
体重管理に興味を持たない筆者が、何の苦もなく体重測定を”ほぼ”毎日測定できました。
しかも1ヶ月…!
その理由は『新しいスマートバスマットを試したから』。
本記事でご紹介する、こちらのスマートバスマットをissin様よりご提供いただきましたので、1ヶ月以上じっくりと使用させていただきました。
スマートバスマットとはなんぞや?と、いう方に。
名の通りですが、バスマットと体組成計が一体となりスマホで体重管理ができちゃう画期的なアイテム。


これが”実に理にかなって”いまして。
体重管理を目的として体重計を買ったのに使わない・・・そんな経験をしたこと、ありませんか?
もしくは決めたことが長続きしない、そんな経験、ありませんか?
issinの独自調査によると、使わない理由は男性で「面倒くさくなった」、女性で「現実逃避」が理由として多いそうです。かなり思い当たる節が…笑
毎日必要になるバスマットと組み合わせることで、必然と使わないといけない環境ができます。目を伏せがちな体重管理を半ば”強制的”に行わせてくれるようになることで体重管理へのストレスを低減させてくれるこの目の付け所はかなり面白いですよね。
1ヶ月間使い倒してみましたが、良いところと悪いところが半々くらい、といった印象。とはいえ、体重管理のみを目的としている人からしてみれば大いにメリットがあると思えるスマートデバイスでした。
また、一緒にご提供いただいたスマートリングと併用することでこれまでと比較して、自分の体の”状況”を把握しておくことができるようになり意識を変えるきっかけになってくれていると思います。
良かったら参考にしてみてください。

風呂上がりに濡れたまま乗るだけはラクすぎた
本製品の魅力は何といってもお風呂上がりに乗るだけ。
とはいえ、お風呂上がりに乗るだけ。足裏を拭くついでと考えればめっちゃラク。
ただ、足の裏がめっちゃ濡れている状態だと反応しませんので、珪藻土マットで水分を少し落として測定位置に足を置く必要があります。
上述した通り、風呂上がりに”半強制的”に体重が測れる状況を作ることができる点が本製品の最大の魅力だと思いますので、毎日体重計に乗って計測できるような”マメ”な方には本製品を買うメリットはあまり感じられないかな、といったところ。

本製品はWi-Fiに対応しているため、測定のたびにスマホアプリを開く必要がないところもポイント高し!
我が家で以前購入した安いスマート体組成計はアプリとBluetooth接続してから計測しないとデータ蓄積ができない物でした。(いつの間にか使うことがなくなり既に廃棄しましたが…)
スマホが近くになくても、電源が切れていたとしても、記録されたデータはアプリを開くと自動で更新され以下の15項目を確認することもできます。
また、本製品で使用するアプリは完成度が非常に高く、アプリを開かなくても定期的に通知することで体重や筋肉量など日常の些細な変化を知ることできる点はとても魅力的だと思います。
- 体重
- BMI
- 体脂肪率
- 内臓脂肪レベル
- 筋肉量
- 体内年齢
- 基礎代謝量
- 体水分率
- 推定骨量
- 皮下脂肪率
- タンパク質
- 除脂肪体重
- 体脂肪量
- 骨格筋量
- ボディタイプ
最大8人分のデータを登録できるから、家族みんなで使える
最大8人の情報を登録することができるらしく、自分の体重だけじゃなくて子供の体重も一緒に登録していけるから結構面白い。うちの子供も毎日測って「減ったかな」と楽しそうに計測してます笑。
離れたところで暮らす、例えば両親とか単身赴任中の旦那さんとか。健康管理や生存確認を目的に使用するのもできそうだな、と思いました。
また、妊娠中の体重管理を目的としたマタニティモード、子供の成長を見守るためのチャイルドモードなど、よくある健康維持モード、ダイエットモードといったモードの他に目的に合わせたモードが全部で6つ搭載されています。
主に表示をさせる内容を変えているなって感じなんですが、目的によって重視する項目は変わるのでこれはめっちゃ良い機能でしたね。

