スマートホームデバイスとして人気な「Echo Show 5」。
Echo Show 5はAmazonのスマートスピーカーなんだけど、ディスプレイ付きでインテリアとしても使いやすい。
デスク周り好き界隈では、置いてる人多いよね。
とりあえず、本記事では、半年ほど使用してみたレビューと合わせてEcho Show 5で「今でも使っている機能」を中心に書いていこうと思う。
「できること」や「使い方」についても軽く触れるが、多すぎるので要点だけとする。
- 本記事で紹介する内容
- ・Echo Show 5を半年使ってみて分かったこと。
- ・Echo Show 5の機能を全部使いこなせてる?使う機能、使わない機能は?
- ・Echo Show 5で「できること」、「使い方」
- ・Echo Show 5のダメなところ
Echo Show 5はこんな特徴・できることは?
Alexa内蔵のスマートスピーカー
いわゆる人工知能(AI)である「Alexa(アレクサ)」が内蔵されたスマートスピーカー。
アレクサに話しかけることでさまざまなアクションを連動させたスマート家電に指示を出したり、色んな質問に答えてもらったりできるわけで、スマートホームの頭脳的な役割を持たせることが可能だ。
もちろん「Echo Show」単体で所有していてもできることって限られているわけで(少なくはないが…)、他の連携可能なアイテム(アレクサ対応とか書いてるやつ)を増やして連携していくことでできることがどんどん増えていく。
つまりどういうことかってゆうと、何も考えずに「Amazon Echo」シリーズを買うとただの置き時計やディスプレイになりがちだったりするので、連携できるデバイスありきで本領を発揮するアイテムなのだ。
ディスプレイ搭載でブラウジングや動画視聴も可能
「Echo Show」シリーズの魅力といったらディスプレイが搭載されていることだろう。
時刻表示や画像表示だけでなく、ネットワークに繋がっているのでブラウジングやYoutube等の動画視聴も行えてしまう。
NETFLIX
Prime Video
- 視聴可能な動画サービス
- ・Amazon Prime Video
・YouTube
・Netflix
・Paravi
・ひかりTV
この中で「YouTube」のみ、アプリ(スキル)が用意されておらずブラウザタイプだけどね。
特別なことはせずに「アレクサ、YouTubeを開いて」と言えばOK。簡単。
YouTube
筆者は一度も使ったことがないけど…笑
だってスマホやタブレットの方が使い勝手も画質も良いからね。
「Echo Show 5」で動画視聴やブラウジングをメインで使いたいと考えているのであれば買わないことをおすすめする。絶対に使わない。
・・・動画視聴を考えているのなら「Echo Show 8」や「Echo Show 10」のようにある程度画面サイズが確保できる端末を使用した方が絶対に良いと思う。むしろ「Echo」シリーズじゃなくてもいい。
「Fire HD」や、そもそも「Fire TV Stick」の方が良いでしょ。
インテリア(置時計)としても魅力的
ディスプレイを活かした置時計としても見栄えが良い。
デスク周りにこだわりを持つ人で、「Echo Show 5」を導入している人は案外多くて人気さを窺える。
ホーム画面としての時計の表示や壁紙は種類が豊富で自分好みにカスタマイズすることが可能。
デスクの雰囲気に合わせて壁紙を変えたり、最新ニュースが流れるように設定を変更することもできるし、少し手間だがAmazon Photoに保存している画像を壁紙に設定もできる。
置時計として考えれば、かなり優秀だ。
Echo同士でビデオ通話ができる
「Echo Show」シリーズの魅力の一つはカメラが内蔵されていることで同一アカウントで設定したEcho Show同士や、Amazon Alexaアプリ経由でビデオ通話が可能という点だろうか。
通話品質は。。。良くはないけど酷いわけでもない。
画角はそこまで広くないので、「Echo Show 5」の正面にいる必要がありそう。
まぁ、最初の方はせっかくだしと思って使ってみたりしたけど今では使うことはほとんど無いな・・・
他の方がレビューしているように、おじいちゃんやおばあちゃんにプレゼントしていつでも通話(見守り)できるようにしたり、室内の見守り(監視?)するのなら使い道はありそうだ。
とは考えたけど、そっとカメラ窓を閉じる筆者だった・・・
様々なスキルを覚えさせることができる
Amazon Alexaアプリを使って様々な「スキル」というアレクサの動作を覚えさせるものがある。
アレクサに対応したデバイスを動かすためのものであったり、「生活に役立つようなスキル」であったり種類はかなり豊富。
「おすすめのスキル紹介」も毎週紹介されてるし、アプリ内で人気の「スキル」を検索できるので試してみたい機能が見つかるかもしれない。
Echo Show 5は第2世代でどう変わった?
