
「メモを取る」
仕事が変わって、業務が変わっていつの間にか「メモを取る」ことから離れていた筆者ですが、最近はメモを取ることを少しずつ取り入れています。
年齢的なものなのか、多忙すぎるのか、真意はさておいて(笑)、やらなければならないタスクを見落としてしまうことも出てきた事もありメモを取る習慣を取り入れたことが主な要因だったり。
iPhoneのメモアプリを使ったり、ノートPCではGoogleのKeepを使ったり、メモ帳にペンで書き込んだり。
実用的に感じたのは、スマホアプリよりもノートPC、それと同じくらいで昔から馴染みのあるメモ帳だと個人的には感じました。
もちろん、評価は人によると思います。
あとは内容。
特に、その場で内容を書き留めたい時には、メモ帳に直接書き込んだ方が効率が良い気がします。
デジタルの時代ですから、メモ帳なんて、といろんなアプリを試してみましたが、結局はメモ帳でいいじゃん、と戻ってきたり。
一方で、書き留めたメモをふとした時に見返したい時に、そのメモがどこにあるのか探すことができない。やっぱりアプリの方が見やすく整理することができていいのでは?なんて。
そんな「アナログの良さ」と「デジタルの便利さ」のジレンマを解決してくれるのが、今回ご紹介するHUION NOTEです。
これは、専用ペンとノートに書くだけで、内容がリアルタイムでスマホに転送・保存される、まさに「書く喜びをそのままデジタルへ」持ち運べるハイブリッドなノートでした。
正直、躊躇するくらい良い価格(15,000円前後)なので本当に使っていけるのかという目線でレビューします。クリエイター目線というよりは、ビジネスシーンで使えるか?という目線で本記事は作成しますので、コンテンツの作成などに活かしたいと考えている方には届きにくいかもしれません。
その場合は他の記事や動画をあたっていただけますようお願いします。
HUION NOTE レビュー
結論:アナログ派の”デジタル移行”の最有力候補
早速結論からお伝えします。
結論として、HUION NOTEは紙の書き心地を絶対に譲れないが、管理はデジタルで完結させたいと考える、全ビジネスパーソンの救世主になれる可能性を秘めた商品だと感じました。
というのも結局手書きに勝るものなし、というか手書きだからこその強みって多いと思うんですよね。
「メモの魔力」という本にもある通り、頭の整理をするためのメモはとても有意義なものだと思ってて。
なおさらビジネスシーンにおいても使える部分が多いんじゃないかなって感じています。

とはいえ、ここがイマイチ、とかこうだったらいいのに。がまだまだ感じられる商品でした。その辺にも触れていきますのでぜひ最後までお付き合いください。
HUION NOTEの主な魅力
| 魅力・ポイント | 詳細 |
| アナログな書き味 | 実際の紙とペンを使うため、筆圧や速さを忠実に再現。 紙は好きなものに置き換えることができるが、ペンは専用のものを使う必要あり。 |
| リアルタイム同期 | 書いた瞬間からデータ化され、専用アプリ(Huion Note)に保存。 メモ帳を開かなくてもスマホからすぐに確認可能。 |
| 多機能デジタル出力 | PDF/JPGなど多様な形式で出力できる。 手書きをデータ出しすることはほとんどないのであまり使用しない |
| 2in1機能 | ノート部分を取り外し、PCと接続すればペンタブレットとしても使用可能。 クリエイター向け機能。 |
HUION NOTEの真骨頂はメモで書いたものがアプリで見返すことができるところだと思います。アプリを開きながら使ってみると分かるのですが、書いた瞬間からアプリ内に反映されます。

アプリ内にメモとして保存されるデータですが、文字の色や太さや色を都度調整することができる機能があります。


重要な話やタスク部分は色を変更して、パッと見返した時に目が行くように工夫する使い方が私にはピッタリでした。
実際に使ってみてわかったこと・感じたこと
HUION NOTEを使用するたびにスマホでアプリを開かなくてはいけないのか、と思いましたがアプリを開かなくても後から同期することができました。
私の場合ですが、お客様との会話中にメモを取る機会が比較的多かったので、後からアプリに同期してくれる機能はありがたかったです。


一方で、同期したメモのデータですが、アプリ上で編集することはできることはできるのですが、輪投げで移動させたり、テキストや画像を追加したり、くらいなので正直メモとして求めているものではなかったです。文字の色を後から変更したり、書き込んだ文字をデジタルで読み取ってテキストとして吐き出してくれると神だったのにな、と感じました。
書いたメモ→テキスト化→AIで議事録作成。この流れができたら完璧じゃないですか。HUIONさんお願いします!

