Baseusのイヤホンが日本上陸!SiMU S1 Proの実力を試してみた。
本記事ではBaseusから新しく発売された「SiMU S1 Pro」を提供いただき使用させてもらったので紹介したいと思う。
Baseusは充電器で見たことのあるメーカーなんだけど、日本進出が決まって結構頑張ってる。
本題のこのイヤホンは、2021年9月に新発売。10mmドライバーを採用しており音質が予想以上に魅力的だった。
充電器が強いメーカーかと思いきや音響カテゴリにまで力を入れている「SiMU S1 Pro」について率直に感じたことをお伝えしていこうと思う。
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Baseus 「SiMU S1 Pro」はこんな特徴
調べてみると、Baseusは2011年に創業された家電ブランド。
開発・設計・製造・販売を一貫して行う、大手メーカーのようだ。
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持ち運びに特化した、超コンパクト+軽量設計
実際に開封して驚いたのが、このサイズ感。
マジでコンパクトだ。
今所有しているイヤホンと並べてみたけど一目瞭然。
筆者はAVIOTの「T E -BD21j」の音が好きでメインに使用しているのだが、「SiMU S1 Pro」をサブで持ち歩いている。
これならポーチの中で場所を取らないので、携帯性抜群なのだ。
ケースだけでなく、イヤホン単体でも3.6gとめちゃくちゃ軽量な設計で、装着感が非常に軽快なのも特徴だ。
ノイキャン・外音取込機能を搭載
「SiMU S1 Pro」にはノイキャン機能が搭載されている。
−35dBを謳うノイキャン性能で、実際に使用してみた印象としては低音域周りのノイズをカットしてくれる。
全体的に、マイルドなノイキャン性能で話し声や機械音は若干残る感じだ。
ちなみにノイキャンON状態で装着したまま外を歩いても車の音も僅かに拾ってくれるので危ないと感じることはないかな。
ノイキャン特有の耳が詰まったような感じになることも無いので、強いノイキャンが苦手って方には良いかも。
外音取込機能は音楽を流していてもしっかり外音を拾ってくれるので会話しやすい。
ただし、生活音もガッツリ回収しちゃうので使う場所を選ぶ必要がある。
総じてこの価格帯では十分健闘している。
ワイヤレス充電に対応
「SiMU S1 Pro」への充電はワイヤレス充電で行うことが可能だ。
最近では、デフォルト機能になりつつあるワイヤレス充電だが、ワイヤレス充電機能が無いだけで購入を躊躇してしまうほど筆者としては必須機能と考えている。
外出から帰ったときに置いておけばいいだけなので充電忘れの心配もないから、せっかくワイヤレスイヤホンを購入するならワイヤレス充電機能があるかどうかも見たほうが使い勝手は想像以上に良くなるのでおすすめ。
スマホと一緒に充電できるタイプを選んでおけば、ケーブルも1本で済みスッキリさせることができる。
急速充電にも対応している
「SiMU S1 Pro」はもちろん有線での充電も可能。
出先でバッテリー残量が少ない状況になったとしてもモバイルバッテリー等からも充電できるので安心だ。
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「SiMU S1 Pro」は急速充電に対応していて、10分の充電でおよそ90分の再生が可能。
このイヤホンって充電管理が癖があるんだけど、充電ヤバいってなった時には少し充電すれば、かなりの時間の再生ができて便利。
急速充電すごい!
他にも欲しい機能がてんこ盛り!