2021年6月、Echo Show 5は第2世代が発売された。
人気デバイスなだけあって、少しだけ話題にはなったものの、変更点は以下の通り。
- 第2世代で変わったこと
- ・価格
・カメラ
・カラーが増えた
第2世代の発表タイミングで第1世代の大幅なセール(Amazonプライムデー)があったのだが、2021年10月現在では初代の販売は終了しており、第2世代に移行されている。
ホームセンターや家電量販店では、今でも初代の購入ができるけどドン・キホーテでも9,000円以上で売っていたのでAmazonで第2世代を買った方が安い。
また、Amazonではほぼ毎月のように「タイムセール祭り」というセールが実施されているのでそのタイミングでAmazonデバイスの大幅な値下げセールが行われることが多い。
「Echo」シリーズを購入するならセールのタイミングで買うことを本気でおすすめしたい。
正直どうでもいい変化。安い方を買えば良い。
商品画像 | ||
通常価格(執筆時点) | 7,980円 | 8,980円 |
カラー | チャコール サンドストーン | チャコール グレーシャーホワイト ディープシーブルー |
カメラ画素数 | 1万画素 | 2万画素 |
リンク | 販売終了 | 詳細を見る |
色が増えて、画素数が上がった代わりに値段も上がってしまった第2世代。
目にわかるような変化はないのは本当の話。
もっと細かいところで変更箇所はあるんだけどガチな「マイナーチェンジ」なので全く有り難みはないと思う。
カメラ窓が丸から菱形に変わって誰が喜ぶ?笑
Echo Show 5を半年使ってみて
筆者が「Echo Show 5」を導入してみて半年くらい使ってみた。
ディスプレイ搭載なので「動画視聴」や「ビデオ通話」をバリバリ使いたいなと最初は思っていたものの、正直使わない。
ある程度用途が限られてきたので「今でも使っている機能」について挙げていきたいと思う。
「Echo Show」の導入を検討されている方の参考になれば幸いだ。
- 主に使っている機能について
- ・置時計として
- ・サクッとBGM
- ・天気・ニュースの読み上げ
- ・タイマー、アラーム機能が便利
- ・Amazonの発送通知
- ・スマート家電の操作
置時計として使える
ディスプレイがそこそこの大きさなので、常に時間を気にすることができるのは何気に重宝している点。
筆者は、作業を行うデスク上に置いているのだが、作業中は時間を忘れてしまいがちなので、目に入るところに「Echo Show 5」を置いて意識するようにしている。
日付が切り替わらない不具合がたまに発生するのが謎。
「Amazon Photo」に保存した任意の画像フォルダを壁紙として使用することもできるが、デフォルトで内蔵されている画像も十分に魅力的なものが多い。
時計の配置やデザインまで変更できるので、かなり幅広い種類のホーム画面をカスタマイズすることができるようになっている。
こんなお洒落な壁紙もデフォルト。
良い感じの多すぎて頻繁に壁紙を変えがちな筆者です。
サクッとBGMをかけられる
「アレクサ、〇〇をかけて」、「アレクサ、リラックスできる音楽をかけて」など、ひと声かけて最新曲やBGMなどをかけることができる。
PCで作業中に、「音楽を聞きたいな〜」と思ったら作業しながら声を掛ければいいのでかなり便利だと思う。
- 使用可能な音楽配信サービス
- ・Amazon Music
・Apple Music
・Spotify
・AWA
個人的には、Amazon MusicかSpotifyが使えれば問題ないと思う。
歌詞もディスプレイに表示されるのでカラオケ的な使い方もありなんじゃないだろうか。
スピーカーは下方向に付いているので本格的な音楽鑑賞には向かないと思うが、BGMとして流す分には重低音が効いて悪くない感じだ。
なお、スピーカーは一つしかついてないのでモノラルとなってしまう。
ちなみに、Amazonプライム会員であれば、「Amazon Music」だけでなく、「Prime Video」やAmazonでのプライム配送など様々な特典が受けられるのでサブスクサービスとしてはこの上なくおすすめ。
天気・ニュースの読み上げ
気になった時に、天気や最新ニュースを読み上げてくれる機能は便利。
ながら作業で確認できるので、朝起きた時に確認できたり、寝る前に明日の天気の確認をしたり。
地味に使用頻度が高い。
デフォルトではホーム画面に最新ニュースが表示させるようになっている。しかし、常に画面が切り替わって目障りにしかならないのでホーム画面への表示はオフにしておいた方が良いだろう。
タイマー・アラーム機能が便利
スマホでできる機能だが、アレクサの操作になれてくるとアレクサに指示を出した方が早い。
iPhoneのSiriでアラームを設定すると新しいアラームが増えてしまって後から消すのがめんどくさいし。
料理中や、観たい番組や配信など忘れないようにしようと思った時に「アレクサ、◯時にアラームをセットして」「◯分後にアラームをセットして」って感じで酷使してる。笑
Amazonの発送通知が役に立つ
筆者はAmazonでよく買い物をするので、発送通知が結構便利だったりする。
「◯◯の商品が本日配送予定です」といった感じに商品名まで表示されちゃうので、嫁にバレてしまうのが難点だ。笑
スマート家電の操作
アレクサ対応のスマート家電は、スキルの設定を行えば「アレクサ、電気を点けて(消して)」とか、エアコンやテレビの操作も行える。