あ、好きなノートを使用できちゃう汎用性があるのは良かったポイント。サイズはA5サイズのものであれば大体の市販品で対応できます。同梱されている紙は品質が良すぎて私には合わず。筆圧が強いせいもあるかもしれませんが、引っ掛かりをすごく感じます。
※ちなみにですが、あまりに分厚いノートは反映されません。購入の際はご注意ください。
ただし、ペンは付属の専用ペンを使用しなければ、アプリ上に反映されませんので、そこはマイナスポイントに感じる方もいると思います。

私は少なくともそう感じました。なぜならペン自体はどうしても消耗品になりますので、メーカー側が販売終了すると2度と使用できないゴミになってしまいますので。。。
1. デザインとサイズ感:「持ち運び」に最適なA5ノートの安心感
本製品のデザインや付属品について見ていきます。






📏 持ち運びに便利なサイズ
HUION Noteは、最も一般的なA5サイズ(想定:約210mm x 148mm)に近いサイズ感で設計されています。厚みも一般的なノートカバー程度に収まっており、カバンに入れても邪魔にならない、会議やカフェに持っていくのに最適なサイズでした。

実測値でのサイズですが、約24cm×約17.5cm


厚みは付属のノートを含めると1.5cmくらい。

🖊️ 電池不要のスマートペン
付属の専用ペンは、HUIONの得意とするEMR(電磁誘導方式)技術が使われているため、充電や電池交換が不要です。これは、使いたい時に「電池切れで使えない!」というガジェットによくあるストレスから解放される、地味ですが非常に大きなメリットです。

直径はちょうど1cmくらい。


スタイラスペンと比べてもほとんど同じくらいの厚みですが、握り心地には多少慣れが必要でした。


本製品のパッケージ内に替え芯が同梱されています。インク芯とタブレット用芯です。
芯はペン先から引っこ抜くような交換方法でした。

専用のペンケースが付属していまして、ノートの外側に磁石で引っ付く設計になっていました。

ただこれには注意が必要で。
はっきり言いますが、全然磁力は強くないです!すぐに取れます!無くしたらHUION NOTEが使えなくなるので私はペンケースに入れて持ち歩いています。
絶対に改善したほうが良いですよ、HUIONさん。持ち運ぶためのノートなのに紛失しやすいのはやばいって。
2. アプリ連携と活用法:「書く」を超えた管理機能
と、デメリットもありますが、上述した通り本製品の魅力はメモするところにあると僕は思ってて。
専用アプリ「Huion Note」で実現できるデジタル管理機能こそ、HUION NOTEの真骨頂だと思うんですよね。
📝 書いたメモが即座に整理
Bluetoothでスマホやタブレットと接続することで、ノートに書いた文字やイラストが、アプリ上にそのまま表示されます。

- ペン/カラー変更機能: 紙の上では黒で書いていても、アプリ側で赤や青の色で反映させることができます。
- デジタル編集: 書いた内容を移動させたり、削除したり、デジタルデータとして扱うことができる
遅延がほとんどなく、アプリ上に反映されるのは板タブを使ってるような感覚にもなります。ただ画面を見ながらだとめっちゃ字が下手になります笑
普通にノートを見ながらメモを取るが王道でしたね。
💾 ペンタブレットとしても使える「2in1」
あと、HUION NOTEにはもう一つの機能がありますが私は使いませんでしたので、他の方のご紹介を参考にされてください。
ノート部分を外して本体とPCをUSBで接続すれば、なんとプロ仕様のペンタブレットとしても利用可能です。HUIONらしいこの機能は、イラストレーターやデザイナーなど、クリエイティブな仕事をする人にとって、外出時の「サブペンタブ」としても活躍する大きな付加価値になるのかな、と思いました。
PCでは専用のアプリをインストールする必要があるようです。
というか、これ使うんだったらHUIONの液タブ使った方がいいんじゃないですかね。
4. 📝 場面別!HUION Noteが真価を発揮する3つのシーン
HUION Noteが普通のノートやタブレットよりも優れているのは、「アナログな書き込み」と「デジタルな整理・共有」のギャップを埋めることができるからです。
ここでは、特にHUION Noteが役立つ具体的な使用シーンを3つご紹介します。
① 会議・商談の「スピードメモ」と即時共有
デジタルデバイスが並ぶ会議室でも、紙のノートとペンを使うことで、「考える時間」を短縮し、相手の話に集中できます。

