測っていますので参考にしてみてください。
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待ちわびた薄型充電器の最適解!持ち歩かない理由が見つからない

今回の記事ではMATECHの「Sonicharge Flat 65W」について書いてきました。
持ち運びにおいてはコンパクトさも必要なんだけど、出力が大きいとある程度厚みのある商品が多いです。同社の「Sonicharge 100W Pro」に関しても3ポートで最大出力100Wと、とても使い勝手の良い充電器となっていて同規格帯ではコンパクトなサイズ感になっています。
しかしながら持ち運びにおいては、「厚み」による嵩張りが気になってしまいがち。
薄さがあると隙間に収納するイメージなのでとても持ち歩きやすいんですよね。それを実感していたからこそAnkerの「PowerPort Atom Ⅲ Slim」が好きだったわけだし、唯一の不満点だった単ポート仕様も複数ポートで、最大65W出力という個人的に一番使いやすい規格が「Sonicharge Flat 65W」として登場したので私からは本当に言うことなしです。
マジで今期のベストな充電器な気がします。
今回は以上。それではまた!


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