スマートデバイス(電球やリモコン等)を別途購入することでそれらの操作ができるようになるので、スマートホームを目指している方ならアレクサは導入しやすいと思う。
Echo Show 5のここがダメ・・・
使ってみて感じた「ここ何とかならないかな〜」って部分について挙げてみた。
常時電源に接続しておく必要がある
「Echo」シリーズ全般に言えることだが、常時電源に接続しておく必要がある。
ACプラグなので、コンセントに付けなければならないし使える場所が限られる点はデメリットに感じる。
バッテリー内蔵か、USB電源にしてくれれば使える場所が増えそうだ。
タッチパネルは使えない
「Echo Show」のディスプレイはタッチパネルとなっているのだが、スマホ慣れしている我々からしてみれば超絶もっさり。
イライラしかしない。
そもそも声のみで操作できるような仕様なので、大きな欠点ではないが設定変更などでタッチ操作をする時のもっさり感は半端ない。
もう少し滑らかになってくれるといいな・・・
Echo Show 5の外観・サイズ
5.5インチのディスプレイを搭載した「Echo Show 5」。
- サイズ
- 148mm×73mm×86mm
カメラ機能の「オン/オフ」は手動で行うことになる。
スライドしてカメラレンズを隠すことができるので、気になる方にとってはありがたい機能では無いだろうか。
底面はゴム質で滑りにくい仕様。
形状的に両サイドにスピーカーが実装されているかと思いきや底面側にスピーカーが1機積んでいるだけなのでモノラルで再生されることになる。
また、下向きに音が出るので音は良くないんだけど、思ったよりもずっと悪くもない。
どっちだよ←
低音周りは好みの人も多いようだ。
側面から見るとこんな感じで、画面が少し上向きになるような形状だ。
これは、デスクで作業している場合に非常に見やすくしてくれる。
こちらが背面。
一番左の電源ポート以外にmicroUSBポートと、イヤホンジャック。
microUSBポートは何に使うか不明。電源入力はできない。
Echo Dotとの比較
ディスプレイが必要ない場合は、スピーカー機能のみを搭載した「Echo Dot」シリーズがおすすめ。
価格も買いやすく、アレクサ自体の性能はそのままだし、コンパクトで場所を取らない。
画像 | |||||
商品名 | Echo Dot 第3世代 | Echo Dot 第4世代 | Echo Show 5 | Echo Show 8 | Echo Show 15 |
解像度 | 5.5インチ 解像度 960 x 480 | 8.0インチ 解像度 1280 x 800 | 15.6インチ 解像度 1980 x 1080 | ||
スピーカーサイズ | 1.6インチ | 1.6インチ | 1.6インチ | 2.0インチ x 2 | 1.6インチ x 2 |
サイズ | 43 x 99 x 99 mm | 100 x 100 x 89 mm | 148 x 86 x 73mm | 200 x 130 x 99mm | 402 x 252 x 35mm |
通常価格 | 4,980円 | 5,980円 | 8,980円 | 14,980円 | 29,980円 |
リンク | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
ディスプレイが搭載されていない分、Echo Dotシリーズが安い。
スマートスピーカー機能を単純に求めているのであればこちらで十分だろう。
デスク周りに置きたい、時間を確認したい等考えているのであればEcho Showシリーズがおすすめだ。
見た目が良い。
ディスプレイサイズの違いはあるものの、「Echo Show 5」で十分だと筆者は考える。
それよりも「Echo Show 15」だよ。壁面でこれを使うのはワクワクしそうだ!
ディスプレイ搭載の「Echo Show 5」は、デザイン良好なインテリアを兼ねるスマートスピーカー
良かった点
・デスク周りのデバイスとしてGood!
・壁紙がお洒落でカスタマイズ性がある
・全てが「声」で操作できる
・「Amazonセール」で大きく値段が下がる
気になった点
・タッチ操作はモッサリ…
・有線…
価格 | [star-list number=4] 4.0 |
デザイン | [star-list number=4] 4.0 |
機能性 | [star-list number=4] 4.0 |
操作性 | [star-list number=3.5] 3.5 |
総合 | [star-list number=3.5] 3.8 |
「Echo Show 5」を半年ほど使ってみてから本記事を書いてみました。
筆者の使用環境では、壁紙を好みで設定できるので、デスク周りのお洒落デバイスとしてひと役買ってもらってる「Echo Show 5」。
機能性としては、スマートスピーカーとして必要十分なところを持っており、多くのスマートデバイスを「声」で操作できるようになる。
スマートホームを始めたい方にはうってつけのアイテムだと考える。
購入は「絶対にAmazonセール」期間中に行うこと。
大きな割引があるので、通常価格で買うと後悔しやすい。
総合的に満足度は高いが、動画視聴や、テレビ通話を期待していただけに実際は必要ないんだと改めて認識した買い物だったかもしれない。
今回は以上だ。それではまた!