- アナログのメリットを活かす: PCでタイピングするよりも速く、図や矢印、囲みなどの複雑なメモを自由に書き込めます。
- デジタルのメリットを活かす: 会議終了後、書いたメモをすぐにPDF化してチームのチャットツールに共有できます。「メモをスキャンする手間」がゼロになるため、情報共有のスピードが格段に上がります。
やはり手を動かして(書くことで)メモを取ることで、相手との会話に集中することができるのが肝です。PCでのメモは何故か覚えられない、そんな人もいるはず。
メモをPDF化する機能があるので、上述したように、会議で取ったメモをPDFデータとして参加者に共有する使い方もできると思いますが、会議中に取るメモって絶望的に人に伝わりづらいじゃないですか。。。
なので、あまり実用性があるようには感じませんでした。
PDFデータを自分のPCに送って、PC内で清書した上で議事録を共有する、みたいな使い方が現実的でした。
② クリエイティブな「アイデア出し・ブレインストーミング」
デザイナーや企画職の方など、自由に発想を広げたいとき、紙とペンの自由度は必須です。
- 発想を止めない: ノート上に思いつくままにマインドマップを描いたり、スケッチしたり、自由にアイデアを広げることができます。
- デジタルで再利用: 紙に描いたラフスケッチをそのままデジタルデータ化。
僕がHUION NOTEを手にして「何に使えるか」を考えた時に一番に思いついたのがこれ。
頭に浮かんだことを書き留めておくことで整理ができます。見返しながら、頭の整理がデジタルに行えるのはとても魅力的だなと。
③ 学生の「講義ノート」と試験対策
実は学生さんにも使えるのでは?とも思ってます。
講義や授業のノート作成にも、そのハイブリッドな特性が役立ちそうです。
- 完璧な記録: 先生が板書した図やグラフを素早く書き写しつつ、すべてをデジタルで自動保存。
- 復習効率アップ: デジタル化したノートはキーワード検索が可能。過去の講義内容を手書き文字で検索できるため、試験前に必要な情報に瞬時にアクセスできます。タブレット禁止の教室でもアナログノートとして使える点も大きな強みです。
3. 購入前に知っておきたい「使用開始の壁」
というわけで中々面白いHUION NOTEですが、海外製品であるために、初期段階で少し戸惑いました。
⚠️ 初期設定は慎重に!英語マニュアルの壁
Amazonのレビューなどでも指摘があるように、付属の説明書が英語表記メインで分かりにくい場合があります。
難しいことはなかったのですが、特にBluetooth接続やアプリでの初期設定のペアリング手順は、図解を見ながら慎重に行う必要があります。もしつまずいたら、公式のサポートページや日本のユーザーによるセットアップ動画を探すのが近道です。
⚠️ アプリの多機能ゆえの操作慣れ
アプリ自体は多機能で強力ですが、チュートリアルも英語が多く分かりにくいです。これって何のボタン?みたいに最初はどこに何があるか戸惑うかもしれません。
- 線の太さや色の変更
- PDF形式でのエクスポート設定
これらも別に難しいわけではないのですが、HUION NOTEを使いこなすには、少しの慣れが必要です。まずはシンプルな「書く→保存する」を試してみて、徐々に高度な機能に挑戦していくのがおすすめかな、と思いました。
まとめ:これからの進化に期待。メモが大事なことに変わりはない。

HUION Noteは、「紙に書く」という快適さを現代のデジタルワークフローにスムーズに組み込んでくれる、非常に賢いノートです。
手書きメモをデジタルに保存していくことで、あなたの手書きメモはもう二度と迷子になることはありません。
アナログな思考プロセスを大切にしながら、デジタルの高い管理能力を手に入れたいビジネスパーソンに、心からおすすめできる一品かな、と感じました!
一方で、時代はAIがベーシックになっています。書き込んだメモがテキストとして読み込んでくれればそれはそれは世界が変わることでしょう!!ここばかりはもう一つ、二つ進化してもらわないといけないので、今後に期待することにします。
今回はここまで。それではまた!