「SiMU S1 Pro」には上記で挙げなかった以外にも欲しい機能がいっぱい。
防水規格:IPX5
Bluetooth5.2
MCSync対応
SBC・AAC対応
イヤホン操作はタッチセンサー式
ENCノイズキャンセリング機能
MEMSマイクロフォン
この価格帯でできることを全部詰め込んだって感じに機能がてんこ盛り状態。
どの機能も使える性能なので、この価格帯でこれだけの機能があれば十分満足できるだろう。
- ちょっと気になる(追記:9/8)
- Bluetoothの接続性に少し疑問が。
頻度はそこまで高くないが、接続が途切れるシチュエーションが何度か確認できている。
もしかしたら個体差かもしれないが、長時間使用すればするほど気になったので追記しておく。
Baseus 「SiMU S1 Pro」の気になった点
充電残量がわかりづらい
「SiMU S1 Pro」は充電ケースにLEDインジケーターが1箇所のみとなっている。
残量が確認できないわけではないが、「白=21%以上」「赤=20%以下」と非常にアバウトだ。
ヘビーユーザーや、すぐに充電できる環境に中々いれない人にとっては割と致命的かもしれない。
逆にワイヤレス充電に対応していることで充電への抵抗感はほとんどないので、充電環境やモバイルバッテリーも持ち歩いているような人にとってはそこまで重要視するところでは無いかと。
急速充電にも対応しているので最悪10分我慢すれば約90分再生できることを考えればデメリットに感じるまでのことはないか。
ケースから取り出しにくい
ファーストインプレッションで感じたことだが、イヤホンが取り出しづらいのは気になった。
イヤホン自体がツルツルした素材になっており、イヤホンをつまみ出そうとすると滑りやすいのが難点。
どうにかうまく取り出す方法がないか探してみたところ、親指で押し上げるようにすると少しは取り出しやすくなる。
こんな感じにグッと上に持ち上げるようにすると取りやすかった。
アプリやイコライザーに対応していない
「SiMU S1 Pro」はアプリやイコライザーに対応していない。
イヤホンの操作設定やイコライザー機能で好みの音質に変えていきたいなど、カスタム前提の人には向かないだろう。
少し価格は高くなってしまうが、AnkerのSoundCore Life P3なんかはアプリ・イコライザー対応となっているので安価なイヤホンにそこまで機能を求めるのであればそちらを検討してみても良いかもしれない。
Baseus 「SiMU S1 Pro」の主な製品仕様
製品名 | SiMU S1 Pro |
メーカー | Baseus |
Bluetooth | Bluetooth ver5.2 |
再生可能時間 | イヤホン単体時:約4.5時間〜5時間 ケース込:約20時間〜28時間 |
充電時間 | 約1.5時間 |
ワイヤレス充電時間 | 約2時間 |
ドライバー | 10mmダイナミックドライバー |
充電端子 | Type-C |
イヤホン重量 | 片耳約3.6g |
リンク | Amazon販売ページ |
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Baseus 「SiMU S1 Pro」の外観・サイズ・重さ
外観
外装箱の第一印象は「ちっさ!!!」
AppleのAirPods Proを思わせるようなイヤホンの写真が掲載されていた。
パッケージ内容
- SiMU S1 Pro本体
- 充電ケーブル(Type-C)
- イヤーピース(S、M、L)
- 取扱説明書
- 保証カード
充電ケースはめちゃくちゃコンパクト。
プレミアム感のあるメタリックなネイビーなカラーデザインが特徴だ。
背面には、充電残量を確認する時やリセット時に使用する物理ボタンがついている。
底面に充電端子。Type-Cでの充電が可能だ。
充電残量は底面のLEDインジケーターを確認することになる。
イヤホン本体はAirPods Proのような外観。
充電ケースと同じカラーで、ツルツルした素材になっている。
ステムは一般的なサイズ。
少し楕円がかっているものとなっている。
サードパーティ製のイヤーチップも装着できた。
装着イメージとしてはこんな感じ。
耳全体で包み込むような装着感で、圧迫感が少ないと感じた。
サイズ
実際に手のひらに置いてみると本当にコンパクト。
イヤホンも充電器のようにどんどん小型化していくのだろうか。
手持ちのイヤホンと並べてみたが、サイズの小ささがわかるだろう。
今メインで使用しているイヤホンがあってもサブとして持ち歩けるくらい小さいと感じる。
重さ
「SiMU S1 Pro」の重量実測値はケース込で45g。
イヤホン単体でも約8gとかなり軽量だった。
Baseus 「SiMU S1 Pro」の使い方・音質について
それでは実際に「SiMU S1 Pro」を使っていく。
使ってみて分かった音質についてのレビューも書いておくので参考になれば幸いだ。
