EarFun Air Pro 4i徹底レビュー|価格破壊の万能イヤホン、その実力は?

高性能イヤホン、一つくらいは持っておきたいし、使ってみたいですよね。
ただ「1万円以上は流石に高すぎて…」そんな方にぜひ知ってほしいイヤホンが、EarFunの”Air Pro 4i”。
手頃な価格ながら、ハイエンドモデルに迫る実力を持つと話題のこのイヤホンをEarFun様からご提供いただきましたので使ってみたいと思います。
ヘッドホンやスピーカーは使ったことがありますが、EarFunのイヤホンは実は初めて。
当ブログでは、記事の内容に関する指示は一切受け付けていません。単純に使ってみてどうだったか、について徹底的に解説していきたいと思います。
よかったら参考にしてみてください。

はじめに:EarFun Air Pro 4iは、どんなイヤホン?
EarFun Air Pro 4iの主な特徴
- ハイレゾ対応(LDAC): CD以上の高音質を楽しめる
- 強力なノイズキャンセリング: 周囲の騒音を大幅にカット
- マルチポイント: 2台のデバイスに同時接続可能
- ワイヤレス充電: ケースを置くだけで手軽に充電
- 低遅延ゲームモード: ゲームや動画もストレスなく楽しめる
ハ
強
1. 開封から装着まで




パッケージはシンプルで、イヤホン本体、充電ケース、複数サイズのイヤーピース、USB-Cケーブル、説明書が入っています。ケースはマットな質感で、安っぽさはありません。コンパクトで持ち運びやすいのもポイントです。
充電はタイプCですが、EarFunが絶対的に良いと思う部分が”ワイヤレス充電”に対応していること。
我が家の充電器はワイヤレス充電で統一しているので使いやすいことこの上なしだ。


イヤホン本体は耳のくぼみにしっかりと収まるカナル型形状を採用しており、装着感は軽快です。
付属のイヤーピースが柔らかいので、耳にしっかりフィットしながらも圧迫感が少なく、長時間着けていても疲れにくいのが特徴かなと感じました。
ちなみに激しく動いても外れる心配はほぼ無いかな、と。
2. 音質
サウンドの傾向

EarFun Air Pro 4iのサウンドは、低音がやや強めのバランスタイプです。低音は量感がありながらもぼやけず、楽曲全体の土台をしっかり支えています。中音域はクリアで、ボーカルやギターの音が埋もれることなく明瞭に聞こえます。高音域は刺さることなく、透明感のあるサウンドを奏でます。特定の音域が強調されすぎることがなく、非常に聴きやすいチューニングです。
LDAC接続で真価を発揮
AAC接続でも十分良い音ですが、LDAC接続に切り替えると、まるで別のイヤホンかと思うほどの変化があります。音の情報量が大幅にアップし、今まで気づかなかったボーカルの息づかいや、楽器の細かなニュアンスまで鮮明に聞こえるようになります。音の粒立ちがよりクリアになり、楽曲の奥行きや広がりを感じられるようになります。
3Dオーディオ(シアターモード)

前回レビューしたヘッドホンにも搭載されていたシアターモード。僕はこれが結構好みでして。
この機能をオンにすると、音に広がりと立体感が増します。映画やライブ映像を観る時には臨場感を味わえ、まるで映画館やコンサート会場にいるかのような体験ができます。音楽だけでなく、映像コンテンツも楽しみたい方には嬉しい機能です。
3. ノイズキャンセリングと外音取り込み
独自技術「QuietSmart 3.0」によるノイズキャンセリングは、この価格帯としては驚くほど強力です。電車内やカフェの騒音、オフィスでの話し声など、特に中低域のノイズをしっかりカットしてくれます。ノイキャン特有の「キーン」という不快な音や圧迫感がほとんどなく、自然な聴こえ方なのも大きな魅力です。
初代のAirPods Proを日常では使っていましたが、ノイキャンレベルは遜色ないもの。音の良さも相まってこちらの方をメインで使うようになりました。
しかも、外音取り込みモードも優秀で、イヤホンを着けたままでも、周囲の音が自然に取り込まれるため、店員さんとの会話や駅のアナウンスも聞き取りやすいです。
4. 前モデルAir Pro 4との比較
本製品ですが、調べてみるとAir Pro4の廉価版的な立ち位置にあたるみたいです。
どちらを買うか迷っている人も多いでしょう。シンプルにまとめると、以下の違いがあります。
Air Pro 4i | Air Pro 4 | |
---|---|---|
音質 | よりバランス重視 | ドンシャリ傾向 |
ノイキャン | より強力で自然 | 強力だが4iには及ばない |
コーデック | LDAC対応 | aptX対応 |
価格(定価) | 7,990円 | 9,900円 |
よりバランスの取れた音質と強力なノイキャンを求めるなら「4i」、メリハリのあるサウンドが好きなら「Air Pro 4」がおすすめです。
価格も2,000円の違いがあれど、必要十分な機能性に満足度が高いAir Pro 4iの方が個人的には好きかも。
5. 総評:メリットとデメリット
メリット
- この価格帯では考えられないほどの高音質と強力なノイキャン
- LDAC、マルチポイント、ワイヤレス充電など機能が非常に充実
- 長時間でも疲れにくい自然な装着感とノイキャン
- アプリ対応
デメリット
- LDAC接続時はマルチポイントが使えない
6. まとめ:こんな人におすすめ!

EarFun Air Pro 4iは、「手頃な価格で、音も機能も妥協したくない」という方に最適なイヤホンです。初めてノイズキャンセリングイヤホンを買う方、ワイヤレスで手軽に高音質を楽しみたい方、ゲームや動画視聴にも使いたい方におすすめです。
予算を抑えつつ、高い満足度を得られること間違いなし。ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

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