- ベビーモード
- チャイルドモード
- 健康維持モード
- ダイエットモード
- マタニティモード
- ペットモード
我が家の場合、重宝しているのが”ベビーモード”と”チャイルドモード”。毎日成長を感じられるこのモードは言いたいことはあるがとにかく重宝している。毎日見ていても分かるくらいあっという間に成長していく乳幼児期本当にかけがえないものだし、中々体重を測る機会も少ないのでベビーモードで成長を記録していけることが良いところ。
ただ体重計測は乗るだけ、ではないところが不満です…
こればかりはアプリを開いて一緒に乗る大人の体重を先に測って、赤ちゃんを抱えて体重計に乗る必要があり、煩わしさしか感じません。登録している人間が赤ちゃんを抱えて乗っても測ることができないのは不具合なのか、仕様なのか…
家族内で体重が知られたくない…も大丈夫だけど注意点あり
また、これを購入したからといって、嫁が(旦那が)納得してくれるわけではありません。お互いの体重を知られたくない夫婦なんて珍しくありませんから。
一応、本製品では、プライバシーモードなるものが搭載されていますので、互いのデータがアプリから勝手に見られることはないような作りになっています。自動的にこの人のデータだ、と判断して体重計に乗った人のデータを振り分けてくれるのですが、これが実は落とし穴だったりしますのでちゃんと共有しておきますね。
しばしば異常値が検出されることも
この体重計、体重のデータが3〜4kgr程度重く測定されることが割と発生します。僕の場合、測定したらすぐに確認したいタイプの人間なので、「またうまく測れてないよ」くらいで、もう一度測定すれば済むのですが、人によっては、風呂上がりに乗ってまとまったデータを後日確認する、みたいなタイプの人にはちょっと残念に感じる方もいらっしゃるんじゃないかと。

しかもこの体重計、これくらいの誤差が生じると自動で振り分けてくれないので、アプリの振り分けができてないデータとして記録が残ってしまいます。
これが大問題
相手に知られたくない場合、お互いの画面に振り分けができなかったデータとしてエラーデータが表示されるわけですから、その人の正確な体重ではないとはいえそれに近しい体重を相手が知ろうと思えば知れてしまうのではないかと思ってしまい、流石にお互いに運用する気にはなりませんでした。
また、これとは別の話になりますが、体重が近い(±1kg程度)場合にも、これまた振り分けがうまくされません。
複数人で使う場合、こんな仕様ではプライバシーは保護できませんので、流石に嫁に使わせるわけにはいきません。自分の命が大事ですから笑
僕は気に入ってるし、体重管理がしたいので使い続けられていますが、夫婦間での共有を目的で購入した場合は後悔してしまう人もいるかも知れません。
この辺は個体差なのか、正直判断できません。レビューにも同様の意見が見られますので、自分だけではないのかな。と。
気になる方は1ヶ月返品保証が付いているので、その辺も考慮して検討してみるといいかもしれません。
1ヶ月で15%くらいの電池消費量
自分しか使わないし。そんな人ならこの商品は結構おすすめ。やっぱり唯一無二だと思いますから。
バッテリー持ちもかなり良く、1ヶ月の使用でバッテリー残量は86%と、かなり省エネな印象です。公式によると1日3回計測の想定で3ヶ月くらいの電池持ちらしいです。(筆者の場合は1日1回、子供含めて2回って感じ)
単純計算では、半年以上の電池持ちなので、年に2回程度の充電で毎日使えちゃう感じ。この辺の煩わしさは少ないですね。
ケーブルを無くすと充電できない仕様なので充電周りは何とも微妙

ただ、残念なことに専用ケーブルでの充電が必要で、ケーブルを無くさないようにしないといけません。
1年に2回程度の充電をするのにどこに片付けたか。果たして僕は覚えてられるでしょうか…
アプリはとにかく使いやすいし見やすい
issinのスマートリングでもベタ褒めした本製品のアプリ。
まじで使いやすい。
そんで見やすい。
ここまでユーザー目線で作られているUIは中々出会えないので本当に良いなと思ってます。



謎キャラクターと一緒に健康管理、そんな擬似的な体験もできますので、ゲーム感覚で健康管理が続けられそうなのも本アプリの魅力ですね。
デカいし重たいのはデメリットでしかない
最後ですが、本製品はめっちゃデカ重です。我が家の場合は洗面所の対面が風呂場になっているので、バスマットを敷くと少し後ろに下がると足に当たってしまう可能性があります。

掃除にも邪魔になってしまいますので、風呂に入る時以外は立てかけているのですが、やはり重たい・大きいはデメリットに感じます。
バスマットとしても、体重計としても、もう少しサイズ感は抑えられなかったものか。
所々に粗が目立つが唯一無二な体重管理デバイスだと思う
というわけで、1ヶ月使ってみた感想をお伝えしてみましたがいかがでしたでしょうか?正直言って、サイズ感であったり、測定値の不具合なんかは煩わしささえ感じることもありましたが、やはり風呂上がりに図るしかない状況を作れることはこの商品の唯一無二なところだと思います。

でなければ絶対に1ヶ月も体重測定を継続できませんでした。
本当これに尽きるかな、と。
逆に、毎日しっかり継続することができる人には、半額以下で手に入るスマート体組成計を購入した方が幸福度は間違いなく高いので、そういった方にはオススメしません。
体重管理を考えているけど、ズボラでめんどくさがりなアナタ。そんな方には結構刺さりやすい商品かなと思います。よかったら参考にしてみてください。
今回はこの辺で。それではまた。

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