「SiMU S1 Pro」の使い方
STEP.1
Bluetoothペアリング接続方法
「SiMU S1 Pro」はケースからイヤホンを取り出すことで電源が入るようになっている。
初期状態ではBluetoothペアリング待機状態となっているので、ペアリングしたいデバイスの設定から接続してあげよう。
iPhoneでのペアリングの場合は「設定」→「Bluetooth」→「 Baseus SiMU S1 Pro」の表示が出てくるのでタップしてペアリング完了だ。
一度接続してしまえば、次回以降は電源ON時に自動的にペアリングしてくれるようになる。
STEP.2
イヤホン操作方法
再生・一時停止 | イヤホン(R/L)を2回タップ |
曲送り |
イヤホン(R)を3回タップ |
曲戻り | イヤホン(L)を3回タップ |
着信応答 | イヤホン(R/L)を2回タップ |
着信拒否 | イヤホン(R/L)をロングタップ |
モード切り替え |
イヤホン(R/L)をロングタップ ANCオン→ANCオフ→ASMオン(繰り返し) |
STEP.3
リセット方法
イヤホンが片側からしか聞こえない、イヤホンがうまく接続できない。
そんな時は、リセットを試してみるといいだろう。
一度ペアリングしてしまった状況であれば、登録を削除する必要があるので先にやっておくこと。
イヤホンを充電ケースにしまった状態で蓋を開け、背面にあるボタンを10秒ほど長押しでリセットができる。
LEDインジケーターが赤く点灯したらリセットできている。
「なんかおかしい」と感じたら試してみることをおすすめする。
音質について
音質に関しては、好みがあるのであくまで筆者が聞いてみた感想として参考にしてもらいたい。
「SiMU S1 Pro」はどちらかといえばドンシャリ傾向な音質。
ドンシャリが少し苦手な筆者でも嫌悪感を持たないくらい良いバランスだと感じた。
POPSなどでは、ボーカルが強調されており全体感としては奥行もうまく表現できてるなという印象を受けた。
ただし、高音域がややシャリつく傾向にあり解像度としては価格相応な部分が否めない。
音圧はやや高めで、ジャンルによっては迫力を感じられるだろう。
結論としては、バランスよくまとまっているなという感想を持った。
筆者は嫌いじゃない音質。
マイク性能について
「SiMU S1 Pro」のマイク性能は結構優秀だ。
もちろんイヤホンで話してるなっていう感じはするんだけど、通話の声も聞き取りやすい。
声だけ集中して拾ってくれているところも良い感じだ。
実際にイヤホンをしてテレワークでのWeb会議に参加してみたが、違和感なく参加できていたとのこと。
Baseus 「SiMU S1 Pro」をおすすめしたい人
- とにかく持ち運び性を重視したい
- 5,000円前後で性能の良いイヤホンを探している
- ワイヤレス充電機能は欲しい
- テレワーク会議用にイヤホンを用意したい
使ってみておすすめできる人について考えてみた。
「SiMU S1 Pro」は5,000円台で機能の良いイヤホンを探している人にぴったり。
また、「SiMU S1 Pro」はマイク性能はめっちゃ良いのでテレワーク用に用意したいと考えている人にもおすすめできるアイテムだ。
軽量でコンパクトなイヤホンでもあるので、候補に入れてみてはどうだろうか。
Baseus 「SiMU S1 Pro」レビューまとめ
本記事ではBaseusの「SiMU S1 Pro」について紹介した。
良かった点
・コスパが良い
・軽量・コンパクトで持ち運びやすい
・プレミアム感のあるデザインカラー
気になった点
・充電残量がわかりづらい
・ケースから取り出しづらい
・アプリやイコライザーに対応していない
・追記:接続が切れやすい(個体差?)
価格 | [star-list number=4] 4.0 |
機能面 | [star-list number=4] 4.0 |
操作性・使い勝手 | [star-list number=3.5] 3.5 |
音質 | [star-list number=3.5] 3.5 |
総合 | [star-list number=3.5] 3.8 |
プレミアム感のあるブルーが特徴のTWSイヤホン。
日本に新たに上陸した Baseusの「SiMU S1 Pro」はコスパよく欲しい機能が詰まったイヤホンになっていた。
特に筆者がイヤホンに求めるワイヤレス充電機能があることは使い勝手がよく、音質も価格相応ではあるが十分聴きやすい。
通話機能でも声をしっかり拾ってくれて実用レベルにあると感じた。
価格帯を踏まえても非常にバランスの良いイヤホンになっているので、5,000円前後でイヤホンを探している方やリモートワークで会議用のイヤホンを用意したい方にはおすすめできるのではないだろうか。
今回は以上だ。それではまた!
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